WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

インドネシア当局、仮想通貨取引への課税を開始へ=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

インドネシア、仮想通貨取引への課税を発表

インドネシアの税務当局は先週、暗号資産(仮想通貨)取引への課税をまもなく開始すると発表した。

5月1日までに、付加価値税(VAT)と所得税をそれぞれ0.1%徴収することになるという。ロイター通信が報道した。

税務当局のヘストゥ・ヨガ・サクサマ氏は仮想通貨が「コモディティ(商品)」にあたるとして次のように説明した。

貿易省は、仮想通貨をコモディティとして定義するため、仮想通貨には付加価値税が適用される。仮想通貨は、関連法で「通貨」とはみなされないため、所得税と付加価値税が課されることになる。

インドネシアでは、多くの商品やサービスに11%のVATを課しているが、仮想通貨に対するVAT率0.1%は、それを大きく下回る格好だ。また、キャピタルゲインに対して課される所得税も取引総額の0.1%で、これは株式に対するものと同じである。

付加価値税(VAT)とは

VATは、英語でValue Added Taxの略。欧州やアジアなどの国で、物やサービスの購入時に課せられる税金。日本の消費税に類似する。

▶️仮想通貨用語集

今回の仮想通貨への課税は、21年10月にインドネシア国会が採択した税法が根拠となっている。

この税法は、パンデミックにより打撃を受けた、インドネシア政府の歳入を改善しようとするもので、付加価値税の引き上げ、炭素税の新設、法人税減税の中止などの内容を盛り込んでいた。

インドネシアでは、現在仮想通貨を決済手段として使用することは禁止されているが、商品として取引することは合法である。

ジェミナイのレポート

仮想通貨取引所Gemini(ジェミナイ)が4日に発表した、各国での仮想通貨の状況を伝えるレポートによると、インドネシアの回答者の61%が、「仮想通貨はお金の未来である」という考えに同意していた。

これは、アメリカ、フランス、ドイツの23%と比較して高い数字であった。なお、他に、この考えに同意する人々の割合が多かった国は、ブラジル(66%)、ナイジェリア(63%)、インド(59%)、南アフリカ(57%)などが挙げられる。

さらに、年間14,000ドル(約172万円)以上の所得がある、18歳から75歳までのインドネシア人のうち、41%が仮想通貨を所有していた。

この調査結果について、ジェミナイのアジア太平洋地域責任者フェロゼ・メドラ氏は、14,000ドルは、インドネシアで高所得層にあたるため「インドネシアの全人口を代表しているわけではない」と留保した。同時に、「インドネシアの投資家の多くは、インフレ・ヘッジとして仮想通貨に注目しているのかもしれない」とコメントしている。

調査では、インドネシアでは、仮想通貨分野におけるジェンダーギャップが少ないことも浮き彫りになった。

インドネシアでは、仮想通貨所有者の51%が女性だった。各国で、仮想通貨を保有する者は男性が多い傾向が見られる中で、男女がほぼ同数だったのは、他にイスラエルとナイジェリアの2か国だけだった。

また、調査では世界的に、「今後1年のうちに、初めて仮想通貨を購入する予定である」と答えた人々のうち、47%が女性であった。この結果からジェミナイは、2022年は、仮想通貨についてジェンダーギャップが縮まる年になるかもしれないと推測している。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 金曜日
12:21
SBIグループ、ステーブルコイン決済dtcpayに戦略出資
シンガポールの決済企業dtcpayがステーブルコイン決済向けシリーズAを2,500万ドルに拡大完了。SBIグループが戦略的投資家として参画し、Genedant Capital等も加わった。規制対応の決済網拡大に資金を充てる。
11:35
ステラ、アップグレード「Adapter」をメインネットで稼働開始
仮想通貨ステラがプロトコルアップグレード「Adapter」(Protocol 28)のメインネット稼働開始を発表。コンセンサス高速化など開発者向け機能を強化している。
11:20
サム・アルトマンの『ワールド』、金融スーパーアプリを150カ国超で展開
OpenAI創業者のアルトマン氏が共同創業した『ワールド(旧ワールドコイン)』が、金融アプリ「ワールドマネー」を150カ国以上で展開開始した。ステーブルコイン管理や資金追加の手段が広がり、利用者の資産運用の選択肢が増える。
10:50
コインベース、地銀の仮想通貨取引サービス提供を支援
米コインベースは地銀・信用組合向けにステーブルコアと提携し、既存の銀行システムを通じて仮想通貨サービスを提供できる体制を整えた。
10:45
ヴィタリック氏「セキュリティは防御側が有利」、AIハッキング悲観論に反論
イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は9月17日、AIハッキング増加でサイバーセキュリティが崩壊するとの悲観論にXで反論。形式検証への期待と資産の9割を仮想通貨で保有する理由を解説する。
10:30
米財務省、イラン仮想通貨取引所BitBankを制裁
米財務省OFACは9月17日、イラン人金融家ザンジャニ系の仮想通貨取引所BitBankを制裁指定した。同取引所は6月以降、数億ドル相当のビットコインをIRGCに送金したとされる。開発元と側近3人も同時に制裁対象となった。
10:15
ビットコインETFのヘッジ減れば、需要が金超えに=JPモルガン
JPモルガンは、ETFのヘッジ需要が緩和されればビットコインがゴールドより需要を得やすくなるとの見方を示した。IBITの空売り比率はGLDより高く、投資家のポジション動向が今後を左右しそうだ。
09:45
グレースケール「米利上げは中期調整」ビットコインへの影響限定的
米FRBは17日、政策金利を3.75%から4.00%に引き上げた。グレースケールの調査部門は「循環的な変化ではなく中期調整」との見解を示し、想定される追加利上げが仮想通貨市場の資金配分に与える影響は限定的と分析した。
09:30
「ビットコインは依然として強気圏内も勢い鈍化」=クリプトクアント
クリプトクアントの仮想通貨週次レポートによると、ビットコインは強気圏を維持しつつも勢いが鈍化。クラリティー法案審議停滞とFRBの利上げ観測が目先の重しとなっている。
09:25
XRPLのAIエージェント決済向け開発ツール、新版ローンチ
XRPLのAIエージェント向けの開発ツールの新バージョンがローンチ。開発では、仮想通貨XRPとステーブルコインRLUSDがエージェント決済における最高水準の選択肢になることを目指している。
08:12
クリプトドットコム系Nadex、米SEC登録で個別株先物提供が可能に
Crypto.com系のNadexが米SECに証券先物取引所として登録され、個別株先物の提供が可能になった。同社は単一株式の無期限先物についても規制当局と協議を進めている。
07:05
韓国教保生命とSBI、ドルを介さない日韓資金移転を実証 カントンネットワーク活用 
韓国教保生命保険とSBIグループが、ドルを介さず円とウォンのステーブルコインを直接両替し、日本から韓国へ機関資金を移転する構造を検証した。韓国内保険業界初の実証で、国際送金の効率化や透明性向上への活用が見込まれている。
06:40
米格付け大手S&Pグローバル、オンチェーン金融のリスク評価に参入 
米大手格付け会社S&Pグローバルが、オンチェーン金融のセキュリティー基準を担うオープンゼッペリンの買収に合意したと発表した。
06:20
米CFTC、仮想通貨ウォレットの仲介ブローカー登録を免除 
米CFTCは17日、パッシブソフトウェア提供者への規制免除措置を発表した。仮想通貨ウォレット等が無期限先物や予測市場へのアクセスを提供しやすくなる。
05:50
米国で株式トークン化普及を推進、SECが5年時限で証券取引所規制免除
米証券取引委員会(SEC)は17日、許可制のAMM流動性プールを通じたトークン化された米国株式の取引を暫定的に認める適用除外を発表した。対象銘柄数や取引参加者には制限が課される。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧