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米SECがDeFi(分散型金融)を規制対象とする可能性 ゲンスラー委員長が言及 ウォール・ストリート・ジャーナル報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DeFiもSECの規制対象か

米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長は、『ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)』のインタビューで、DeFi(分散型金融)にはSECの監督下に置かれる可能性のあるプロジェクトがあるとの見解を示した。

分散型であると主張されていても、中央集権的だと感じる側面もあると主張。P2P形式の取引や貸付のサービスを提供するプロジェクトには、SECの規制対象になり得るものもあると語った。ゲンスラー氏は最近、仮想通貨業界で法整備の優先順位の高いものの1つとしてDeFiを挙げている。

DeFiとは

ブロックチェーンを活用し、中央管理者不在の状態で行われる金融サービス、またはそのシステムを指す。DeFiで行われる金融サービスには、ステーブルコインの発行や通貨の貸出、仮想通貨取引所などがある。

▶️仮想通貨用語集

ゲンスラー氏は今月、国家安全保障に関するシンポジウムや米議員への書簡の中で、仮想通貨領域で法整備の優先順位が高いのは、取引、貸付、DeFiであると主張。WSJでの発言は、これまでの主張と関連する内容だ。

関連:「米SECの仮想通貨取引所規制、更なる権限必要」ゲンスラー委員長、議員からの質問状に回答

今回のインタビューでゲンスラー氏は、「分散型であると主張していても、参加者に価値のあるデジタルトークンを報酬として付与したり、同様のインセンティブを与えているプロジェクトは規制対象になり得る」と説明。そして、DeFiについて以下のように話している。

 

オープンソースのようなソフトウェアを作るだけでなく、ガバナンスに参加したり、手数料を得たりしている中心的なグループがいるプロジェクトがある。

 

そこには、プロジェクトを推進したり、支援したりする中心的な役割を担う人々に対し、インセンティブが働く構造が存在している。

その上で、「DeFi」という名称は少し間違っているように感じるとし、中央集権的であると感じる側面もあると指摘。DeFiには、SECの監督下に置かれる企業と同様の機能を持つプロジェクトがあると語った。

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