はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Airbnbと競合するか? 分散型ホームシェアサービス誕生

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BSC基盤のプラットフォーム

コミュニティが運営する分散型のホームシェアリング用プラットフォーム「Dtravel」がローンチされた。

バイナンスのパートナー企業「Travala.com」や、Airbnbやエクスペディアの元幹部らがプラットフォームの構築を実現した。中央管理者が不在で、宿泊場所を貸したいホストと、借りたいゲストが直接やりとりして予約などを行い、Dtravelはトラストレスな自律分散型組織(DAO)として機能する。

自律分散型組織(DAO)とは

「DAO」は「Decentralized Autonomous Organization」の略。中央管理者が存在せず、自律的に機能する組織を指す。

▶️仮想通貨用語集

関連米ワイオミング州、自律分散型組織(DAO)の法人化法案が成立

Dtravelのローンチは、Travala.comも16日に発表。Dtravelを「Travala.comがサポートする、Airbnbのライバルとなるプラットフォーム」だと紹介した。

Travala.comは、世界最大級のオンライン旅行代理店Booking.comと戦略的パートナーシップ契約した仮想通貨決済を導入する宿泊予約サービス。ビジョンは、ブロックチェーンを基盤にした世界最大の旅行代理店を作ることにある。これまで、グローバルな規模で事業を行うために、Airbnbとの提携も試みたが実現せず、自社の目的達成にも寄与できる分散型のホームシェアリングネットワークを作ることに乗り出したという。

Dtravelの特徴

中央管理者のいないDtravelは、他のプラットフォームと比較して、50%以上手数料が安いことが大きな特徴。短期から長期まで、宿泊したい人とさせたい人が利用するプラットフォームになる。従来の決済手段に加え、ビットコイン(BTC)などで暗号資産(仮想通貨)決済ができることも特徴だ。

Dtravelは、仲介者不在で運用するために、バイナンスの独自ブロックチェーン「Binance Smart Chain(BSC)」上に構築された。

関連バイナンスアプリでホテルの予約が可能に、BNBやビットコイン決済利用で

一方で、プラットフォームはローンチされたものの、ガバナンスなどに利用される仮想通貨「TRVL」は、まだ利用できない。近いうちにBSCと、BSCと互換性のあるイーサリアムのネットワーク上で発行し、本格運用につなげていくという。

また、Travala.comの独自仮想通貨「AVA」の保有者には、TRVLがエアドップ(無料配布)される予定で、詳細を数週間で発表すると説明。AVAは、Dtravelの予約時に支払い手段として利用することが推奨されている。

Dtravelの公式ツイッターアカウントが紹介するメディアCryptoslateによると、Travala.comの共同創設者Juan Otero氏は、以下のようにコメントを寄せた。

 

Dtravelは、永遠にコミュティのニーズに応えていくプラットフォームだ。

 

旅行に関する権限を取り戻したいと考える次世代のホストやゲストに最適で、利用も簡単。それに加え、安全に利用することもできる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧