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イニエスタ選手の仮想通貨関連投稿、スペイン規制当局が注意喚起 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨のツイートに注意喚起

スペイン証券取引委員会(CNMV)は25日、同国出身の著名なサッカー選手、アンドレス・イニエスタ氏の暗号資産(仮想通貨)に関するツイートに注意を促した。

イニエスタ氏は24日、ツイッターで「バイナンスで仮想通貨を始める方法を学んでいる」とコメントし、バイナンスのウェブサイトが表示されているパソコンや、仮想通貨の価格が映っているスマートフォンの写真を投稿。その投稿に対してCNMVは、仮想通貨は規制されておらずリスクがあるため、しっかり理解してから投資するように指摘した。

現在はJリーグの「ヴィッセル神戸」に所属し、日本でプレーするイニエスタ氏のツイッターのフォロワー数は2,500万超。イニエスタ選手は同じ内容をインスタグラムでも投稿しており、そちらのアカウントのフォロワー数は3,800万超である。

イニエスタ選手は、ブロックチェーンを活用したソーシャルプラットフォーム「Olyseum」の創設にも関わった経験を持つ。なお、バイナンスとイニエスタ選手の関係については現時点では発表されていない。

スペインは今年、仮想通貨に対し監督を強化している。今年4月には、CNMVと同国中銀のスペイン銀行が、投資リスクに関する共同声明を発表したことが分かった。仮想通貨は金融システムを活性化し、近代化させる可能性があると一定の評価を与えながらも、極端な価格変動性や複雑さと透明性の欠如という特徴があり、複数のリスクを列挙している。

関連スペイン当局、仮想通貨の街頭広告規制を厳格化する可能性

今年7月には、スペインを拠点にする大手サンタンデール銀行のイギリス支社「Santander UK」が、顧客がバイナンスへ送金するサービスを停止している事例も確認された。

関連大手銀行サンタンデールUKもバイナンスへの送金サービスを停止

仮想通貨とスポーツ

一方で、スポーツと仮想通貨の関わりは最近急増している。今月には米メジャーリーグの「エンゼルス」で活躍する大谷翔平選手が、仮想通貨取引所FTXのアンバサダーに就任したことは日本でも大きな注目を集めた。

関連米大リーグの大谷選手、FTXのアンバサダーに

バイナンスは今年、世界の規制当局から厳しい目を向けられ、コンプライアンスの取り組みを強化。その一方で事業の拡充は継続している。

関連仮想通貨取引所バイナンス 各国政府の警告・金融機関のサービス停止事例まとめ

今月には、イタリアのプロサッカーリーグ「セリエA」のチームである「ラツィオ」のファン・トークンを取引所に上場。ラツィオのユニフォームにバイナンスのロゴがプリントされるなど、サッカー界との関わりも広げている。

FTXとは

「SBF」の通称で知られるサム・バンクマン・フリード氏が最高経営責任者を務める仮想通貨取引所。米国向けの取引所「FTX.US」を傘下に持つ。

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