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ドージコイン、ヴィタリック氏と協力しステーキング導入か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ドージコインの今後の計画

暗号資産(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)の開発等をサポートする「ドージコイン財団(Dogecoin Foundation)」は23日、今後の事業計画「Trailmap」を発表した。

ドージコイン財団にはアドバイザーとして、イーサリアム(ETH)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏も参加している。今回の発表では、ヴィタリック氏と協力してステーキングに関する提案を計画していることなど、8つのプロジェクトが紹介された。

ステーキングとは

一定量の仮想通貨を所定の期間預け入れることで報酬が得られる仕組みのこと。プルーフ・オブ・ステーク(PoS)系のコンセンサスアルゴリズムを採用している銘柄で行うことができる。

▶️仮想通貨用語集

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2014年設立のドージコイン財団は活動を一時停止していたが、今年8月に活動再開を発表。ドージコインのブロックチェーンの未来を推進することを目的とし、エコシステムやコミュニティをサポートしていくと説明していた。

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活動再開後はコミュニティの声も聞き、ドージコインがコーヒーの購入や家賃の支払いなどに利用されるようにして、実用性のある仮想通貨にしていくことを開発の柱にすると決定。この決定をもとに今後の計画を決めたという。

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内容がまだ明らかになっておらず名称だけの紹介になってしまうものもあるが、今回発表された計画は以下。

  • ウェブサイト「Dogecoin.com」の内容変更
  • プロダクト開発用のライブラリ「Libdogecoin」の提供
  • 「Dogecoin Standard」として仕様を提供
  • プラットフォーム導入サービス「GigaWallet」の提供
  • Dogecoin Keyring(アプリ/開発キット)
  • RadioDoge
  • Community Staking(PoS)
  • パートナーシップ:販売時点情報管理システム(L2アプリ)

上述したステーキングは7つ目の「Community Staking」。ドージコインはコンセンサスの仕組みにプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を採用したが、以前からPoSを導入したいという話は聞かれていた。

現在はヴィタリック氏とも協力し、ドージコインのPoS版を導入する提案を作成。大量にドージコインを保有する人々だけでなく、誰でもステーキングでネットワークの運営に貢献して報酬を得られるようにする計画だという。

ドージコイン財団は今回の計画について、まだ取り組みを開始したばかりだと説明。まずは今後数カ月の間に、LibdogecoinとGigaWalletのプロジェクトが具体化していくだろうと述べている。

また、プロジェクトを進めるにあたり、すでに有力な「友人」を確保し、開発に協力してくれるグループもいるとした。

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