スペイン規制当局、バイナンスにデリバティブ取引の提供停止を命令=報道

デリバティブ取引を取り下げ

スペイン証券取引委員会(CNMV)が、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスに対して、デリバティブ商品の提供を停止するよう命じたと現地メディアLa Informaciónが報じている。

この命令は、スペインから同取引所を利用するユーザーに制限を課すことを求めるもの。同メディアによると、バイナンスは、委員会の命令に従い、スペインからの利用者が仮想通貨デリバティブ商品を利用できないよう設定したという。

バイナンスは現在、スペイン規制当局の「グレーリスト」に掲載されている。承認のための話し合いが進められているとされるが、現時点では進展は公表されていない。

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CNMVは、デリバティブ商品を提供する仮想通貨取引所に対して厳格なスタンスを見せている組織だが、Bit2meといった一部の取引所は、すでに当局からのライセンスを取得している。

デリバティブとは

仮想通貨や株式といった元になる資産から派生した金融商品のこと。先物取引、オプション取引、スワップ取引などが代表的。原資産の取引におけるリスクを軽減するために活用したり、単純に高い収益性を追求するために利用されている。

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各国での状況

バイナンスは昨年、多くの国の規制当局から警告などの対象となっていた経緯がある。

英金融行動監視機構(FCA)や香港証券取引委員会(SFC)のほか、日本の金融庁も、ライセンスを取得せずに運営しているとして、バイナンスを警告。タイの証券取引委員会(SEC)は21年7月、ライセンスを取得せずにデジタル資産関連ビジネスを行ったとして刑事告発した。

一方で、ライセンスの取得に成功したケースも複数存在している。同取引は21年12月にバーレーン、22年5月にはフランスのライセンスを取得した。また、22年3月には、CEOのCZ氏が英国政府や財務省関係者らが参加した夕食会で、スピーチを行ったことが報じられている。

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