WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NFT電子市場「OpenSea」の元製品責任者、インサイダー取引で起訴

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTのインサイダー取引で起訴

米司法省は1日、大手NFT(非代替性トークン)電子市場「OpenSea」でインサイダー取引に該当する行為を行なったNathaniel Chastain氏が起訴されたことを発表した。

インサイダー取引を禁じる法律が、NFTのような新しい資産にどのように適用されるのか注目を集めていたが、従来の金融市場と同様に違法とみなされた。司法省はデジタル資産のインサイダー取引による起訴は初の事例だとしている。

インサイダー取引とは

会社の内部者しか知り得ない重要な情報を知る者が、知り得た情報に基づいて、その情報が公表される前に資産を売買すること。

▶️仮想通貨用語集

OpenSeaがインサイダー取引に関する発表を行なったのは昨年9月。最初は対象者の氏名は不明確だったが、インサイダー取引を行ったのは元プロダクトマネージャーのChastain被告だったということになる。

関連NFTマーケットプレイス「OpenSea」、従業員のインサイダー取引を公表

司法省の発表によると、Chastain被告は2021年6月から9月ごろにかけて、OpenSeaのウェブサイトでどのNFTが目立つように掲載されるかという情報を事前に入手。選ばれたNFTは注目が集まり価格が上がる可能性が高いため、Chastain被告は、事前に自身で対象のNFTを多数購入していたという。その後、各NFTを購入額の2倍から5倍の価格で売却して利益を取得。Chastain被告は当時、目立つように掲載するNFTを選ぶ責任者だった。

米国のDamian Williams弁護士は、司法省の発表で以下のようにコメントしている。

NFTは新しいかもしれないが、この種の犯罪は以前から行われている。

今回の起訴で、株式市場でもブロックチェーン上であってもインサイダー取引は違法であるということが証明された。

関連「NFTを国の成長戦略に」自民党デジタル社会推進本部・平将明議員インタビュー

匿名のアカウントを利用

Chastain被告は今回の取引を隠すため、匿名のウォレットやアカウントを利用。米司法省は、インサイダー取引に加え、マネーロンダリングも行なっていたと説明している。その上で、どちらの行為もそれぞれ最大20年の禁固刑が言い渡される可能性があるとした。

OpenSeaの担当者は、CoinPostの提携メディアThe Blockに対し以下のようにコメントしている。

世界をリードするNFT電子市場であるOpenSeaにおいて、信頼と完全性は事業の中核だ。我々は今回の行為を受けて調査を開始し、最終的にChastain被告に離職するよう伝えた。

インサイダー取引は従業員ポリシーに違反しており、我々のコアとなる価値観や方針とかけ離れている。

関連月間取引高30億円超を記録のNFTマーケットプレイス「OpenSea」活用ガイド

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/28 火曜日
17:12
ビットコイン需要、現物先物合算で12.7万BTC不足=アナリスト
クリプトクアントのアナリスト、ダークフォスト氏がビットコインの現物・先物需要を分析。合算需要は約12万7,000BTC相当のマイナスで、上昇再開には力不足と指摘した。過去の弱気相場との類似性や、注視すべき水準を解説する。
16:17
ブラックロック、クラリティー法を支持
ブラックロックがクラリティー法を支持する声明をPoliticoに提供したと同メディアが報じた。ゴールドマン・サックスやフィデリティ、チャールズ・シュワブに続く大手金融機関の支持表明で、法案審議の行方にも影響を与えるとみられる。
15:29
GateとBackpackが語る、日本市場に賭ける理由とは|WebX2026
WebX2026でGate JapanとBackpackの登壇者が語った、世界の取引所が日本に賭ける理由。資金決済法から金商法への移行、機関投資家需要、RWAトークン化まで「信頼」を軸に本音を紹介する。
13:40
ルミス米上院議員、クラリティー法案が北朝鮮ラザルス封じの鍵に
米ルミス上院議員は、仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」の不正資金対策条項が、北朝鮮ハッカー集団ラザルスの活動を封じる鍵になると主張する。財務省の新制裁権限や取引凍結の免責規定などにより、金融規制の抜け穴の利用を抑制できるとの考えを示した。
12:45
リキッドステーキングのリド、アップグレードを開始
仮想通貨イーサリアムのリキッドステーキングプロジェクトのリドは、主要インフラのアップグレードを開始。イーサリアムのバリデータ数を約3分の1減少できることなど内容を説明している。
12:05
サムスン電子、Galaxyスマホのウォレットでステーブルコイン導入の方針
サムスン電子はGalaxyスマホ「Samsung Wallet」にステーブルコインを導入する計画だと発表した。USDCを想定したデモを披露したが、対応銘柄や開始時期、地域は未定だ。
10:15
米クラリティー法案、上院規則の壁で8月成立は困難か=元米国政府関係者が分析
元米政府関係者は上院規則を踏まえ、仮想通貨市場構造法案クラリティー法の休会前成立が困難な理由と今後の展望を分析した。
09:40
資産トークン化の米セキュリタイズ、SEC登録の投資顧問に 
資産トークン化大手セキュリタイズは、子会社を通じてSEC登録投資顧問の資格を取得したと発表。既存事業と合わせ機関投資家のオンチェーン投資戦略を包括支援する体制を整えた。
08:15
米スポーツ用品大手ファナティクス、BGCから予測市場向け取引所と清算機関を取得へ
ファナティクスが米BGCグループから予測市場向けの取引所と清算機関を取得する契約を締結した。両社は市場データ分野でも提携し、個人投資家と機関投資家をつなぐ予測市場基盤の構築を目指す。
07:35
分散型ストレージのStorj、米国で破産申請
分散型ストレージサービスを提供するStorjは、自主的に米国でチャプターイレブンの適用を申請。仮想通貨STORJの価格は一時19%超下落した。
07:20
Ondo Finance、新執行レイヤー「Ondo Network」発表
Ondo Financeが新しい実行レイヤー「Ondo Network」を発表した。中央集権型取引所並みの速度とプライバシーを、検証可能でノンカストディアルな設計と両立させる狙いがあり、今後の関連アプリ拡大が注目される。
06:35
ビットマイン、先週9946ETHのイーサリアムを新規購入 5%目標の96%まで到達
米上場企業ビットマインが先週9,946ETHのイーサリアムを新規購入したと発表した。保有総額は1.9兆円に達し、5%目標到達度は96%となった。
05:55
米上院共和党、クラリティー法案の本会議入り急ぐ=報道
米上院共和党は今週、仮想通貨市場構造法案であるクラリティー法案の本会議審議入りに向け動き出す。60票の確保が課題となる中、ニューヨーク州司法長官は議会に規制強化を求める証言を提出した。
05:35
サークル、約1000件のIBMブロックチェーン特許を取得
ステーブルコイン大手サークルがIBMのブロックチェーン特許ポートフォリオを取得したと発表した。680件超の特許ファミリーを獲得し、米国内最大の保有企業となった。USDC等の基盤強化に活用する方針。
07/27 月曜日
21:25
ストラテジー、ビットコイン新規購入を再度見送り 新たに883億円調達
ビットコイン保有大手ストラテジーが7月20〜26日の週にもビットコインを新規購入せず、84.3万BTCの保有を維持したと発表した。同時に普通株式を5.4億ドル売却し、資金調達を続けている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧