はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Huobi Global、中国居住者の仮想通貨デリバティブ取引を禁止

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Huobiの中国での対策

中華系大手仮想通貨取引所Huobi Globalは利用規約を更新し、デリバティブ取引の利用禁止対象国(居住者国)リストに中国を追加した。

禁止の対象となるサービスはデリバティブ取引に限定される。中国在住のトレーダーはHuobiへアクセスすることで、現物取引を行うことは依然として可能だ。

Huobiが禁止の方針とした背景には、中国政府が仮想通貨取引に対する取り締まりを強化しているという背景がある。中国政府は5月21日、国務院金融安定発展委員会の方針として、ビットコイン(仮想通貨)マイニングおよび取引の取り締まり強化を打ち出しており、仮想通貨のマーケット価格に大きな影響を与えている。

現地の事業者側は対応に追われており、国内のビットコイン関連マイニング事業者は事業継続が経たれ、取引関連でもサービス対象を制限する動きが出ている。今回対応に動いたHuobiは、5月末の政府発表後、中国の新規ユーザーによるデリバティブ取引を停止。レバレッジ(取引倍率)を125倍から5倍までに引き下げる対応を行ってきたが、これを今回既存ユーザーまで拡大した。

関連ビットコイン市場に影響を及ぼす中国の仮想通貨規制、直近の動向まとめ

Huobi Globalのデリバティブ取引の禁止対象国には、中国以外にも、規制が厳しいもしくはライセンスを有している日本や米国、カナダなども含まれている。

BTCCが取引事業撤退

また、取引所の事業撤退例も出ている。中国最古の取引所で、元中国3大取引所のBTCC(BTCChina)が、ビットコイン取引事業から撤退したことがわかった。SCMPが報じた。

BTCCは2011年に立ち上げられた中国最初のビットコイン取引所だが、2017年の中国政府の仮想通貨禁止政策を受け、香港経由で取引サービスを提供してきたが、事業を完全に撤退するという。元3大取引所(OKcoin、Huobi、BTCC)の中では、グローバルの取引量もかなり乏しい状況にあったが、中国からの取引が減ることを見越した事業撤退となった可能性がある。

報道によると、今後は取引事業を引き上げ、ブロックチェーン関連事業に完全移行し、事業を継続すると説明している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 木曜日
16:50
「社会のジレンマを突破する」日本初のステーブルコイン発行ライセンス取得、JPYC岡部典孝氏が語る|独占インタビュー
JPYC株式会社が日本初の日本円建てステーブルコイン発行ライセンスを金融庁から取得。代表の岡部典孝氏が語る100万円制限の実態、3年後10兆円の発行目標、プログラマブルマネーがもたらす金融革命とは。
13:40
ウォーレン米議員ら、トランプ政権の仮想通貨特命官に対する倫理調査を開始
エリザベス・ウォーレン米上院議員ら8名の民主党議員が、トランプ政権のAI・仮想通貨特別顧問デービッド・サックス氏の特別政府職員としての任期制限超過疑惑について倫理調査を開始した。130日の上限を超過している可能性を指摘し、詳細な勤務日数報告を要求している。
13:35
米SECが承認、BTCやXRP投資のマルチ仮想通貨投資信託のETF転換
米SECがグレースケールのマルチ仮想通貨ETPを承認し、ビットコインやイーサリアムなど5銘柄への一般投資家アクセス投資が可能になった。新たな包括的上場基準も同時に導入されている。
13:02
ポリマーケットでの裁定取引で年間60億円の利益発生か 研究者ら分析
分散型予測市場ポリマーケットでミスプライシングを利用した裁定取引により年間60億円の利益が発生しているとの論文が発表された。研究者による分析を解説する。
12:04
FRB利下げ決定も仮想通貨の市場反応は限定的、BNB前週比9.2%高で1000ドルの大台迫る
FOMCでは米FRBが0.25%利下げを決定したが、暗号資産(仮想通貨)への影響は限定的だった。主要アルトコインでは、BNBが前週比9.2%高の1,000ドル目前に。背景としては、バイナンスの規制環境の進展の兆しとMegadropなどの需要が挙げられる。パウエル議長は年内2回の追加利下げを予想するも慎重姿勢を維持。
11:03
業界の行方を決める「天王山」に臨む──ビットバンク廣末氏が描く未来戦略
ビットバンク廣末紀之CEOが語る、預かり資産1兆円規模への成長と今後の展望。金商法への移行と分離課税実現に向けた2025年後半は業界の「天王山」。
11:00
ビットコイン・トレジャリー企業の勢い減速か、4社に1社が純資産割れで取引=K33報告
K33リサーチなどが報告したところによると、ビットコイン・トレジャリー企業の4分の1が純資産価値を下回る時価総額で取引されており、業界の統合が進む可能性が指摘された。
10:02
ヴィタリック、イーサリアムの開発計画をプレゼン
ヴィタリック・ブテリン氏は、仮想通貨イーサリアムの開発計画についてプレゼンを行った。大阪で開催されているイーサリアムのカンファレンスEDCONに登壇した。
09:40
フォワード・インダストリーズ、最大5900億円規模の資金調達でソラナ戦略を推進
米上場企業フォワード・インダストリーズが最大40億ドル規模のATM増資で仮想通貨ソラナトレジャリー戦略を推進する。DeFi Development Corpもソラナ買い増しを発表した。
08:45
トランプ・ジュニア出資のサムザップ、750万ドージコインを初購入
米ナスダック上場のサムザップメディアが750万ドージコインを200万ドルで公開市場から初回取得したと発表した。
07:20
米SEC、仮想通貨ETF上場手続きを大幅簡素化へ
米証券取引委員会が、ナスダック、Cboe BZX、NYSEアルカの3大取引所による包括的上場基準を承認。今後、仮想通貨を含むコモディティベース株式の上場プロセスが大幅に簡素化される見通しである。
07:10
SBI新生銀行、トークン化預金「DCJPY」の導入を検討へ
SBI新生銀行は、円建てトークン化預金DCJPYの導入を検討すると発表。JPモルガンらが参加するプラットフォームを活用し、トークン化預金での多様な外貨の取り扱いも検討する。
06:50
仮想通貨取引所Bullish、NY州からビットライセンス取得 米国展開へ
機関投資家向け仮想通貨取引所ブリッシュが17日にニューヨーク州金融サービス局からビットライセンスと送金業ライセンスを取得したと発表した。
06:25
マネーグラム、ステーブルコイン送金サービス開始 
国際送金大手のマネーグラムが9月17日にクロスミントと提携しステーブルコインを活用した新たな送金サービスを南米コロンビアで開始すると発表した。
06:02
カルシ、予測市場エコシステムハブ開始 ソラナとベースと提携
予測市場プラットフォーム大手Kalshiが17日、ソラナとベースとの提携によるエコシステム支援ネットワーク「カルシエコ」の開始を発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧