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独ユーレックス、ビットコインETNの先物取引を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BTCetcの先物取引開始

ドイツの大手デリバティブ電子取引市場ユーレックスは、暗号資産(仮想通貨)ビットコインETN(指標連動証券)に連動する先物の取引を正式に開始したと発表した。

ETNとは

ETN(指標連動証券)は、ETF(上場投資信託)と並ぶETP(上場投資商品)の一つ。価格や株価指数等の指標に連動する金融商品で、一般的には発行体がその信用力をもとに特定の指標に連動することを保証する債券であるため、裏付け資産を必要としない。しかし、ビットコインETNの場合は現物BTCを裏付け資産とする。

▶️仮想通貨用語集

ユーレックスが取り扱う予定を発表したのは8月下旬で、9月13日より取引が始まるとした。

関連ビットコインETNの先物が上場へ、独ユーレックス

上場したETN先物が連動する商品は、ロンドンの仮想通貨デリバティブ関連企業ETCグループが提供する『BTCetc Bitcoin Exchange Traded Crypto』という上場投資商品で、BTCetcは現物ビットコインに100%裏付けられている。

また、先物はユーロ建てで取引され、BTCetcで決済される仕組みとなっている。ユーレックスは今回の発表で、「この先物市場は、欧州で初めて規制されたビットコイン(BTC)のデリバティブ市場となる」と説明している。

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