はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

OpenOcean、スマートコントラクトプラットフォームのFantomを統合

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Fantomブロックチェーンに新規対応

DEXアグリゲーターのOpenOceanは10月5日、レイヤー1ブロックチェーンを開発するFantomとの統合を発表。OpenOceanは今回、Fantomと提携した最初のDEXおよびCEXアグリゲーターとなった。

OpenOceanはアグリゲーション・プロトコルとして、主要DEX(分散型取引所)およびCEX(中央集権型取引所)の流動性を一ヶ所に集約し、最良のレートを低スリッページかつ低い手数料でユーザーに提供している。

イーサリアム、バイナンススマートチェーン、ソラナ、Avalancheなどの9つの主要なパブリックチェーンに続き、今回のFantom統合でSushiSwap、Curve、SpookySwap、SpiritSwapなどがOpenOceanのエコシステムに加わった形となる。

関連:アグリゲーターOpenOcean、Avalancheにも対応

関連:OpenOceanがSolanaをサポート開始、高速かつ低コストな取引体験を提供

DEX(分散型取引所)とは

分散型取引所とは、中央管理者がいない取引所を指す。

仮想通貨用語集

OpenOcean新バージョン

CoinPostがOpenOcean担当者に質問を送ったところ、OpenOceanはアップグレード版となる「Atlantic」のローンチも今年の10月中旬に控えているとの回答を得た。

アルゴリズムとプロトコルがアップグレードで改良され、より低いガス料金およびスリッページ、最大リターンの提示など、複数のパラメータに基づいた、より最適化された取引が可能になるという。

OpenOceanの共同設立者Cindy Wu氏は、Fantom統合についてこのようにコメントしている。

Fantom上では、スケーラブル・ブロックチェーンプラットフォームとして、すでに人気の高いDEXが誕生しています。そのため、OpenOceanとFantomを統合することは、必要なステップでした。

私たちをここまで引っ張ってくれたコミュニティに感謝し、さらに多くのトレードオプションを最良の価格で提供することを楽しみにしています。

    

Fantomについて

Fantom財団が開発するプロジェクトであるFantomは2019年12月、イーサリアムの対抗馬として登場したレイヤー1プラットフォームだ。オープンソースのスマートコントラクトを活用することで、包括的かつモジュール化された分散型アプリが開発できるよう設計されている。

Fantomでは安価かつ高速処理で取引ができることが売りであり、「分散性、セキュリティ、スケーラビリティ」のトリレンマを、そのいずれをも犠牲にすることなく解決していると主張している。

Fantom上ではパーミッションレスのコンセンサスプロトコル「aBFT」を採用しており、Cosmos SDKやEVM(Ethereum Virtual Machine:イーサリアム仮想マシン)と完全に互換性があることから、開発者はFantom上でスマートコントラクトを利用でき、既存のイーサリアムのdAppsを簡単にFantomへ移植することも可能だ。

関連:FantomとCelo、数百億円規模のDeFiインセンティブを開始

EVMとは

EVM(イーサリアム仮想マシン)とは、イーサリアムのスマートコントラクトのコントラクトコードを実行するための「翻訳機」として機能するもの。

仮想通貨用語集

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/30 水曜日
14:45
エルサルバドル経済相が明言、IMF融資条項にもかかわらずビットコイン購入を継続
エルサルバドルのハイエム経済相がIMFとの14億ドル融資契約によるビットコイン購入制限要請にもかかわらず、政府が購入を継続しており6162BTCのビットコインを保有していると発表。
14:40
トランプ大統領就任100日で米国仮想通貨政策が大転換、公約実現と新たな課題
トランプ大統領就任から100日で仮想通貨支援を掲げた公約が着実に実行され、米国の仮想通貨政策は大きく転換した。ビットコイン準備金創設やSEC方針転換など業界に追い風が吹く一方、関税政策や利益相反懸念など新たな課題も浮上している。
14:30
ビットコイン採掘の持続可能エネルギー利用率が50%超え、イーロン・マスク氏のBTC購入再開条件を満たしたか
ケンブリッジ大学の最新調査によると、ビットコインマイニングの持続可能エネルギー利用率が52.4%に達した。テスラが示したBTC決済再開の基準を超えた可能性がある。
14:00
ビットコインが年内21万ドル到達の可能性、プレスト責任者が『デジタルゴールド』としての価値を強調
プレストのピーター・チャン氏が年内のビットコイン21万ドル予測を維持。危機時に金と同様の安全資産として機能する二面性を指摘。ARK Investmentは2030年までに最大150万ドルの強気予測を強調。
12:30
Ginco、東京都カーボンクレジットマーケットにNFT技術を提供
株式会社Gincoが東京都カーボンクレジットマーケットの運営会社e-dashにブロックチェーン技術を提供。スマートコントラクト開発やNFT化による信頼性向上を通じ、2030年CO2排出量半減に向けた取引プラットフォームを支援。
11:45
メタプラネット、ビットコイン・マガジンのCEOをアドバイザーに迎え、BTC戦略を強化
ビットコイン・マガジン親会社CEOのデイビッド・ベイリー氏がメタプラネットのストラテジック・ボード・オブ・アドバイザーズに就任。10年以上の業界リーダーシップと実績を活かし、同社のビットコイントレジャリー事業の加速を支援してゆく。
11:15
通貨秩序崩壊の先は? 著名投資家ダリオ氏が描く世界経済の未来とビットコインの役割
著名投資家のレイ・ダリオ氏が『もう手遅れだ』と題した投稿で米国中心の世界経済秩序崩壊を警告。過去のビットコイン支持発言と合わせ、従来の金融システムからの脱却傾向に注目が集まる。
10:35
ブラックロックのビットコインETF、28日の純流入額が史上2番目の規模に
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETFは28日、2024年1月の取引開始以降2番目の規模の資金が純流入。純流入額は約1,380億円だった。
10:05
ビットコイン推進派のポワリエーヴル氏が敗北、カナダ総選挙で
カナダ下院総選挙で自由党のカーニー氏が勝利し首相として続投することになった。過去にビットコインなど仮想通貨に懐疑的な姿勢を示していた人物であり、今後の方針が注目される。
08:20
「トランプ大統領がBTC準備金に取り組むのは関税問題解決と停戦の後」米商務長官
米商務長官はビットコイン・マガジンの独自取材に応じ、ビットコイン準備金などの仮想通貨政策の見通しについて話した。トランプ大統領は現在、貿易政策と停戦に集中していると説明している。
07:45
クジラ投資家が70億円相当のイーサリアムを蓄積、ETF資金流入も継続
仮想通貨分析サイトLookonchainによると、カンバーランドが70億円相当のイーサリアムを取引所から引き出し蓄積を開始。一方でギャラクシー・デジタルは60億円相当を売却。現物ETFへの資金流入も継続する中、機関投資家の動向に注目が集まる。
07:26
トランプメディア企業TMTG、独自の仮想通貨とデジタルウォレット導入を計画
トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループが株主書簡で仮想通貨戦略を発表。Truthデジタルウォレット内のユーティリティトークン導入とTruth.Fiブランドを通じたETF展開を計画。
06:30
ビットコイン相場の注目材料 米財務省のBTC準備金評価と機関投資家の動き──K33分析
仮想通貨ビットコイン価格は先週9%上昇。K33レポートは直近の値動き関連材料として米国財務省のSBR評価期限と機関投資家の動向に注目。
06:02
イーサリアム、45%下落で『長期投資チャンス』到来か? フィデリティ分析
フィデリティの最新レポートによると、仮想通貨イーサリアムが2025年第1四半期に45%下落しテクニカル指標が悪化する一方、価格評価は「過小評価」ゾーンに入り長期投資機会を示唆。Pectraアップグレードの影響などが今後の焦点に。
05:30
米SECがXRPとドージコインETF判断を延期、第4四半期まで決定先送りの可能性浮上
米SECが仮想通貨XRPとドージコインに連動する現物ETF審査を6月中旬まで延期。専門家は年内第4四半期までさらなる延期を予想する中、ナスダックが新たに21SharesのドージコインETF上場許可を申請した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧