はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ディエムのウォレット「Novi」、米国のほぼ全州で認可を取得

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨ウォレットNoviの開発

仮想通貨ディエム(旧:リブラ)の共同創設者David Marcus氏は18日、ディエムのウォレット「Novi」をローンチする準備が順調に進んでいると明かした。

ディエムの正式なローンチ時期については現時点でも明確になっていないが、Noviについては、「米国のほとんど全ての州でライセンスを取得した」と説明。一方で、正式なライセンスを取得できていない地域ではローンチしないとし、規制遵守を最優先する考えを改めて強調している。

ディエムは米フェイスブックが開発を主導するステーブルコイン。2019年6月に「リブラ」の名称でホワイトペーパーが発表した時は、複数の法定通貨などに裏付けされたステーブルコインを計画していたが、金融システムへの影響等を懸念した政府や規制機関から懸念の声が相次ぎ、現在は米ドルのみに担保されたステーブルコインを発行する方針へ変更している。

関連ディエム財団、米国でステーブルコイン発行する計画に変更

ステーブルコインとは

価格が安定している(stable)仮想通貨を指す。大きく分類すると3つに分けられ、価値を法定通貨で担保したもの、他の仮想通貨で担保したもの、無担保でアルゴリズムによって価値が調整されるものがある。

▶️仮想通貨用語集

ディエムのウォレットとして利用されるNoviは、以前は「Calibra」という名称だったが、2020年5月にリブランディングした。Noviという名称は、ラテン語で「新しい」を意味する「novus」と、「経由」を意味する「via」という2つの単語をもとにしている。新たな送金手段として、仮想通貨の利用の流れを表現しているという。

関連「Calibra」から「Novi」へ リブラ専用ウォレットがリブランディング

Marcus氏は今回、「Noviを市場にローンチする準備はできている」と説明しており、ライセンスの取得が進んでいることから、高水準のコンプライアンスを遵守し、規制に準拠したウォレットであると強調。ライセンスを取得できない地域ではNoviは提供しないとしており、規制機関や政策立案者らとしっかり関わっていくとした。

また、ライセンスを取得してから提供を開始する意向から、最初は限定された国でNoviをローンチしていくことになるだろうとしている。

CoinPostの提携メディアThe Blockによれば、Noviは他のステーブルコインも利用できないか可能性を探っているという。

関連仮想通貨リブラ(ディエム)とは|初心者でもわかる特徴を解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/30 火曜日
07:20
ソラナ、ネットワーク高速化のアップグレードを提案
Jump Cryptoで仮想通貨ソラナのファイアダンサーの開発を担当するチームは、ソラナブロックチェーンの速度をさらに速める提案を行なった。提案の背景や内容を説明している。
06:50
米マサチューセッツ州、ビットコイン準備金法案の公聴会を来週開催
マサチューセッツ州議会が10月7日にビットコイン戦略準備金法案の公聴会を開催すると現地メディアが報じた。アンチ仮想通貨の民主党が優勢な州議会で仮想通貨準備金法案が審議される初事例となる。
06:12
米SECがXRPやDOGEなどの仮想通貨ETF申請撤回を要請、包括基準で個別申請が不要に
米証券取引委員会が仮想通貨ETF発行体に19b-4申請の撤回を要請したと報じられた。包括的上場基準の承認により個別申請が不要となり、今週中にも撤回が始まる見通しだ。
05:50
BNBを長期保有資産に選定、カザフが初の仮想通貨準備基金を設立 
カザフスタン政府が初の仮想通貨準備基金「アレム・クリプト・ファンド」を設立したと発表した。デジタル資産への長期投資を目的とし、バイナンスと提携して最初の投資としてBNBを取得。
05:35
ビットマインが1470億円相当のイーサリアム買い増し、保有額1.5兆円に
米上場ビットマインが9月29日にイーサリアム保有量が265万ETHを超えたと発表した。保有する仮想通貨と現金の総額は116億ドルに達し、供給量の2%超を保有している。
09/29 月曜日
18:10
イオレ、SLASH VISIONと提携 レンディングと決済サービスの連携強化へ
イオレはSLASH VISIONと提携し、仮想通貨レンディングや決済サービスの連携を強化。ウォレット基盤を活用し利便性と収益機会を拡大する。
15:04
UXLINK、トークン全面スワップなどセキュリティ被害の緊急対策と補償計画実施へ
UXLINKハッキング事件が発生し、マルチシグウォレットの脆弱性により約30億円が不正流出した。攻撃者による偽造トークン大量鋳造でUXLINK価格が暴落するなどの影響が生じたが、被害者救済と補償計画のため、新コントラクトへの全面移行、1:1トークンスワップ、被害者補償計画などを実施する。
14:05
米政府閉鎖リスクによる仮想通貨市場の影響は? 規制や法整備遅延の懸念も
米国の政府閉鎖リスクが高まり、28日にビットコインは5.7%、イーサリアムは10%下落した。また、規制当局の審査機能停止によりETF承認など、仮想通貨規制の遅延が懸念されている。
14:00
投資ファンドSIGなど出資 クオンタムソリューションズがイーサリアム財務戦略を打ち出す
東証上場のクオンタムソリューションズが日本企業初のイーサリアム財務戦略を発表。米大手SIG、ARK、IAMから大規模資金調達。潜在株式は最大4,400万株に。
12:09
「ハイパーリキッドは初期のソラナを彷彿とさせる」アーク・インベストのキャシー・ウッドが強い関心
資産運用会社アーク・インベストのキャシー・ウッドCEOが、ハイパーリキッド(HYPE)への高い関心示した。また、「仮想通貨ビッグ3」を挙げ、ゴールドの上昇についても意見した。
12:00
XRPの買い方・将来性、リップル社との関係を初心者向けに徹底解説
暗号資産(仮想通貨)XRPの特徴から買い方、将来性、リップル社の最新動向や取引所の選び方も紹介します。ドナルド・トランプ次期米大統領の思惑やSECゲンスラー委員長交代による規制環境の変化、価格への影響を分析。
12:00
ソラナ(SOL)のおすすめ取引所|将来性・買い方・リスクも総まとめ
トランプ新政権で今後のソラナ(SOL)の価格分析。買い方やおすすめ取引所、投資の注意点を初心者にもわかりやすく解説します。
09:55
中国の大手資産運用会社「チャイナAMC香港」、イーサリアム上MMFの総資産額750億円規模に
中国最大級の資産運用会社チャイナAMCが運用するイーサリアム上トークン化MMFが750億円規模に達している。一方で中国当局はRWA製品について監視強化していると伝えられる。
09/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH年末1万ドル予想やマルチ資産ETFがXRPやSOLに投資拡大など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
今週のビットコインは反落推移、FRB慎重姿勢で利下げ観測後退|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン相場は上昇から一転反落し1650万円台で推移。クジラのETH売却や利下げ観測後退が影響。CME先物の窓埋め後も失速し、9月安値に接近。米政府閉鎖リスクがBTCに与える影響をビットバンクのアナリストが分析。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧