BUSDを取り扱う
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは28日、ステーブルコインBUSDの取り扱いを開始した。
BUSD-USD、BUSD-USDTの2つの通貨ペアとして提供。BUSDは主にBNBチェーン上で利用されているが、コインベースが入出金で対応するのはイーサリアムERC-20の規格のみだ。
Coinbase will add support for Binance USD (BUSD) on the Ethereum network (ERC-20 token). Do not send this asset over other networks or your funds may be lost. Inbound transfers for this asset are available on @Coinbase & @CoinbaseExch in the regions where trading is supported. pic.twitter.com/LkwEc1NXBc
— Coinbase Assets (@CoinbaseAssets) April 26, 2022
コインベースはすでにUSDCやUSDTなどの主要ステーブルコインに対応。今回新たに取り扱うBUSDはステーブルコインの時価総額ランキングの中では4位で、2.2兆円に達している。
BUSDは大手取引所バイナンスが発行する独自のステーブルコインだ。2020年にはニューヨーク州の金融規制当局(NYDFS)がBUSDを新規通貨の取扱いの基準に関連する「グリーンリスト」に加えたため、ニューヨーク州で運営する金融機関(銀行等)や登録した仮想通貨取引所はBUSDを取り扱うことが可能になった経緯がある。
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