はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアムL2ソリューション開発企業StarkWare、110億円超を資金調達か 現地メディア報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

StarkWareが資金調達

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のL2ソリューションを開発するStarkWare社は、1億ドル(約110億円)超の資金調達を行なっていることが分かった。同社の情報筋の話としてイスラエルメディア『CTech』が10日に報じた。

StarkWare社はイスラエルを拠点にする企業。今回の資金調達で企業評価額は60億ドル(約6,900億円)になると見られる。昨年11月のシリーズCの資金調達における企業評価額は20億ドル(約2,300億円)だったが、今回で3倍になる見通しだ。

関連イーサリアムL2「ZKロールアップ」開発のStarkWare、57億円調達

同社はゼロ知識証明を活用して、イーサリアムのスケーリングソリューションを開発している。プロダクトの1つ「StarkNet」は、先月イーサリアムのメインネット上で本格稼働した。

関連イーサリアムのL2ソリューション「StarkNet」、本格稼働を開始

ゼロ知識証明とは

証明プロトコルの一種。メインチェーン以外でトランザクションを処理してスケーラビリティを向上させるために、技術が応用されている。

「自身の主張が真実であること以外の情報を検証者に開示することなく(=ゼロ知識)、その主張が真実であると証明できる」という特性を、「ゼロ知識証明は、特定のブロックチェーンの外部で処理を行ない、その過程を提示しなくても、その処理が正しく実行されたことを証明できる」というように応用している。

▶️仮想通貨用語集

今回報じられた1億ドルの資金調達は、まだ完了していない。また、どういった企業らが出資するかも明らかになっていないという。シリーズCのラウンドは大手VCのSequoia Capitalが主導し、シンガポールのヘッジファンドThree Arrows Capitalや仮想通貨VCのParadigm、FTXの親会社であるAlameda Researchといった既存の投資家らも出資に参加した。

当時StarkWare社のUri Kolodny最高経営責任者(CEO)は、CoinPostの提携メディア『The Block』に対し、シリーズCの後も資金調達を行うことを示唆していたという。

企業評価額について

今回大きな注目を集めているのが、3倍になるとされるStarkWare社に対する企業評価額だ。以下のグラフは経済産業省が昨年3月に公開した資料。評価額の単位や事業期間など条件が違うため、StarkWare社との正確な比較はできないが、日米主要企業の企業評価額の推移を表している。

グラフの中で最も大きな成長を見せたのがアップル社。2018年から2019年と1年かけて2倍になった。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/29 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルによるSEC相手の控訴取り下げやソラナ財務企業の株価暴落など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン下降チャネル上限届かず、PCE発表控え押し目形成の可能性に注意|bitbankアナリスト寄稿
今週の週次レポート 国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が、今週の暗号資産(仮想通貨)ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。 目次 ビットコイン・オン…
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メキシコ大富豪のBTC価格上昇予測に高い関心
今週はメキシコ大富豪のビットコイン価格上昇予測、米テキサス州のビットコイン準備金設立法案成立、金融庁の仮想通貨規制審議に関するニュースが最も関心を集めた。
06/28 土曜日
14:00
仮想通貨配分を4割まで推奨、米著名金融アドバイザー「従来60-40モデルは時代遅れ」と見解
著名金融アドバイザーのリック・エデルマン氏は最新見解で仮想通貨ポートフォリオ配分を従来の1%から最大40%へ大幅引き上げを推奨。
13:15
米上場Genius Group、ビットコイン買い増し構想 勝訴した際の損害賠償で
NYSE上場のGenius Groupが、訴訟勝利の場合に得られる推定10億ドルの50%をビットコイン購入に充当する計画を発表した。昨年よりビットコイン財務戦略を採用している。
11:26
イーサリアム取引量史上3位、価格低迷でもネットワーク急増
イーサリアムが6月25日に175万件の取引を記録し史上3位を達成。価格は低迷するもネットワーク活動は活発化、従来のアルトシーズン理論に変化の兆しになるか。
10:25
イスラエル当局、仮想通貨報酬によるスパイ容疑で3人逮捕=レポート
イスラエル当局がイラン諜報機関の工作員3人を逮捕。仮想通貨で報酬を受け取り、9000万ドル被害のノビテックス攻撃との時期的関連が注目されている。
09:45
ポリマーケットの評価額10億ドルに達する見込み USDCにも恩恵か=コインベース
分散型予測市場ポリマーケットが2億ドル資金調達しユニコーン企業になる見込みだ。コインベースは、ポリマーケットの台頭はステーブルコインUSDCにも恩恵になると分析している。
08:50
ストラテジー株トークンなど主要銘柄、Gemini EU向株式サービス開始
仮想通貨取引所Geminiが欧州連合でトークン化株式サービスを開始。マイケル・セイラーのストラテジー株を皮切りに、24時間365日取引可能な新金融サービスを提供する。
08:00
ブータン、ビットコイン保有額が13億ドルに到達
ブータンが、仮想通貨ビットコインを13億ドル相当保有していることが注目を集めている。この保有額は同国のGDPの40%に相当する。
07:55
リップル、SEC相手の控訴を取り下げ 5年間の法廷闘争が終結へ
リップル社のガーリングハウスCEOが28日、SEC相手の控訴を取り下げると発表。約5年間続いた法廷闘争が終結し、同社は事業発展に注力する方針を示した。
07:10
米仮想通貨銀行アンカレッジ、USDC等の段階的廃止発表 業界から「利益相反」批判
米仮想通貨カストディ銀行アンカレッジがUSDCとAUSDの段階的廃止を発表、ステーブルコイン安全性評価で業界から自己利益優先との批判を受ける。サークル株価は15%と大幅安。
06:49
韓国カカオペイ株急落、ステーブルコイン規制懸念が背景か=報道
韓国カカオペイ株がステーブルコイン参入期待で急騰後17%下落、投資リスク銘柄指定で売買停止。米サークル株も15%安と波及か。
06:15
ロビンフッド、XRPとソラナのマイクロ先物契約を開始
米デジタル証券大手ロビンフッドがマイクロ先物でXRPとソラナを追加、ビットコイン金曜先物のマイクロ版も提供開始し仮想通貨商品を拡充。
06:00
ビットコイン取引が快適なのは?手数料・板の厚み・ツールの充実度で主要取引所を徹底比較
暗号資産(仮想通貨)ビットコインの売買や送金におすすめの国内取引所について、メリットとデメリットを徹底比較。手数料・スプレッド・送金速度、セキュリティ、積立・レンディング機能などを調査しました

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧