はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

バイナンス、中東バーレーンで事業ライセンスを拡大

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バーレーンで仮想通貨取引全般を提供へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは26日、中東バーレーンの中央銀行から暗号資産サービスプロバイダー(CASP)としてより幅広いライセンスを取得したことを発表した。

バイナンスのバーレーン部門は12月に予備ライセンス、3月に本ライセンスを得ていたところ。今回「カテゴリー4」のライセンスを取得したことにより、仮想通貨取引サービス全般を提供できるようになった。バーレーン規制当局の監督下で事業を運営していく。

公式発表によると、バーレーン中央銀行から仮想通貨取引所がライセンスを認可されたのは、これが初の事例になるという。バーレーン中央銀行は、中銀としての役割の他、仮想通貨サービス企業に規制枠組みを提供する機能も有している。

バイナンスのMENA(中東・北アフリカ地域)責任者、リチャード・テン氏は次のように述べている。

バーレーンにおけるカテゴリー4ライセンスへのアップグレードは、バイナンスにとって画期的な成果であり、コンプライアンスを最優先する取引所であるという私達の約束をさらに示すものだ。

中東での事業拡大

バイナンスは、中東での事業展開に力を入れているところだ。バーレーンに加えて、アラブ首長国連邦ドバイでの取引サービスを、早ければ6月に立ち上げるとしている。

また、中東地域の需要から、取引サービス以外の領域へも取り組む予定だとしており、決済やNFT(非代替性トークン)領域の開発支援を挙げた。

関連バイナンス中東、6月にもローンチか=報道

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

4月には、アラブ首長国連邦の首都アブダビでもデジタル資産の仲介業者として、原則的な承認を得たところだ。

現地の国際金融センター、アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)の金融サービス規制当局への申請が完了次第、子会社のBinance(AD) Limitedを通じて、MENA地域全体の顧客にサービスを提供可能となる。

関連仮想通貨取引所バイナンス、UAE首都アブダビでもライセンス取得

拡大する中東の仮想通貨市場

ブロックチェーン分析企業チェイナリシスが21年10月に発行したレポートによると、中東地域は2020年7月から2021年6月の間に、約34兆円(2,717億ドル)相当の仮想通貨送金を受け取っており、世界の活動の約7%を占めていた。

この額は、世界の他地域と比較すると低いものの、前年比で約1,500%もの成長を記録しており、最も急速に成長している仮想通貨市場の1つとなっている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
16:21
SBI VCトレードとアプラス、USDCによる店舗決済の実証実験を来春開始
SBI VCトレードとアプラスが米ドル建てステーブルコインUSDCを活用した店舗決済の実証実験を2026年春に開始。大阪・関西万博のデジタルウォレット成果を発展させ、QRコード決済でインバウンド顧客向けに新たな決済モデルを創出する。国内唯一の電子決済手段等取引業者であるSBI VCトレードと、豊富な加盟店ネットワークを持つアプラスが協力し、ステーブルコイン決済の社会実装を加速。
14:55
量子コンピュータは仮想通貨の脅威か 専門家が語る「共存」の可能性
量子コンピューティングが仮想通貨業界に与える影響について、楽観論と懸念論が交錯する中、専門家は「共存」の可能性を指摘。ビットコインベテラン投資家やマイクロストラテジー会長は量子が仮想通貨を強化すると主張する一方、開発者は5~10年の移行期間が必要と警告。ソラナやイーサリアムなど主要ブロックチェーンは既に量子耐性技術の実装を開始している。
13:50
アステリア、JPYC企業利用支援の「JPYCゲートウェイ」発表
アステリアは企業向けJPYC入出金管理サービス「JPYCゲートウェイ」を発表。ウォレット管理やガス代負担など企業利用の課題を解消し、100以上の既存システムと連携可能。2026年1月よりβ版提供開始。
13:30
2025年世界仮想通貨浸透率ランキング、日本は47位
Bybitは2025年世界仮想通貨ランキングで、79カ国をユーザー浸透度、取引利用度、制度整備度、文化的浸透度の観点から相対的に評価。シンガポールと米国が上位にランクインし、日本は47位となった。また国別の一人当たりGDPから分析したところ、投資主導型と実用主導型の二つの採用パターンが明確となった。
12:13
ビットコイン価格予想が二極化 来年の37000ドル悲観論と最高値更新説の根拠は
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+%の1BTC=87,850ドルに。 ビットコインが一時的に88,000ドルを上回ったことは、米国上場…
11:44
仮想通貨投資大手が大規模取引か、ワールドコインに3000万ドル投入の可能性
マルチコイン・キャピタルと関連するウォレットが24日、ワールドコイン(WLD)6000万トークンを約46億円で購入した疑いが浮上。オンチェーンデータ分析サービスが報告。WLD価格は史上最高値から95%下落中。
10:30
個人投資家が計22億円の詐欺被害に、米SECが仮想通貨企業などを起訴
米SECは、複数の個人投資家から最低でも計約22億円をだまし取ったとして仮想通貨企業などを起訴。詐欺の手口を説明し、投資家に注意喚起を行っている。
10:22
Aave、所有権紛争でDeFiガバナンスの課題が表面化
大手DeFiプロトコルAaveで深刻なガバナンス対立が発生。年15億円超の収益配分とブランド資産の所有権をめぐり、DAOとAave Labsが対立。Snapshot投票では反対が過半数を占め、DeFi業界のガバナンス課題を浮き彫りに。
10:05
2026年の仮想通貨市場に期待できることは? Presto Researchがビットコイン16万ドル予想
Presto Researchが2026年の仮想通貨市場を展望。ビットコイン16万ドル到達の可能性、量子耐性議論、アルトコイン投機時代の終焉など様々なトレンドを予想している。
08:30
EUの仮想通貨税務透明性法「DAC8」、2026年1月1日に発効
EUの新たな税務透明性法DAC8が2026年1月1日に発効する。仮想通貨資産サービスプロバイダーは同日からEU居住ユーザーの取引データ収集を開始し、2027年9月までに最初の報告が必要となる。
07:35
ビットコイン現物ETF、4日連続で資金が純流出
仮想通貨ビットコインの米国の現物ETFは、23日の資金フローが約294億円の純流出で、これで4日連続の純流出となった。有識者が要因を分析している。
07:12
サークルを騙る偽の金・銀トークン化サイトが出現、同社が注意喚起
USDCステーブルコイン発行企業サークルを名乗る偽のプラットフォームが12月24日に登場し、トークン化された金と銀の取引を提供すると宣伝していた。サークルの広報担当者は偽物だと否定。
06:15
アーサー・ヘイズがイーサリアム売却継続、DeFiトークンに資金移動か
アーサー・ヘイズ氏が過去1週間で1800ETH以上のイーサリアムを売却し、仮想通貨ENA、PENDLE、ETHFIなどのDeFi銘柄に資金を振り向けている。ポートフォリオのリバランス計画の一環とみられる。
05:50
マウントゴックスハッキング容疑者関連ウォレット、177億円相当ビットコインを売却か
マウントゴックスハッキング容疑者に関連するウォレットが過去1週間で1300BTCを取引所に送金した。10月以降の総売却額は2300BTCにのぼる。
12/24 水曜日
17:57
2025年の調整局面 過去サイクルの「仮想通貨の冬」との違いは?
2025年後半、仮想通貨市場は調整局面を迎えている。しかし過去2度の「冬」とは決定的に異なることがある。トランプ政権の支援、ETF普及、規制整備が同時進行。従来の4年サイクルが崩れる可能性も。2026年の市場展望を専門家の見解とともに解説する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧