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テザー社、米司法省から嫌疑を受けているとの報道を批判=公式声明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

テザー社、ブルームバーグの報道を批判

テザー社は26日に公式声明を発表、米司法省がテザー社を銀行詐欺の疑いで調査しているというブルームバーグの報道を批判した。声明はブルームバーグが報道した内容を受けたものだ。

ブルームバーグは26日、関係筋の情報として、米司法省がテザー社の幹部について、過去に取引が暗号資産(仮想通貨)に関わるものであることを銀行に隠していた可能性を調査していると報道している。

報道によると、直近数ヶ月、連邦警察当局はテザー社の関係者に、捜査対象になっていることを警告する手紙を送付したという。内容としては、起訴するかどうかの決定がまもなく行われる可能性があることを示唆するものだった。

数年前の段階では、今よりも多くの銀行が、サイバー攻撃やテロ資金調達と仮想通貨を結び付けて、仮想通貨取引所の口座開設を渋る状況があった。

時価総額でも上位に位置するステーブルコインのテザー(USDT)はこの状況への解決策ともなっていたとテザー社は説明。取引所がテザーを導入することで、ユーザーはビットコイン(BTC)の価格変動にさらされることなく残高を保持しておけるようになり、取引所から取引所への資金移動もテザーで瞬時に行えたとした。

ステーブルコイン

価格が常に安定している(stable)仮想通貨を指す。BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルなどに裏付けられその価値を保つことが目的。

▶️仮想通貨用語集

しかしテザー社自身は、資金の保管や顧客との取引を処理する銀行を必要とするため、今回の疑いは、そうした数年前の状況に関わるものだ。

ブルームバーグの報道では、当局がどのような点について問題視しているのか詳細には明かされていない。2月にテザー社と和解した米ニューヨーク司法当局(NYAG)は、「2017年時点で、テザーを裏付ける資金は、その顧問弁護士の管理下にある口座に保持されていた」と主張しており、当局からの嫌疑はこれに関わる可能性もある。

テザー社の公式声明

テザー社はブルームバーグの報道があった同日に、これに応答する声明を発表。ブルームバーグの記事は、過去の申し立てを持ち出して同社の評判を落とそうとするものだと一蹴した。

ブルームバーグは「読者の興味を引こうとして、匿名の情報源と何年も前の古い申し立て」から記事を作成したと非難。さらに、テザー社は次のように続けた。

テザー社は、当局への協力、透明性、説明責任への取り組みの一環として、米司法省を含む法執行機関と定期的に対話を行っている。

我々は、米国および世界中の業界と、政府当局の間の協力関係を促進する業界リーダーの一つであることに誇りを持っている。

また、通常通り事業を行っているとも説明した。

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