WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

法規制などリーガル分野に特化したイベント「BlockchainEXE Legal」参加レポート

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

法規制などリーガル分野に特化したイベントが開催される
オープンイノベーションを加速させることを目的とする日本発のブロックチェーンTechコミュニティBlockchain EXEが主催し、法規制などリーガル分野に特化したイベントが開催され、金融法務のスペシャリストである片岡義広氏や、弁護士などの専門家などが登壇しました。

ブロックチェーンの社会実装と法規制

5月22日(火)に株式会社Speeeイベントスペースにて開催された「-Blockchain EXE Legal #1- ブロックチェーンの社会実装と法規制」にCoinPost編集部も参加しました。

Blockcahin EXEとは、運営団体サイトによると「オープンイノベーションを加速させるために民間、個人、大学が連携していくことを目的とする日本発のブロックチェーンTechコミュニティ」であり(運営団体サイト)、初心者向け、テック向けなど様々な層にあわせたイベントを開催している他、サンフランシスコなど海外でも開催実績があるようです。

今回は、事業・サービスを実装する際の法規制・法的問題に重きを置いた内容となっており、まさしく様々なレギュレーションに関する話を聞く事ができ、何が問題となっているかについて非常に勉強になったイベントでした。

イベントの一部に焦点をあてて紹介致します。

片岡義広氏による講演

撮影:CoinPost編集部

最初の講演は、片岡総合法律事務所所長である片岡義広弁護士による「ブロックチェーンを用いて事業を行う際の法規制・法的問題点の概要」について。

同氏は、金融法委員会の委員を務めている他、様々な政府省庁の研究会の委員の経験があり、まさに金融法務の世界では知らない方はいないといった方で、ここでは書ききれないくらいの多くの経歴をお持ちです。

講演の中でも注目度が高かったのは、ICOに関する法規制の略図です。

片岡氏が配布された資料を参考に、CoinPost編集部で以下の図を作成しました。

(*同氏の資料では、以下の図はあくまでアバウトなものとしています)

作成:CoinPost編集部

ICOに関して、どの点がどの規制に引っかかるのかについて、この図を用いて理解を深める事ができました。今後もICO規制について現状の国内の論点を考えるには上記の図を用いながら考えると理解しやすいかもしれません。

パネルディスカッション

撮影:CoinPost編集部

また、今回の登壇者である片岡弁護士、西村洋一氏(コンプス情報技術研究社代表取締役)、三枝充氏(早稲田リーガルコモンズ法律事務所 / パートナー弁護士)の三名のほか、高松志直氏(片岡総合法律事務所 / パートナー弁護士)、石井敦氏(クーガーCEO)を加え、モデレーターを河﨑健一郎氏(株式会社ケンタウロスワークスCEO / 弁護士)が務め、「ブロックチェーンの社会実装と法規制」という題目でパネルディスカッションが行われました。

「仮想通貨の権利者は誰か。取引の相手型は、どのような点に注意すれば仮想通貨の受け取りを安心して行えるのか」

という問いや、

「トークンを用いてインセンティブ設計したビジネススキームを構築したい。日本国内でこれを適法に行うためには、どのような点に注意する必要があるか」

などについて、白熱した議論が交わされました。

まとめ

今回のイベントはレギュレーションに関して様々な観点から学ぶ事ができました。

筆者自身も様々なイベントやカンファレンスに参加していますが、参加者のレベルにあわせて登壇者も話さなければならないことから、イベントに参加しても物足りないなと感じる場面も多くあります。

しかし、Blockchain EXEのように専門家が集うイベントは、むしろ自分の不勉さを感じられるぐらいに専門的観点からブロックチェーン、仮想通貨について学ぶことができます。

Blockchain EXEでは、テック系やリーガル系など様々なジャンルのイベントを行なっているそうなので、知的好奇心を満たしたい方はぜひイベントに参加してみてはいかがでしょうか。

また、この場を借りて、今回参加させていただきましたBlockchainの運営、登壇者のみなさまに御礼申し上げます。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:20
アップル、悪用疑いのiOS脆弱性を修正 専門家はウォレット窃取を示唆
アップルがiOS 26.7.1を公開し、特定個人を狙う高度な攻撃に悪用された可能性があるCoreGraphicsの脆弱性を修正した。SlowMistのCISOは仮想通貨ウォレット窃取に使われたゼロデイの可能性を指摘したが、アップルは詳細を明らかにしておらず、関連は確認されていない。
14:00
米上院小委員会、イランの影の銀行におけるUSDTの使用を分析
米上院の常設調査小委員会は、仮想通貨とイランのシャドーバンキングネットワークに関するレポートを公開。USDTがシャドーバンキングネットワークで多く使われていたり、テザー社の対応に問題があったりしたことを指摘している。
13:25
金融庁、貿易決済へのステーブルコイン活用実証を支援決定
金融庁は29日、トレードワルツやNTTデータ、みずほ銀行など6社による貿易決済でのステーブルコイン活用実証を、「決済高度化プロジェクト」の支援案件に採択したと発表した。
13:10
「Z世代は若年から投資始める傾向」仮想通貨人気の背景は格差拡大か=グレースケール
グレースケールは、Z世代の平均投資開始年齢が19歳と早く、長い投資期間が仮想通貨への配分余地を広げうると論じた。Z世代は予測市場への関心も高いと報告されている。
11:55
シティ、トークン化預金サービスを日本とUAEに拡大 米ドル24時間決済
米シティグループは29日、トークン化預金を用いた法人向け決済サービス「シティ・トークン・サービス」を日本とUAEへ拡大したと発表した。許可型ブロックチェーン上で24時間365日の資金移動を可能にし、展開先は計7市場となる。
11:45
チェーンリンクの新標準『CCIP2.0』始動、トークン化資産の移転を高速化
チェーンリンクは28日、相互運用プロトコルの大型アップグレード版「CCIP2.0」の稼働開始を発表した。検証機能の追加やコンプライアンス対応の強化により、機関投資家のトークン化資産移転を後押しする狙いだ。
11:00
コインベース、トークン化TCG市場に参入
コインベースは29日、実物のトレーディングカードをトークン化して扱う新サービスを近く提供すると発表した。保管か現物発送を選べる仕組みで、拡大するトークン化TCG市場への参入として投資家の関心を集めている。
10:15
アポロ、AIエージェントで銀行取り付け騒ぎに警鐘
米資産運用大手アポロのチーフエコノミストは、AIエージェントによる家計預金の自動移動が銀行の低コスト預金を減らし、金融システムに影響し得ると警鐘を鳴らした。投資家には預金流出リスクへの目配りが求められる。
09:42
ハッキング受けたビットゲット、出金を段階的に再開|セキュリティを強化
仮想通貨取引所ビットゲットが不正流出被害後、出金を段階的に再開している。攻撃経路の特定やセキュリティ強化策についても報告した。
08:25
Japan Smart Chainが改称、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換
AltX Research株式会社は「Japan Smart Chain」をMIZUHIKIに改称し、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換すると発表した。メインネットも公開し、複数自治体で給付金基盤のPOCが決定した。
08:10
シティとコインベース、決済事業で協業拡大
金融大手シティと仮想通貨取引所コインベースは、決済事業の協業拡大を発表。ステーブルコインと法定通貨の両替を自動化する機能を提供することなどを説明した。
08:05
Bybit、フランクリン発行のトークン化ファンドを機関担保資産に採用
バイビットとフランクリン・テンプルトンが戦略的提携を発表した。機関投資家はフランクリン発行のトークン化ファンド株式をBybitの取引担保資産として活用できるようになる。
06:55
デファイ・デベロップメント、ソラナ保有量254万に到達 6週で約10%増加
デファイ・デベロップメントは9月28日、仮想通貨ソラナ保有量が253万8010SOLに達したと発表した。8月12日の決算発表以降、6週間で約10%増加している。
06:40
老舗ブロックチェーンドットコム、IPOで5億ドル調達検討
仮想通貨大手ブロックチェーンドットコムが新規株式公開(IPO)を検討しており、5億ドルの調達を目指す。評価額は40億〜60億ドルとされ、ビットコイン相場の回復を背景に上場機運が再び高まった。
06:20
国税庁の新システム『KSK2』稼働、AI分析で仮想通貨の申告漏れ把握へ
国税庁の次世代システム『KSK2』が稼働を開始し、仮想通貨取引データもAI分析の対象に含まれやすくなった。投資家は年間取引報告書の管理と正確な申告が一段と重要になる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧