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メルカリの暗号資産事業、今後の戦略は? メルコイン取締役員が言及

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFT事業の拡大へ

メルカリの子会社である株式会社メルコインの取締役員「shingo氏」は3日、従業員同士が話し合うトーク番組mercan.fmにて、今後のNFT事業とWeb3.0に言及した。

メルコインは、2021年4月に株式会社メルカリの子会社として設立された会社で、仮想通貨やNFT、ブロックチェーン関連の新規事業を開発している。

関連:メルカリ、暗号資産関連事業に関わる「メルコイン」設立

同社は、昨年12月に、パ・リーグ6球団およびパシフィック・リーグマーケティングとNFT事業での連携を発表した。

そして、同月中には、パ・リーグ6球団の名場面やメモリアルシーンをコレクションできる「パ・リーグ Exciting Moments β」をリリースした。

このサービスは、コロナウイルスの蔓延によって野球観戦できない人たちに向けて、ファンマーケティングをしながら、NFTを大衆化する狙いがある。

関連:パリーグ6球団とメルカリ、12月中に公式NFTの提供開始へ

NFT事業拡大に向けて

メルカリは、物の売買ができるC2Cマーケットプレイスで知られるが、メルコインでは、今後来ると予測するデジタル資産を取引する時代に目を向けている。

「パ・リーグ Exciting Moments β」はそのための足がかりで、これを中心にNFT事業を拡大していく狙いがある。同サービスは現時点で、NFTの発行のみが可能となっており、サービス拡大のために直近で検討している取り組みとして、以下の4つを挙げている。

  • NFT保有者に向けた特典を用意する(ユーティリティの拡大)
  • オンチェーンにも対応する
  • ウォレットの作成
  • 二次流通を可能とするマーケットプレイスの提供

メルコインではこの他にも、よりNFTに詳しい層に向けて、NFTプロジェクトのローンチサービスなども検討しているという。

Web3.0に向けて

同社では、社員同士で、メルカリのように中央集権的にサービスを管理して、顧客に対して安心を担保する形式とWeb3.0で求められるオープンで非中央集権的なービス形式の議論などもしているという。

また、メルカリにとって良い影響をもたらすような独自トークンの発行の検討や、DAOの議論なども行っており、Web3.0に注目している模様だ。

同社は、Web3.0へのアプローチを挑戦的なものとして捉えており、NFTを軸に事業を展開していくという。そして、今月の4日と8日には、それらに関連するロードマップが発表される予定となっている。

関連:メルカリ、暗号資産分別管理で求人

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