はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

NFT活用のブロックチェーンゲーム、Jリーグとライセンス契約──LINE Blockchain採用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Jリーグの公式ライセンスゲーム

株式会社​​OneSportsは12日、アクセルマーク株式会社と共同開発している新作ブロックチェーンゲームにおいて、株式会社Jリーグとライセンス契約を締結したことを発表した。

今回のライセンス契約は、ブロックチェーンゲームがプロスポーツリーグのライセンスを使用するのは国内で初の事例。また、本作品はLINE Blockchain上で提供予定であり、NFT(非代替性トークン)技術も活用されている。

LINE Blockchain

LINE Blockchainとは、「LINE」を運営するLINE株式会社の先導するブロックチェーン。独自トークンであるLINK(LN)が、ネットワーク上でのユーザーの活動によって分配される。

▶️仮想通貨用語集

LINE Blockchainを採用

OneSportsは、今回の発表に際し、以下のように説明している。

今回の株式会社Jリーグとのライセンス契約締結により、プロスポーツリーグライセンスを使用する国内初のブロックチェーンゲームとなります。

本作は、2021明治安田生命J1リーグおよびJ2リーグ所属の全42クラブ800名以上の選手が実名実写で登場し、ユーザーはクラブのオーナー兼監督となり、自分自身のクラブを作り上げリーグの頂点を目指すシミュレーションゲームです。多数のオンラインゲーム同様に基本無料ですぐにプレイすることが可能です。

本作では、ゲーム内で育成した選手のカードをNFT化しユーザー間で売買することができ、ユーザーは「実際のスポーツシーンのような体験」をすることができるという。ゲームタイトルなどの情報は明かされていないが、詳しい情報は追って知らせるとしている。

提供するプラットフォームとしてLINE Blockchainプラットフォームを選んだ理由については、「(LINEアプリが)国内8,900万人の利用者に親しまれている」こと、「安心して取引ができる環境が整備されている」点を挙げ、これまで暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンに馴染みのない人を含めた多くの人々の利用を見込んだものであると説明した。

同社は今後の展望について、開発中の同作品の他スポーツへの展開や、国内にとどまらずグローバルでの展開を視野に入れていると明かした。また、スポーツゲームやブロックチェーンに関する知見を活かし、ゲームに限らず、スポーツ団体・選手、サポーターにとって有益なサービスを企画開発していくという。

OneSportsは、ソフトウェア開発企業オルトプラスの傘下のソーシャルゲーム開発・運営企業。スポーツの分野に特化して事業を展開しており、「モバプロ」「モバサカ」シリーズをはじめとする数々のスポーツゲームを国内外で提供してきた。

人気博す『Sorare』

ブロックチェーンを活用したスポーツゲームで有名なのが『Sorare』だ。同作品は、ユーザーはクラブ公式のサッカー選手のデジタルカードを取引することができ、現実のサッカーの試合の戦績がゲームのスコアに反映される点を特徴としている。

ゲーム内で成績上位にランクインすると、イーサリアム(ETH)やレアカードなどの賞品を受け取ることが可能。世界中のサッカーファンとゲームファンの間で人気の作品で、『Sorare』のカード販売量は、世界140か国で月間7,000万ドル(約80億円)を突破している。

3日にコインチェックが提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」において取り扱いを開始。さらに、17日より、ネイマール選手や長友佑都選手スター選手49名のNFTをコインチェックで限定販売することが決まっている。

関連:Coincheck NFT、ファンタジーフットボールゲーム「Sorare」取り扱いへ

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/27 火曜日
17:50
【ビットコイン・ドージコイン他】月1万円で今いくら?|ドルコスト平均法の実績シミュレーション
過去に仮想通貨を買い始めていたら今いくらになっているのか、積立投資の利益をシミュレーション。ビットコイン、イーサリアム、XRP、ソラナ、ドージコインの利益を算出しました。
15:30
ブラックロック「BUIDL」ファンド徹底解説|29億ドル突破の仕組みとメリット
ブラックロックのトークン化ファンドBUIDLが29億ドル突破。米国債裏付けデジタル資産の仕組み、投資方法、パートナー企業、市場シェア40%の成長要因を徹底解説。2025年注目のRWA投資戦略とリスクまで解説。
13:45
ビットコイン金融『Avalon』に戦略投資、YZiラボ主導
YZi Labsがビットコイン基盤のオンチェーン資本市場を構築するAvalon Labsに投資。同社のBTC担保ステーブルコインUSDaはDeFiLlama第2位のCDPプロジェクト。
13:15
コインベースに集団訴訟、顧客データ漏洩に伴う株価下落で「重大な損失」
米暗号資産取引所大手コインベースが、2024年12月発生のデータ漏洩事件の開示遅延により集団訴訟に直面している。これはインドで発生した従業員による不正行為に由来し、米司法省も調査に乗り出している。
12:26
アルトコインは売り優勢、ヴァンス米副大統領講演のビットコインカンファレンスに市場の関心
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン10.8万ドル台で高値維持。今週ラスベガス「ビットコイン2025」で現職副大統領として初めてヴァンス氏が講演する。機関投資家の仮想通貨ETF流入は週間33億ドルの最高記録を達成し、JPモルガンのETF解禁発表とともに市場の関心を集めている。
11:30
イーサリアムがキャッシュレス社会のリスクに対応可能=ヴィタリック
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、危機の際にETHがデジタル決済システムの代替となる可能性を提示した。北欧のキャッシュレス社会見直しを受けている。
10:50
ビットコイン暗号化への影響は? グーグル研究で暗号解読に必要な量子ビット数が激減
グーグルの量子コンピューター研究で、RSA暗号の解読に必要な量子ビット数が従来の20分の1の100万個未満で可能と判明。仮想通貨ビットコインの楕円曲線暗号も同様の影響を受ける可能性浮上。
10:15
テキサス州ビットコイン準備金法案、上下院協議委員会で最終調整へ
テキサス州議会で仮想通貨ビットコイン準備金設立法案SB21の上下院協議委員会が設置。先週下院可決後、修正案調整のため両院メンバーが協議中。
09:53
SBI VCトレード、モナコインやエンジンコインの取扱廃止を発表
SBI VCトレードは仮想通貨モナコインを含む3銘柄(ENJ・MONA・FCR)の取扱を2025年6月25日メンテ終了後に廃止する。対象銘柄の出庫は7月23日まで可能。
09:44
「ビットコイン2025」開催 米副大統領やメタプラネット社長も出席、ビットコイン法など議題に
米国ラスベガスで開催される「ビットコイン2025」にヴァンス副大統領ら政府幹部が出席。ルミス議員のビットコイン法案も議題となり業界注目のカンファレンスだ。
09:15
ビットコイン現物ETF、週次出来高が年初来最大規模に
米国の仮想通貨ビットコインの現物ETFにおける先週の出来高は250億ドル。この週はビットコインが最高値を更新しており、週次出来高としては年初来最大規模となった。
08:15
The Blockchain Group、ビットコイン保有戦略強化へ 100億円超社債発行で
欧州初のビットコイントレジャリー企業The Blockchain Groupが約90億円の転換社債発行を完了。新たに590BTC取得予定で、保有総額は1437BTCに拡大する見通し。
07:50
「ビットコインは容易に裕福になれる手段」金持ち父さん著者キヨサキ
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は、仮想通貨ビットコインは容易に裕福になれる手段であるとXに投稿。0.01BTCの保有だけでも2年後に非常に裕福になれる可能性があると主張した。
07:15
ドバイ、XRP基盤の不動産トークン化で160億ドル市場を目指す
ドバイ土地局が中東初の不動産トークン化プラットフォーム「Prypco Mint」をXRPレジャー上で開始。最低2000ディルハムから投資可能、2033年に160億ドル市場目指す。
06:30
ビットコイン急落で短期トレーダー苦戦、長期保有者は保有量拡大=アナリスト
ビットコイン11万1000ドル割れで大規模ロング清算発生、1.8億ドル相当が強制決済。一方で長期保有者の実現時価総額280億ドル突破、押し目買いで保有量増加。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧