はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

コインベース、ドイツで仮想通貨カストディの認可を取得 CEOが仮想通貨の新規上場について語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨カストディの認可を取得

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースのドイツ部門(Coinbase Germany)は、ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)からカストディ事業の認可を取得したことが分かった。

BaFinは28日付けで発表。BaFinが仮想通貨のカストディ事業に対する認可を出すのは今回が初めてだという。

BaFin

BaFinとは、日本の金融庁に相当するドイツの監督組織。2002年4月に金融サービス監督法(FinDAG)が施行されたのに伴い、同年5に設立された。

▶️仮想通貨用語集

BaFinは2020年3月、ビットコイン(BTC)を初めとする仮想通貨を「金融商品」とみなす新たなガイドラインを公開。その際、カストディ企業に対するライセンス制度を導入した。

関連独金融庁、仮想通貨を「金融商品」と正式認定

ライセンス制度の導入後、BaFinは仮想通貨のカストディ事業に対応するため、専門分野や部署をまたいだチームを編成。そして今回、初めてコインベースにカストディ事業の認可を付与した。

BaFinは事業のライセンスを付与する一方で、今年3月には、仮想通貨は投資リスクがあり、投機性が非常に高いと個人投資家に警告。この警告は、コインベースにカストディ事業のライセンスを付与した今回の発表でも改めて指摘している。

関連ドイツ規制当局:個人投資家に向け仮想通貨の投資リスクを警告

コインベースは今回の発表について、Coinbase Germanyで近いうちにサービスをローカライズし、より多くのプロダクトをドイツの顧客に提供していく方針を明かした。

仮想通貨の新規上場について

コインベースのBrian Armstrong最高経営責任者(CEO)は29日、同社の目標は、法律で認められている範囲で、全ての仮想通貨を取引所に上場させることだと説明した。

自由な市場の価値を信じており、顧客が仮想通貨の経済圏に対する選択権を持つべきだと主張。今後は各銘柄に対する評価やレビューを提供する計画があるとも述べている。

評価やレビューの提供を計画する理由についてArmstrong氏は、顧客が今よりも情報に基づいた判断ができるようになり、コミュニティが自身の見方を共有しやすくなると説明した。

コインベースは最近、新規銘柄を上場するペースが上がっている。特に今月はその傾向が強く、最近では24日、コインベースProにProBarnBridge(BOND)、Livepeer(LPT)、Quant(QNT)を上場することを発表した。

関連米コインベース、仮想通貨3銘柄を新規上場

アルトコインはマーケットを拡大するために、知名度や流動性が重要視される。そのために市場が意識するのが、大手取引所への上場だ。特に市場規模が大きなコインベースには注目が集まる。

今まではコインベースに上場されるだけでなく、上場予定だと発表されただけでも、その仮想通貨の価格が急騰する現象が見られてきた。コインベース上場に関する発表で価格が上昇する現象は「コインベース効果(Coinbase Effect)」と呼ばれている。

公式ウェブサイトによると、コインベースが現在サービスに対応している仮想通貨は65銘柄だ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/25 火曜日
17:47
ギャラクシー・デジタル、ポリマーケットとカルシで流動性提供を検討=ブルームバーグ
仮想通貨投資大手ギャラクシー・デジタルが予測市場プラットフォームのポリマーケットとカルシでマーケットメイカーとして流動性提供を検討。既に小規模実験を開始しており、機関投資家の参入で市場の成熟が加速する可能性。
17:39
ビットコイン急落の背景は ETF・DAT・ステーブルコインの3大需要が逆転=NYDIGレポート
NYDIGは最新レポートでビットコイン急落の本質を明らかにした。ETF資金流出、DAT企業のプレミアム崩壊、ステーブルコイン供給減少という3大需要源の反転により、強気サイクルを支えた自己強化型ループが破綻したことが大きく影響している。
17:34
ソラナとXRPのETFが好調 資金フローの明暗が鮮明に
ビットコイン・イーサリアムETFが週次で大幅流出する一方、ソラナとXRPの現物ETFは資金流入を維持。20日連続流入のSOLや週次トップのXRPなど、資金フローの明暗を比較する。
17:05
CMEグループ、仮想通貨先物・オプション取引高が過去最高を更新
CMEグループが11月21日に暗号資産先物・オプション取引で過去最高の79万4,903件を記録。年初来の平均取引高は前年比132%増となり、機関投資家の参入拡大と市場成熟を示す。
15:38
SEC、Fuseエナジートークンを証券非該当と判断 実用型トークンに新たな道筋
SECが英Fuse Energyの実用型トークンを証券非該当と判断し、ノーアクションレターを発行。DePIN分野の規制明確化が進む中、市場規模は190億ドル(約2.9兆円)に達し、前年比270%の急成長を記録。
13:54
「プレミアムで取引されるデジタル資産トレジャリー企業は少数に」ビットワイズ見解
ビットワイズCIOがビットコインなどを保有するDAT企業の今後を分析した。プレミアムを維持できるのは一部のみで、多くはディスカウント価格で取引されると予想している。
12:13
中国、ビットコインマイニング世界3位に復活か シェアの14%を占める=ロイター
ロイター通信によると、中国のビットコインマイニングシェアが2021年の全面禁止後に約14%まで回復し、世界第3位に返り咲いた。新疆や四川で余剰電力を活用した地下採掘活動が活発化。
12:01
JPモルガン、仮想通貨企業CEOの口座閉鎖か 「チョークポイント2.0」と波紋を呼ぶ
ビットコイン決済アプリStrikeのCEOがJPモルガンの口座を閉鎖されたと訴えている。仮想通貨業界への銀行サービス拒否が続いている可能性が浮上し波紋を呼んでいる。
11:44
グレイスケール、XRP・ドージコインETFを上場開始 管理手数料は初期免除
グレイスケールがXRP・ドージコイン現物ETFを11月24日にNYSE Arcaで上場開始。管理手数料0.35%、初回3カ月間または10億ドル到達まで無料。米国初の純粋なドージコイン現物ETFとして、キャナリー・キャピタル、ビットワイズに続く市場参入。アルトコインETF市場が急拡大中。
11:35
米ビットコイン現物ETF、4週連続で資金が純流出
米上場の仮想通貨ビットコインの現物ETFは、先週の資金フローが約1,914億円の純流出だった。これで週次としては4週間連続で純流出となったが、ポジティブな見方も上がっている。
06:50
金融庁、仮想通貨交換業者の責任準備金積立を義務化へ
金融庁は仮想通貨交換業者に対し、不正流出などの事案に備えて責任準備金の積み立てを義務付けることがわかった。金商法適用の議論が進む中、投資家保護を強化する。
11/24 月曜日
17:50
ブラックロック、ビットコイン投資の本質は「デジタルゴールド」 機関投資家が重視する“真の価値”とは?
世界最大の資産運用会社ブラックロックのデジタル資産部門責任者が、機関投資家がビットコインに投資する理由を解説した。「デジタルゴールド」としての価値保存機能が重視される一方、決済手段としての利用は依然投機的との見方を示した。
11:47
ソラナのインフレ率を下げる改善提案 今後6年で2,230万SOLの発行量削減見込む
仮想通貨ソラナのコミュニティがインフレ減少率を引き上げる改善提案を公開した。目標インフレ率への到達が6年から3年に短縮する見込みだ。
10:25
「仮想通貨市場の弱体化、背景にマーケットメーカーの機能不全」トム・リーが指摘
ビットマイン会長が仮想通貨市場の下落が続いている要因を分析した。10月10日の清算イベントがマーケットメーカーを機能不全にしていると見解を示している。
11/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ヴィタリック紹介のイーサリアム新ツールやXRPのステーキング導入案など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧