はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

バイナンスのCZ氏、SMSを悪用したフィッシング詐欺に注意喚起

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスのCZ氏が注意喚起

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのChangpeng Zhao最高経営責任者(通称、CZ)は4日、SMS(ショートメッセージサービス)を悪用したフィッシング詐欺に注意するよう呼びかけた。

偽物のバイナンスのウェブサイトに誘導しようとするメッセージのスクリーンショットをツイッターに投稿。バイナンスのホームページ「Binance.com」にアクセスする場合は、送られてきたメッセージのURLからは絶対にアクセスせず、ブックマークから開くか、自分でURLを入力するよう求めている。

フィッシング詐欺とは、偽サイトに誘導するなどして利用者を騙し、認証情報や個人情報を詐取するサイバー犯罪のこと。上記ツイートの画像には、バイナンスという名称の後に、以下のようなメッセージが書かれている。

 

不明のIPアドレスから出金のリクエストがありました。これがあなたのリクエストではない場合は、手順に従ってキャンセルしてください。

この指示通りにSMSのURLへアクセスすると、バイナンスのログインIDやパスワードなどが奪われる仕組みになっていると見られる。

バイナンスの担当者は、仮想通貨メディア『CoinDesk』に対し、以下のようにコメントした。

 

今回のツイートは、バイナンスユーザーをターゲットにしたフィッシング詐欺について、一般的な注意喚起を行ったものだ。

 

バイナンスを狙った詐欺が実際に発生したとは言っていない。

バイナンスとは

取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多く、世界的に有名な仮想通貨取引所。取引所の運営以外にも、学習コンテンツの作成、独自ブロックチェーンの開発、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスの運営なども行なっている。

▶️仮想通貨用語集

関連Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性

フィッシング詐欺について

インターネットを介してやりとりされる仮想通貨などの資産は、ハッキングだけでなく、フィッシング詐欺にも注意が必要だ。日本の総務省も公式ウェブサイトでフィッシング詐欺について注意を呼びかけており、手口の事例には「表示されているURLを本物のURLに見せかけてアクセスさせる」という手段も挙げられている。

フィッシングは英語で「Phishing」という表記。「魚釣り」の「Fishing」と「洗練、高度」を表す「Sophisticated」から作られた造語とされている。「Sophisticated」の言葉通り、その手口は巧妙さを増している模様だ。

昨年5月には、ソフトバンクグループでセキュリティ事業等を行うBBソフトサービス株式会社が「仮想通貨取引所をかたるフィッシング詐欺が急増している」との調査結果を公表。主な詐欺の手口を紹介し、注意喚起を行った。

詐欺の主な手口は、「社名や取引所名を詐称したメールから偽のログインページにアクセスを促し、ID・パスワード・二段階認証コードなどを入力させて詐取する」というものであると説明。実際にフィッシング詐欺に使用された取引所や防止方法にも言及している。

関連仮想通貨取引所をかたるフィッシング詐欺が4月に急増──ソフトバンクGが調査

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/25 土曜日
13:35
「TRUMPミームコインは収集品のようなもの」AI・仮想通貨特命官サックス氏
トランプ政権のAI・仮想通貨特命官デビッド・サックス氏が、ビットコインなど仮想通貨に対する規制の方向や資産の分類について話した。
10:22
マイクロストラテジー、ビットコイン戦略に連動した財務再編へ
マイクロストラテジーは1月24日、2027年2月に満期を迎える10億5000万ドル相当の無利子転換社債の全額償還を発表した。ビットコイン価格の上昇に伴う自社株高を背景に、転換社債の早期清算で希薄化リスクを回避する戦略と考えられる。
09:50
米下院、コインベースCEOらから銀行サービス制限について聞き取りへ
米国下院監視委員会が、仮想通貨業界に対する銀行サービス制限の実態調査を開始した。コインベースCEOらに書簡を提出している。
08:55
「BTCは売り圧低下も需要が鈍化傾向に」CryptoQuant
仮想通貨ビットコインは売り圧が低下するも需要が鈍化傾向にあるとCryptoQuantが指摘。また、イーサリアムのパフォーマンスにも言及している。
07:40
マイクロストラテジー、3兆円のビットコイン含み益に対する税金リスクに直面か WSJ報道
マイクロストラテジー社について、約190億ドルの未実現利益に対して15%の課税の可能性があるとの報道があり株価を下落させた。
07:15
XRPやライトコインの現物ETF上場申請、グレースケールなども参入
申請ラッシュに 仮想通貨資産運用企業CoinSharesは24日に米国で、ライトコインの「CoinShares Litecoin ETF」とXRPの「CoinShares XR…
06:55
ナスダック、ブラックロックのビットコインETFで現物償還へ変更申請
米ナスダックはブラックロックに代わり、同社のビットコイン現物ETFの運用方法を現金ではなく「インカインド」(in-kind)方式での償還が可能となるよう変更を求めている。
06:35
ビットコイン準備金は実現するのか? トランプ政権の新たな動き 
トランプ新政権は仮想通貨業界を支持する初期措置を講じたものの、実質的な規制の明確化にはまだ時間がかかる可能性が高いと指摘されている。
01/24 金曜日
15:37
仮想通貨AIエージェント銘柄ai16zとは?特徴・購入方法まで解説
ソラナ AI Hackathonから生まれた注目トークン『ai16z』について解説。a16z提供の開発キット「Eliza」を活用したAIエージェントプロジェクトの特徴や、Raydiumなどソラナ系DEXでの買い方を紹介。AI×ブロックチェーンの新たな展開を探る。
14:00
JPモルガンCEOが銀行秘密法の欠陥を指摘 仮想通貨企業の口座解約の真相とは
米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、仮想通貨企業に対する口座解約措置は、銀行秘密法による制約によって余儀なくされたものだと指摘し、規制を見直す時期に来ていると主張した。
13:30
仮想通貨トロン(TRX)とは|今後の将来性とおすすめ取引所
仮想通貨トロン(TRX)の特徴や将来性、取引所情報を詳しく解説。高速な取引処理と低コストを実現する分散型プラットフォームとして、エンターテインメント分野での活用が進む注目の仮想通貨を紹介。
13:25
米SEC、仮想通貨カストディ事業の壁となる「SAB121」ルールを撤回
トランプ新政権下の米証券取引委員会が、仮想通貨カストディ事業への妨げになるとみられたガイドライン「SAB121」を撤回した。
12:00
仮想通貨トランプ(TRUMP)は「どこで買える?」買い方を初心者向けに解説
ソラナで発行されたトランプ大統領公式ミームコイン『TRUMP』について初心者向けに詳しく解説。Phantomウォレットやソラナ系DEXでの買い方、投資リスク、今後の見通しまで説明しています。
11:45
トランプ夫妻のミームコイン「TRUMP」「MELANIA」の保有層や利益は? チェイナリシスが調査
ブロックチェーン分析企業チェイナリシスが、ドナルド・トランプ夫妻のミームコインの購入者層と利益状況の実態を分析した。
11:25
バイナンスラボ、「YZi Labs」にリブランディング
仮想通貨取引所バイナンスから独立したBinance Labsは、YZi Labsにリブランディングする。バイナンス前CEOのCZ氏が、投資活動に積極的に関与するという。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧