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ソラナペイがNFT特典の配布やトークン報酬に対応 店舗側のユースケース増やす

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Solana Payの新機能

ソラナ(SOL)の決済システム「Solana Pay」は5日、新たな取引機能を実装したことを発表した。「トランザクションリクエスト」の導入により、ポイント管理や後払い決済、NFT(非代替性トークン)の特典付与など、商慣習に即した柔軟な使い方が可能になっている。

「Solana Pay」は、高速ブロックチェーン・ソラナの開発を主導するソラナラボが22年2月にローンチしたペイメントプロトコル。仮想通貨(暗号資産)SOLや、ソラナ上で発行された米ドル・ステーブルコインUSDCを含むトークン(SLP規格)にも対応する。Solana Payは米国のカフェやeコマースで導入されてきたが、これまでは店舗側が消費者からの支払いを受け付ける“一方向”での使い方に限られていた。

トランザクションリクエストの実装により、Solana Payとモバイルウォレット間のインタラクティブな通信が可能になった。これにより、ダイナミックディスカウント(条件に応じて割引率を変動する仕組み)やトークン化されたポイント管理など、多様な使い方が実現する。トランザクションリクエストの主な使用例は以下の通り。

  • アトミックスワップ:店舗のPOS端末(販売時点情報管理システム)での1回の取引(トランザクション)で、NFTの発行やロイヤリティトークンを付与できる。
  • DeFi(分散型金融)の組み合わせ:POS端末での取引で、返金、チャージバック、保険、後払い決済、割引、報酬付与、金利生成が可能になる。
  • 新規特典:ウォレットや仮想通貨ソラナ(SOL)を持たない新規顧客に対して、店舗側がアカウントの作成、取引手数料、NFTの発行にかかる費用を負担できる。
  • 決済の拒否:コンプライアンス上の審査が必要な場合など、店舗側が顧客の支払い要求を拒否することができる。

関連:米議員、ソラナ決済で「Solana Pay」を試す

決済以外の使用例

決済以外にも、Solana Payを導入するアプリへの接続を介して、来訪者に「トークン、招待状やギフトNFT」を送ることもできる。4月に開かれたカンファレンス「ソラナ・マイアミ」のmtnPayのブースでは、トランザクションリクエストを介して記念写真のNFTが付与された。

トランザクションリクエストは最初に2つのウォレット「Phantom(iOS, Android)」と「Solflare(iOS, Android)」でサポートされている。今後、SlopeやFTXなど、Solana Payをサポートしている他のウォレットにも統合される予定だ。

関連:「Solana Pay」ソラナラボがローンチ

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