今週のニュース
一週間(6/4〜6/10)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は日本政府が、Web3(分散型ウェブ)の環境整備を含めた「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針2022)」を閣議決定したニュースが最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、ビットコイン(BTC)の底入れシグナルについて複数のアナリストが見解を示したレポートが高い関心を集めている。
このほか、国内の仮想通貨取引所が新規銘柄を取り扱う際の上場前審査の撤廃について、検討が開始されたことを伝えた記事も注目度が高かった。
今週のニュースランキング
1位:日本政府、Web3の環境整備を本格化 骨太方針を閣議決定(6/8)
日本政府は7日、骨太方針を閣議決定。これからWeb3の環境整備を本格化していく意思を示した。(記事はこちら)
2位:ネクソン「メイプルストーリー」、NFTゲーム化を発表(6/9)
全世界110カ国で1億8,000万人のユーザーベースを誇る人気PCゲーム「メイプルストーリー」について、新たにNFT(非代替性トークン)ゲームがリリースされることがわかった。(記事はこちら)
3位:M2EゲームSTEPN、ゲーム内経済の改善プランを公開(6/9)
「Move to Earn」分散型ゲームアプリSTEPN(ステップン)の運営は8日、ゲーム内経済(エコシステム)が直面している課題解決に向けて、4つのアクションプランを発表。第3、第4のチェーン構想を控える中、プロジェクトが抱えている4つの問題点を共有し、コミュニティからのフィードバックを募っていた。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコインの「底入れシグナル」に慎重論、米株指数は大幅下落(6/10)
インフレ高進と金融引き締めへの警戒感からダウやナスダックが大幅下落。仮想通貨市場ではビットコインの底入れシグナルについて、複数のアナリストが見解を出している。(記事はこちら)
2位:軟調続くイーサリアムに悲観予想相次ぐ、LINKが前週比22%高となった背景は(6/9)
安定な相場の続く仮想通貨市場では、10週連続陰線の最中にあるイーサリアム(ETH)に対する悲観予想が相次ぐ。チェーンリンク(LINK)が前週比22%高となった背景は。(記事はこちら)
3位:仮想通貨相場はリスク回避売りで反落、バイナンス関連の報道が悪材料に(6/7)
バイナンスのBNBトークンについて、米SEC(証券取引委員会)が調査に入ったとの報道を受け、仮想通貨市場ではリスク回避売りが先行。ビットコインやイーサリアムの価格にも影響を及ぼすなどセンチメントが再悪化している。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
新規の国内仮想通貨銘柄、上場前審査の撤廃に向け検討開始=報道(6/8)
国内の仮想通貨取引所が新規銘柄を取り扱う際の上場前審査の撤廃について、検討が開始されたことがわかった。一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)は、年内の判断を目標としているという。(記事はこちら)
GMOコイン、5銘柄の現物取引開始へ(6/7)
GMOコインは7日、5銘柄の現物取引(取引所)を開始する予定を発表。対象となるのは、オーエムジー(OMG)、テゾス(XTZ)、エンジンコイン(ENJ)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)の5銘柄で、8日の定期メンテナンス後に取引サービスを開始するとした。(記事はこちら)
OKCoinJapan、国内初のアバランチ(AVAX)上場へ(6/10)
オーケーコイン・ジャパン株式会社は10日、OKCoinJapanにて「アバランチ(AVAX)」の取り扱いを開始すると発表した。アバランチの上場は国内初。(記事はこちら)
韓国大手取引所、ライトコインを上場廃止へ(6/9)
韓国の大手仮想通貨取引所UpbitとBithumb、及びCoinoneやKorbit などは8日、ライトコイン(LTC)の上場廃止を発表。ライトコインのプライバシー機能「MimbleWimble」が実装されたことが上場廃止の理由だとした。(記事はこちら)
米SEC、BNBトークンを調査か(6/7)
米SECはバイナンスのプラットフォームトークンBNBについて未登録有価証券に該当するか調査しているようだ。2017年にバイナンスがBNBのトークン販売を行なった際に、有価証券法に違反したかどうかを調べているという。(記事はこちら)
イーサリアムRopsten、PoSチェーンとの統合を完了(6/9)
イーサリアムのテストネット「Ropsten」は日本時間9日未明、大型アップグレード「The Merge」を完了。イーサリアムのテストネット上でプルーフ・オブ・ステーク(PoS)の導入に成功した。(記事はこちら)