はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

SBI、シンガポール最大手仮想通貨取引所Coinhakoに出資

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

シンガポール最大規模の仮想通貨取引所に出資

SBIホールディングス株式会社(以下、SBIH)は17日、子会社を通じてシンガポール最大規模の暗号資産(仮想通貨)取引所Coinhakoを運営するHoldbuild Pte. Ltdに出資したことを発表した。

今回の出資は、SBIHのシンガポールの子会社であるSBI VENTURES SINGAPORE PTE. LTD.及びSBIグループが運営する「SBI-Sygnum-Azimut Digital Asset Opportunity Fund」というファンドによる共同出資であるが、出資額は公表されていない。

「世界最大級のデジタルアセット取引所を目指す」

Coinhakoは、リテール向け仮想通貨取引において、シンガポール最大の取引高と顧客数を誇る取引所。

11月にはシンガポールの仮想通貨取引所として初めて、同国のの金融当局であるMonetary Authority of Singaporeよりデジタル通貨を取り扱うためのライセンスの承認を受領。今後、個人や機関投資家に向けた仮想通貨取引所運営のためのライセンスが付与される予定だという。

同取引所は今後、シンガポールを拠点としつつ東南アジア諸国への事業展開も予定しており、SBIグループは事業拡大をサポートしていく方針だ。

「SBI-Sygnum-Azimut Digital Asset Opportunity Fund」は、SBIグループのSBI Ven Capital Pte. Ltd.とSygnum Pte. Ltd.が共同運用するファンドであり、東南アジアとヨーロッパにて、主に金融市場インフラとDLT(分散型台帳技術)に関連するエンタープライズ・ソリューションに焦点を当てたベンチャー投資を行う予定であるとしている。

また、仮想通貨・ブロックチェーンメディア「あたらしい経済」の報道によれば、同ファンドにとって今回の出資が初の案件であり、同ファンドは最大7,500万米ドル(約84億円)資金調達する予定だ。

SBIHは、今回の発表に際し、以下のようにコメントを寄せている。

当社グループは、日本STO協会(JSTOA)の創設メンバーであり、子会社のSBI VCトレード株式会社が日本国内において暗号資産取引サービスを2018年から提供しております。

また、スイス証券取引所傘下のSIX Digital Exchangeともアジアでの合弁会社の立ち上げに合意しており、今後、今年の4月に設立した大阪デジタルエクスチェンジを通じて海外の取引所と相互接続を行うことで世界最大級のデジタルアセット取引所を目指してまいります。

SBIの仮想通貨関連動向

同社の100%子会社であるTaoTao株式会社とSBI VCトレード株式会社は1日、かねてより発表していた通りTaoTao株式会社を存続会社とする吸収合併を行った。

合併後もSBI VCトレード及びTAOTAOの両仮想通貨取引所サービスは継続していくこと、仮想通貨取引におけるフルラインナップサービスを提供していくことを明かした。

関連:SBIHD傘下の暗号資産交換業者、SBI VCトレードとTAOTAOが合併へ 

9月にはNFTマーケットプレイス「nanakusa」を運営するスマートアプリ社の株式を取得し、連結子会社化したことを発表。社名をSBI NFT株式会社に変更し、同月、アートの価値継承を支えるブロックチェーンインフラ「Startrail」を構築するスタートバーン株式会社との提携を発表するなどしている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:00
アルトコイン取引の増加傾向続く 仮想通貨OTCレポートが公開
Finery Marketsは、仮想通貨のOTC取引に関する2025年上半期のレポートを公開。ビットコインやイーサリアム、ステーブルコインの他にアルトコインの取引が増加傾向を継続していると指摘した。
10:35
「1兆ドル予測は楽観的すぎた」、 JPモルガン ステーブルコイン時価総額の2028年予測を下方修正=報道
JPモルガンはステーブルコイン市場の2028年予測を5000億ドルとし、他社の1-4兆ドル予測を否定。決済利用は6%に留まり、主用途は仮想通貨取引と指摘。
10:00
ビットコイン、クジラによる売却と機関投資家の需要が拮抗=報道
仮想通貨ビットコインの大口保有者が過去1年で50万BTCを売却する一方、機関投資家の需要増加により価格が膠着している。今後のビットコイン価格については様々な見解がみられる。
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。
07:45
米下院、7月14日の週を「仮想通貨週間」と指定 3つの主要法案を審議
米下院指導部が7月14日の週を「仮想通貨週間」に指定し、GENIUS法、CLARITY法、反CBDC監視国家法を審議すると発表。
07:25
IMF、パキスタンの仮想通貨採掘などへの補助金提供提案を却下
IMFは、パキスタン政府による仮想通貨マイニングなどのための電気代補助提案を却下。同国は、ビットコインのマイニングとAIのデータセンター向けに2,000MWの電力を割り当てる計画を発表している。
07:20
ビットコイン今後の価格、9.5万ドルまで下落の可能性も=アーサー・ヘイズ分析
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏は、8月のジャクソンホール会議まで市場が横ばいか軟調な展開を予想。TGA補充の影響でビットコインが9万~9.5万ドルまで下落する可能性があるという。
06:30
米国初のソラナ現物ETF、取引開始初日で出来高約48億円の好スタート
「REXオスプレイ・ソラナ・ステーキングETF」が7月3日に取引開始。米国初のステーキング機能付き仮想通貨現物ETFとして約100万ドルの運用資産で滑り出し。
06:10
米上場ナノ・ラボ、72億円で仮想通貨BNB追加購入
ナスダック上場のナノ・ラボが74,315BNBを約5000万ドルで購入。総額5億ドルの転換社債プログラム第1弾として、BNB流通量の5-10%保有を目指す。
05:50
上場企業の仮想通貨トレジャリー戦略に警鐘、F・テンプルトンが「負の連鎖」リスク指摘
フランクリン・テンプルトンのアナリストが流行する企業の仮想通貨トレジャリー戦略について分析。プレミアム維持の困難さと市場下落時の負の連鎖リスクに警告。
05:35
ルミス議員、仮想通貨税制改正法案を再提出 300ドル未満取引の免税など盛り込む
ルミス上院議員が仮想通貨税制改正法案を再提出。300ドル未満の小額取引免税、マイニング・ステーキング報酬の二重課税解消など包括的な改正を提案。
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧