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ビットコイン下落後の投資家感情は?イーサリアムのバーン量は100万ETH目前に CoinPost週次データレポート Vol.36

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

11月の仮想通貨動向

11月第3週の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン(BTC)は続落で一時56,000ドル台を下回った。

出典:CoinMarketCap

時価総額2位のイーサリアム(ETH)は週末にかけてガス代の高騰が影響し、一時トランザクションの低下が目立っている。バーン数は97万ETHにまで増加しており、バーン総量は100万ETHまで目前に迫り、マーケットにおける需給のポイントとしても注目を集める。

出典:CoinMarketCap

仮想通貨分析企業Glassnodeによれば、9月以降からイーサリアムがデフレ化(新規発行量がバーン量を下回る)した日は15日あったという。

時価総額TOP20の騰落率

全体的に下落が目立った中でも週間下落幅が一桁に留まった時価総額上位銘柄は以下の通り。(21日時点:ステーブルコイン除く)

NBAチームのレイカーズなどの本拠地である旧ステープルズ・センターの命名権を獲得したCrypto.com(CRO)やアバランチが単独高を見せた。

  • クリプトドットコムコイン(CRO)+66.34%
  • アバランチ(AVAX)+34.80%
  • ソラナ(SOL)-3.00%
  • イーサリアム(ETH)-7.71%
  • ポルカドット(DOT)-9.47%

参照:CoinMarketCap

関連:2015〜2020年、仮想通貨「時価総額TOP20」の顔ぶれと変化

ビットコインのオンチェーン・データ

ビットコイン(BTC)関連の注目のオンチェーンデータは以下の通り。

ビットコインのアクティブアドレス

ブロックチェーン分析企業Santiment社によれば、ビットコイン・ネットワーク上のアクティブ・ユーザーは5月以降では2番目の高さ(1日で114万アドレス)に到達したという。

5月のピーク時の水準にはまだ到達していないものの、順調に回復しており、徐々に右肩上がりを続けていると分析した。

BTCのセンチメント

Santiment社のSNS分析によれば、ビットコインに関する投資家のセンチメントは10月上旬以来のマイナス領域に達したことが分かった。ビットコインは22日にかけ6万ドルを下回っていた。

センチメント分析とは

AI(人工知能)などの機械学習モデルを利用し、ツイッター上のデータから文字情報を「ポジティブ」と「ネガティブ」に分類し、点数化する分析手法。これまでの傾向では、価格上昇に伴い楽観系ツイートが増加し、下落に伴い悲観的な投稿が増加する傾向がある。

▶️仮想通貨用語集

Santiment社はSNS上のFUDが増加する中で相場が下落していることもあるため、一部のBTC投資家が損切りや利確に動いていることを表していると分析している。

FUDとは

Fear, Uncertainty & Doubt(恐怖、不安、疑念)の略。確証のない情報を拡散することで、大衆の認識に不信感を与える行為、またはその様な情報やヘッドラインを指す。

▶️仮想通貨用語集

SNS言及が低下

また、アルトコイン主導の相場も続く中、「ビットコイン(Bitcoin)」に関するSNS上のメンション自体も減少している傾向にあるとSantiment社は指摘。5ヶ月前の6月時点と比べるとビットコインのメンション数はおよそ半減水準となっている。(仮想通貨全体の30%から15%に)

強気トレンドは継続

相場の天井が意識される中、オンチェーンアナリストのMatthew Hyland氏は強気な上昇トレンドは継続していると指摘する。11月前半にビットコインやイーサリアムが過去最高値を更新したことがこれを裏付けていると述べ、4万ドル台をビットコインマーケットが死守する限りは動揺する必要はないとした。

イーサリアムのオンチェーン・データ

イーサリアム(ETH)関連の注目のオンチェーンデータは以下の通り。

ETH2.0 ステーキング額

ステーキング額:834万ETH(前週比+10万ETH)

CrytoQuant

関連:仮想通貨ステーキングとは|初心者でもわかる「報酬」の仕組み

バーン量

今週のバーン量は8万ETHで前週比では2万ETH減と、最近のペース(1週間辺り10万ETH)からやや落ちている。

(参照:Watchtheburn

バーン(焼却)とは

株式の「自社株買い」に近い形で仮想通貨の供給量を減らす仕組み。自社株買いをする企業は、発行している株式を自分たちのお金で買い戻す。買い戻されると市場に流通する株数が減少することで一株あたりの価値が向上し、株主に対してプラスの影響を与える。

需要と供給の影響により、トークンをバーンすることで、流通するETHの一枚あたりの価値が高まることになる。

▶️仮想通貨用語集

オンチェーンデータ分析企業Glassnodeは、1日辺りのバーン量は過去数ヶ月間で徐々に増加しており、現在は1日平均で10,000〜15,000ETHがバーンされていると指摘。このバーンシステムを導入したEIP-1559の影響で、イーサリアムの総流通量にも影響が及んでいるとした。

EIP-1559が実装されなかった場合と現在のETH流通量を比較すると、現在の流通量は0.8%低いとしている。

ETHクジラ

Santiment社によれば、取引所を除く上位10の大口イーサリアム保有者のアドレスのETH保有量が増加している。同クジラ群らのETH保有量に対する上位10の取引所アドレスの保有量の比率は「5.16:1」と過去最大に達しているという。

DeFi(分散型金融)

DeFiプラットフォームのTVLは21日時点で2,577億ドル(29.4兆円)だった。

出典:DeFi Llama

TVL(Total Value Locked)は、DeFiプロトコルへ預入れされた仮想通貨資産の総ロック額を指す。

クリプト指標

       
日程 指標

11/18~11/25

Polkadot パラチェーンオークション 3回目

11/25

CMS:XYMエアドロップ開始

前回の週次レポートはこちら:ビットコイン難度9連続プラス調整、古参勢のイーサリアム送金観測も

重要ファンダ情報などのクリプト指標カレンダーは、CoinPostアプリ(iOS)、TAOTAOアプリ(iOS/Android版)で好評配信中。

関連:クリプト指標導入「CoinPostアプリ」の使い方をトレーダー目線で解説|寄稿:Bit仙人

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