WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米下院議員ら、仮想通貨の少額決済を免税にする法案再提出

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「仮想通貨課税公正化法」を再提出

米国の下院議員らは3日、少額の暗号資産(仮想通貨)決済を免税とする超党派法案を再提出した。

法案を提出したのは、Suzan Delbene議員(民主党)とDavid Schweikert議員(共和党)。この「仮想通貨課税公正化法」は、仮想通貨ユーザーの、200ドル(約2万円)を超えない個人的取引について免税し、税務報告の必要性をなくすものだ。

米国では原則的に、仮想通貨トークンを売却、交換、譲渡する場合に税金を支払う必要がある。これには、珈琲1杯のような小さな買い物も含まれており、ユーザーは、仮想通貨を購入した時点と取引に使用した時点について、米ドル換算の差額を計算し、IRSに報告することが義務とされる。

このことは、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨が日常的な決済手段として普及することを妨げていると以前より指摘されてきた。

米内国歳入庁(IRS)とは

アメリカ合衆国の政府機関の一つ。米財務省に所属する組織で、連邦税に関する法的執行や徴収を行っている。日本では国税庁に相当する。

▶️仮想通貨用語集

「イノベーション促進につながる」

Suzan Delbene議員は、公式声明で次のように述べた。

仮想通貨に関する古い規制は、それが日常生活での買い物に利用できる可能性を考慮しておらず、むしろ株式やETFのように扱っている。

しかし、仮想通貨セクターは、ここ数年で急速に発展し、日常生活で利用できる機会が増えているところだ。米国は、このような変化に対応し、税制を進化させる必要がある。この法案は、煩雑な手続きを減らし、さらなるイノベーションへの扉を開き、デジタル経済を発展させるものだ。

関連「Solana Pay」ソラナラボがローンチ

仮想通貨関連シンクタンクCoin CenterのJerry Britoディレクターも法案に、次のようなコメントを寄せている。

この法案は、仮想通貨を現在の外貨と同様に扱い、ユーザーは少額の個人取引を記録する必要から解放される。

Brito氏は、法案が仮想通貨に公平な場を設けるだけではなく「マイクロペイメントのようなイノベーションを促進することにもつながる」と指摘した。

マイクロペイメントとは

数円、数百円などの少額取引について、決済手数料を抑えることで実現するサービスの総称である。

▶️仮想通貨用語集

今回再提出された法案は、過去にも2回提案されていたが、採決にはいたらなかった経緯がある。2017年、Schweiker氏とDelBene氏は法案を共同で起草しており、この際には、600ドル未満の取引について課税免除するという内容だった。二人の議員は2020年にも、200ドル以下の取引を対象に変更して、法案を再提出している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/10 金曜日
05:45
シンガポール国営ファンド『テマセク』、FTX破綻から4年 今も仮想通貨投資を回避
シンガポールの政府系ファンド『テマセク』が仮想通貨投資を「依然として検討外」と明言した。FTXへの2.75億ドルの投資損失から4年を経た現在も、規制の不確実性を理由に直接投資を行っていない。
05:00
ビットワイズ仮想通貨指数ETF、ハイパーリキッドとステラを採用 AVAXとDOT除外
仮想通貨資産運用会社ビットワイズは5月のリバランスで旗艦ファンドBITWにハイパーリキッドとステラルーメンズを新規採用し、ポルカドットとアバランチを除外した。ハイパーリキッドの構成比は約0.93%となった。
07/09 木曜日
17:51
ソニー銀行、米信託子会社設立へ OCC条件付き承認取得
ソニーフィナンシャルグループ傘下のソニー銀行が、米国に信託子会社を設立へ。米OCCから条件付き承認を取得し、米ドルステーブルコインの発行・管理事業化に向けた布石とする。同社の中長期的なデジタル資産戦略の一環。
17:24
SBIグループDeFimans、Perplexity等5社、次世代取引執行基盤を共同検証
SBIグループDeFimans、Perplexity AI、SMBC日興証券らが、デジタル資産の次世代執行基盤に関する共同検証(PoC)の基本合意書を締結。取引所とオンチェーンを横断した執行基盤の構築を目指す。
16:37
三井住友信託銀行、MMFのトークン化実証を開始 国内信託銀行初
三井住友信託銀行が9日、パブリックブロックチェーン上でマネー・マーケット型ファンドの受益権をトークン化する実証実験の開始を発表した。SecuritizeとFireblocksの支援を受け、2026年度中の発行を視野に取り組む。国内信託銀行によるデジタル証券発行では初の事例となる見込み。
16:35
米ニューハンプシャー州、ビットコイン担保債1億ドルの発行案を否決
米ニューハンプシャー州の行政評議会は7月8日、ビットコイン(BTC)担保のコンジット債1億ドルの発行案を3対2で否決した。ムーディーズの投資適格未満評価などが議論となり、税金に依存しない構造でも承認は見送られた。
15:47
CRYL、ビットコイン担保ローン開始 融資は100万円から10億円
J-CAM系の株式会社CRYLが7月9日、ビットコインを担保に法定通貨を借りられる仮想通貨担保ローン「CRYL」の提供を開始した。融資額は100万円から最大10億円、金利は年率3.5%から7.0%。BTCを売却せずに資金調達できる選択肢を示す。
14:00
Base、B20トークン規格をメインネットで有効化
コインベース支援のL2「Base」が7月8日、メインネットでB20トークン規格を有効化した。ERC-20互換を保ちつつプロトコル層に組み込まれた新規格で、ステーブルコインやRWAの発行コストを削減する。
13:20
トランプ一族WLFI関連企業AIファイナンシャル、中核事業売却で交渉中=報道
トランプ一族WLFI関連のナスダック上場企業AIファイナンシャルが、決済子会社の売却で東京拠点のPerpetuals.comと交渉中だ。WSJが報道した。
11:40
AIエージェントの円建て自律決済、国内企業が技術検証完了
外貨両替サービスのエクスチェンジャーズが、AIエージェント向け決済プロトコル「x402」を用い、日本円電子マネー(XJPY)での自律決済フローの完結を公表。KYC済みウォレット・ガスレスを一体提供するx402実装は国内初と発表した。
11:10
グーグルクローム、予測市場の実マネー取引拡張機能を禁止 8月から
グーグルクロームはクロームウェブストアのポリシーを改定し、実マネーを用いた予測市場向け拡張機能を禁止製品に指定した。データ収集規制の強化とAI安全機能の回避ツール禁止も同時に導入され8月1日から施行される。
10:05
米民主党議員、クラリティー法の開発者保護条項維持を上院幹部に要請
米上院民主党議員が書簡を送り、仮想通貨市場構造法「クラリティー法」に非カストディアル型ブロックチェーン開発者の保護規定であるBRCA条項を維持するよう上院幹部に求めた。
09:40
ビットコインの局面転換に必要な条件は? 5か月間「ディープ・バリュー」続く=グラスノード
グラスノードが仮想通貨週間レポートを発表。ビットコインは投資家の平均取得価格を下回る「ディープバリュー」局面が5か月継続中だ。長期保有者の売却が主な下落圧力となっている。
08:40
クラウドフレア、ステーブルコイン活用の新機能提供へ
クラウドフレアが、新機能Monetization Gatewayの利用者を募集。これは主にAIエージェントの普及に備えた機能で、x402を使い、最初にステーブルコインを決済に活用する。
07:40
ロシア、仮想通貨規制法案を修正可決 ウォレット申告義務を撤廃
ロシア議会下院の金融市場委員会が8日、仮想通貨規制法案の修正版を第2読会向けに承認した。ウォレットアドレスの申告義務を撤廃し、残高・取引量の開示のみに変更。非適格投資家の年間購入上限は30万ルーブルに設定される。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧