はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

大手仮想通貨サービス企業Amber Group、シリーズBで110億円を調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Amber Group、1億ドルを調達

金融機関・投資家向けに暗号資産(仮想通貨)のOTC取引やデリバティブなどサービスを提供するAmber Groupは、シリーズB資金調達ラウンドで1億ドル(111億円)を調達したと発表した。

また、今回のシリーズBラウンドでの評価額は10億ドル(1,100億円)となり、2019年に行い2,800万ドルを調達したシリーズAから評価額は10倍に増加したとしている。

暗号資産 (あんごうしさん)

暗号資産とは、日本政府が法律で定めた仮想通貨の別称のこと。

▶️仮想通貨用語集

シリーズBには、China Renaissance、Tiger Brokers、Tiger Global Management、Arena Holdings、Tru Arrow Partners、Sky9 Capital、DCM Ventures、Gobi Partnersが参加している。

また、過去からの投資家であるPantera Capital、Coinbase Ventures、Blockchain.comもシリーズBラウンドに参加。

Amber GroupのCEO兼共同創業者、Michael Wu氏は次のようにコメントした。

戦略投資家からの新たな資本によって、Amberグループはグローバル事業を拡大し、世界の暗号資産(仮想通貨)投資家や企業のためにソリューションを開発し顧客の需要に応えていく。

BitMEXのリーダーボードにランクイン

Amber Groupは2017年に設立され、機関や個人投資家向けに様々なサービスを提供してきた。サービスはアルゴリズムトレーディングやマーケットメイカー、HFT(高頻度取引)、OTC取引、貸付、デリバティブなど様々におよび、香港や台北、ソウルなどのアジア拠点のほか、北米のバンクーバーにも拠点を持っているという。

サービスを提供するだけでなく自社部門で取引を行っており、BTCやETHの価格を基にした同社の運用資産額は現在、約15億ドル(約1,650億円)にまで拡大している。CEOのWu氏によると、主要スポット・デリバティブ取引所における取引量の2~3%を同社が占めているという。

実際、デリバティブ取引所BitMEXのリーダーボードでは、収益においてAmber Groupがトップ25(21位)にランクインしていることがBitMEX上で確認可能で、その収益額は約1,144XBT(XBTはBTCの別の単位)となっている。

このほか、2020年の第3四半期にはモバイルアプリの提供も開始した。このアプリはユーザーの投資をサポートするツールになっている。

既にアプリの登録者は10万人を超えており、先月には新たに暗号資産のスワップ機能やレンディング機能も追加された。CEOのWu氏は今後について「私たちはプロダクトを革新し続け、グローバルなユーザー基盤に才能あふれるチームで応えていく」としている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
21:00
ビットコインウォレットのおすすめは?種類・選び方・アドレス作成手順まで解説
ビットコインウォレットの種類や違い、安全な選び方を徹底解説。ハードウェア・ソフトウェアの比較からアドレス作成、セキュリティ対策まで初心者にもわかりやすく紹介します。
17:19
米ビットコイン現物ETF、過去2番目の規模の純流出 リスクオフが加速
11月13日、ビットコイン現物ETFは8.7億ドル(約1,340億円)の純流出を記録し、過去2番目の規模に。イーサリアムETFも3日連続で流出。FRB当局者の慎重発言を受け、仮想通貨と米国株が同時に下落。専門家は健全な調整との見方も。
16:46
Aptos Labs CBOが語る日本戦略|独占インタビュー
Aptos Labs CBO Solomon Tesfaye氏独占インタビュー。日本の大手金融機関との協議、ステーブルコインUSD1の展開、グローバル戦略を語る。
16:32
ビットコインのみ投資へ 欧州初のルクセンブルク国家ファンドがETF経由で1%配分
ルクセンブルク財務相が、国家ファンドFSILが他の仮想通貨ではなくビットコインのみに1%配分したことを明言。欧州初の国家レベルでのビットコイン投資となる。
15:06
ヴィタリック、分散化の原則を強化する「トラストレス宣言」を発表 中央集権化に警鐘
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏らが「トラストレス宣言」を発表。検証可能性や検閲耐性など6つの核心要件を定義し、利便性優先による中央集権化リスクに警鐘を鳴らした。トラストレスこそがイーサリアムの本質であり、信頼できる中立性を達成する唯一の方法だと強調している。
15:06
JPYC、米サークル社オンチェーンFX網のパートナー通貨に採択
JPYCが米CircleのオンチェーンFX網「StableFX」で日本円パートナーに採択。USDCとの即時交換に対応し、国際送金・決済インフラで円建てステーブルコインの役割が拡大する見通し。
13:35
日本円ステーブルコインJPYC、発行額2億円突破
JPYC株式会社は、日本円建ステーブルコイン「JPYC」の累計発行額が2億円を突破したと発表。正式発行から約18日間での達成。保有者数は約3.1万人に達し、JPYC EXの口座開設数も6,000件に到達した。
11:57
「ビットコイン、株高に反応鈍く下落時は増幅」Wintermuteが非対称性を指摘
Wintermuteの最新レポートによると、ビットコインはナスダック指数と0.8の高相関を維持するも、株高局面で反応が鈍く下落時のみ敏感に連動。この負のスキューは2022年以来最高水準で、通常は市場底値圏で見られるパターン。資金の株式市場シフトと流動性低下が背景に。
11:49
大手銀BNYメロン、ステーブルコイン準備金のためのMMFを立ち上げ
大手銀BNYメロンがステーブルコイン発行者向けのマネー・マーケット・ファンド「BSRXX」立ち上げを発表。ジーニアス法対応の準備金ファンドとなる。
11:04
21シェアーズ、仮想通貨指数ETF2本を米国上場 投資会社法適用は米国初
21シェアーズが投資会社法(1940年法)準拠の仮想通貨インデックスETF2本を米国で上場。TTOPとTXBCは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど主要デジタル資産への分散投資を提供。機関投資家向け「ゴールドスタンダード」のETF構造を採用。
10:33
ビットコインが今月3度目の10万ドル割れ、フラッシュクラッシュ後の資金戻り鈍化
ビットコインは今月3度目となる10万ドル割れを記録し、低調な値動きが続いた。背景には、FRBが利下げに慎重な姿勢を示していることに加え、東証などを運営する日本取引所グループ(JPX)が仮想通貨トレジャリー企業に対して規制を示唆する報道が流れ、市場心理を冷え込ませたことが挙げられる。
09:54
グレースケールのIPO登録書類が公開 トランプ政権下で上場申請続く
仮想通貨資産運用企業グレースケールは、IPO登録届出書を米SECに提出。市場が構築されれば株式のトークン化も検討していく意向を示した。
09:32
米国でXRP現物ETF上場、初日取引高は90億円を記録
カナリー・キャピタルの仮想通貨XRP現物ETFが米国で上場。初日取引高90億円を記録した。2025年に上場したETF中でトップの数字となった。政府機関再開でさらなる承認も期待される。
09:18
チェコの中銀、試験的にビットコインを購入
チェコの中央銀行は、歴史上初めてデジタル資産を購入したと発表。購入したのは仮想通貨ビットコインで、他にも米ドルステーブルコインとトークン化預金も保有すると説明している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧