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オントロジー、ドイツのベルリンに新オフィス開設へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

欧州市場に注力

Web3.0時代に向けた分散型アイデンティティ(DID)とデータソリューションを開発・提供するオントロジーは13日、ドイツの首都ベルリンにて新オフィスを開設すると発表した。

オントロジーは今後、ベルリンオフィスを通して欧州全域でプライバシー意識を高めることを目指す。また、欧州委員会は市民のデータ保存と交換において、より安全で便利な手段としてデジタルIDを推奨していることから、ドイツはオントロジーエコシステムの拡大にとって理想的な環境であるという。

ベルリンオフィスの開設は、オントロジーがヨーロッパでこれまで培ってきた様々なパートナーシップを補う狙いもあるようだ。オントロジーは20年9月のメルセデス親会社であるダイムラー・モビリティとの提携に続き、21年11月には欧州モビリティブロックチェーンプラットフォームとして複数の交通手段での移動を簡素化するbloXmoveとも提携している。

関連:分散型ネットワークのオントロジー、自動車大手ダイムラーと提携 デジタルドライブサービス提供へ

関連:オントロジー、モビリティ用ブロックチェーン開発のbloXmoveと提携

オントロジーはまた、ベルリン技術経済大学(Hochschule für Technik und Wirtschaft)とも提携しており、特注ブロックチェーンアプリケーションの開発を視野に入れた、共同研究および教育イニシアティブも模索中だ。

オントロジーのエコシステム・パートナーシップ担当チーフであるグロリア・ウー(Gloria Wu)氏は、ベルリンオフィス開設の発表に際し、次のようにコメントしている。

ヨーロッパはWeb3.0と技術革新の最前線に位置しており、ユーザープライバシーとセキュリティの向上に継続的に取り組んでいることは、オントロジーの使命と明確に一致します。

ベルリンに新しいオフィスを開設することで、ヨーロッパ全土における、より安全なウェブの構築に貢献できることを嬉しく思います。ヨーロッパでの当社のプレゼンスを高め、多くの新たなパートナーシップ、コミュニティメンバー、従業員を通じてエコシステムに貢献できることを楽しみにしています。

    

現在、ヨーロッパにおけるブロックチェーン開発事業の多くはベルリンで行われており、2016年以降の投資額は130億ドル(約1兆5千億円)にも上る。

オントロジーはベルリンを重要な戦略的拠点として、ブロックチェーン関連サービスやWeb3.0イノベーションの世界的ハブとなることを目指す。

Web3.0とは

Web3.0は、現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。

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