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バイナンス、イタリアで仮想通貨事業ライセンスを取得

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イタリアでライセンス登録

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは27日、イタリアの規制機関Organismo Agenti e Mediatori(OAM)に暗号資産サービスプロバイダー(CASP)としてライセンス登録したことを発表した。

この登録は、現在進めている欧州での事業拡大の一環であり、今後もバイナンスは仮想通貨産業を普及させるために国際的な規制機関と協力していく予定だという。

バイナンスによると、大手取引所がライセンスを取得して、イタリアの顧客に仮想通貨商品を提供するようになるのは今回が初事例である。

バイナンスは最近、イタリア法人を設立しており、このバイナンスイタリア部門が当局に登録した格好だ。登録により、同社はイタリア国内の顧客に仮想通貨商品を提供できるようになった。

公式発表によると、今回の認可はイタリアにおける成長戦略上、重要なマイルストーンであり、同社はオフィスの開設と現地チームの拡大により、同国におけるプレゼンスを強化することができるようになる。

バイナンスのChangpeng Zhao(CZ)CEOは、次のようにコメントした。

仮想通貨の主流採用には、明確で効果的な規制が不可欠だ。バイナンスは常にユーザーを第一に考えており、ライセンス登録により、ユーザーは、私達のプラットフォームが世界で最も安全で信頼性が高い取引所の1つであることを確信することができるだろう。

バイナンスは最近、フランスとドイツでもライセンス登録している。

フランスは5日、バイナンスへライセンスを認可。CZ CEOは、フランスに本社を設立する意向も明かしている。また、フランスで仮想通貨スタートアップに137億円(1億ユーロ)を投資するプログラムも発表した。

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中東でも事業を拡大中

バイナンスは欧州の他、中東での事業拡大にも意欲的だ。アラブ首長国連邦やバーレーンで、早ければ6月に取引サービスを立ち上げるとしている。

バイナンスは3月にアラブ首長国連邦ドバイで、また4月には同国首都アブダビでライセンスを取得。さらに今月26日、バーレーンでのライセンス取得も発表したところだ。

中東地域では、決済やNFT(非代替性トークン)の開発支援などの面でも需要があるため、取引サービス以外の領域へも取り組む予定だとしている。

関連バイナンス、中東バーレーンで事業ライセンスを拡大

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

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