「nanakusa」をリブランディング
SBINFT株式会社は2日、NFTマーケットプレイス「nanakusa」をリブランディングした新たなサービス「SBINFT Market」を3月17日にリリースする予定を発表した。
nanakusaはSBIホールディングス株式会社が昨年9月に連結子会社化した「株式会社スマートアプリ」が開発したNFTマーケットプレイス。公認されたコンテンツホルダーやNFT販売事業者、クリプトアーティストが制作したNFTの販売(一次販売)及び利用者同士が所有するNFTを売買(二次販売)できるプラットフォームサービスを提供している。
一般利用者が購入したり、二次流通機能により個人間で取引を行うことができる。また、決済方法は、仮想通貨イーサリアム(ETH)及びポリゴン(MATIC)、クレジットカード決済も利用可能だ。
関連:SBIがNFT市場進出、nanakusa運営のスマートアプリを子会社化
また、SBINFT Marketはスタートバーン株式会社が提供するアート流通・評価システム「Startrail」を搭載。昨年9月にSBINFT Marketとパートナーシップを締結したスタートバーンが提供するStartrailを導入することによって、「アート作品に対してブロックチェーン証明書(NFT)を発行することで、売買・贈与・展示・保管・修復されるたびに、その情報が自動で記録されるようになる」という。
2021年より始まったNFTの世界的展開を受け、国内の大手企業も相次いでNFTマーケットプレイスをローンチ。直近では、楽天グループ株式会社が2月25日、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」の提供を開始した。
関連:楽天、NFT電子市場「Rakuten NFT」をローンチ