Web3.0プロジェクトのインキュベーションプログラムを開催
Web3.0のプロジェクトに特化したインキュベーションプログラムを日本で開催すると、Fracton Venturesが新たに発表した。国内仮想通貨(暗号資産)取引所ビットバンクがプログラムを支援している。
プログラムへの応募は8月23日まで受け付けられており、参加したプロジェクト等は、最終的に21年12月末に予定されているDEMODAYにて発表を行う。
「Fracton Incubation 2021 powered by bitbank」では「DAY1から世界へ」をキーワードに、グローバル志向でdAppsなどを開発するプロジェクトを対象としている。
採択されたアントレプレナー、イノベイターに対してはメンター制度やFracton Venturesの持つグローバルなネットワークを提供する予定だという。
Yudai Suzuki(鈴木雄大)氏らが代表を務めるFracton Venturesは、「日本ではグローバル志向で開発をしているチームやプロジェクトは極稀」だとプレスリリースで語った。
当社ではこの点において、日本のWeb3.0エコシステムを拡大していく為に、アントレプレナーコミュニティを構築する必要があると考え、本プログラムの企画を決意致しました。
メンターとしては、Kyber NetworkのTaisuke Horitsugi氏や、Astar Network(Plasm)のSota Watanabe(渡辺創太)氏、ミスビットコインとして知られるMai Fujimoto(藤本真衣)氏などが参加する。
また、海外からはDapper LabsからBenny Giang氏がメンターとして参加することが決定している。
プログラムへの参加者は専用のNFT(FINE NFT)が配布されることも発表された。
これによって、企業などとの重要な話し合いの場(オンラインコミュニケーションルーム)では、NFTによって参加資格を都度確認することで、セキュリティを維持するという。