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分散型オラクルのChainlink、Google Cloudの天気データを利用可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

天気データを利用した保険や予測市場など

仮想通貨の分散型オラクルプロジェクトChainlinkで、Google Cloud(グーグルクラウド)の提供する天気データが利用可能になったことが明らかになった。

データを利用し、天気をもとにした予測市場や、農業向けの保険などをDeFi(分散型金融)で提供出来るようになる見込みだ。Google CloudとChainlinkは2019年に提携を開始している。

Chainlinkはスマートコントラクトで必要となる様々な現実世界のデータを供給する、オラクルのサービスを手掛けるプロジェクト。

オラクル

オラクルとは、ブロックチェーン上のスマートコントラクトにオフチェーン(外部)のデータを提供するサービス。

▶️仮想通貨用語集

世界9,000か所の天気情報を利用可能に

Google Cloudでは、米国立海洋大気庁(NOAA)のデータを「Global Surface Summary of the Day(GSOD)」データベースとして提供している。

デモンストレーションなどを示したブログの中で、グーグルの開発者、Allen Day氏は次のように語った。

スマートコントラクトに基づいた合意形成によって、保険者と被保険者は現実世界の状況を正確に反映したデータに基づいた請求の履行の保証を得る。これによって、今までにない透明性や信頼性、そしてパーミッションレスなアクセスが作物(農業)保険にもたらされる。

天気データは世界中の9,000以上の観測所から収集されており、気温、風速、降水量など様々なデータを利用することが出来るという。

Chainlinkとの連携により、この天気データをChainlinkを介してイーサリアムネットワークなどで利用することが可能になった。ブログでは実際に、ノルウェーのベルゲンで特定の期間に雹が降ったかを求めた例などが紹介されている。

また、スマートコントラクトを用いた分散型の仕組みの利点として「支払いの遅延や主観の介入など従来の保険決済に影響を及ぼすような欠点・非効率性が無い」ことが挙げられている。

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