はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NFTゲーム「クリプトニンジャパーティー」の1stセール開催間近、イケハヤ氏とHashPalette吉田氏が展望語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Palette Chain上のNFTゲーム

6月17日(金)、2023年1月〜3月にリリース予定のブロックチェーンゲーム「CryptoNinja Party!(CNPT)」のAMA(質問)セッションが、Twitterで実施されました。

「CNPT」は、実業家のイケダハヤト氏がプロデュースするNFT(非代替性トークン)コレクション「CrtptoNinja NFT」を題材にした作品。

2021年9⽉に始まった、忍者がモチーフの⽇本発NFTコレクションで、2022年5⽉時点でNFT取引総額は187ETH(5,000万円相当)に達するなど、NFTコレクションとして日本有数の取引⾼に達しました。

ゲームの基盤となるブロックチェーンには、HashPalette社が開発・発行するNFT特化ブロックチェーン「Palette(パレット)」を採用。ゲームをプレイすることによりトークンを獲得することができる「Play to Earn(P2E)」のエコシステムが設計されています。

セール情報について

ゲーム開発は、HashPortのゲーム部門である「HashGames」が手掛けており、注目すべき第1回「NFTセール」は2022年7月1日(金)から13日(水)まで、専用のNFTマーケットプレイス「PLT Place」で開催されます。

販売方式は抽選販売 (先行Deposit)で、1stセールでの購入はパレットトークン(PLT)払いのみ。2ndセール以降はクレジットカード決済にも対応予定。

セール価格

7月開催の「1stセール」は、通常料金よりも割引価格での提供となります。最高レアリティの「Legendary」は限定10体、「Epic」は500体、「Rare」は2000体です。

抽選受付期間

抽選受付期間は、NFTのレアリティごとに異なるため要注意。詳細は以下をご覧ください。

当選発表については、「Legendary」7月5日20:00、「Epic」は7月9日20:00、「Rare」は7月13日20:00に行われます。NFTセールの第二弾と第三弾は、今年8月と9月に実施予定です。

CNPTのゲーム内容

「CNPT」は、カジュアルなミニゲームが集まった形式で、他プレイヤーと協力・対戦プレイを楽しめます

出典:HashGames

各種ミニゲームは、「NinjaNFT」をロックすることでプレイ可能。ロックしたNFTのレアリティやレベル及びパラメーターによって、ゲームスコアやゲームプレイで獲得できるEXPが変動します。

将来的には、ユーザーがゲーム制作に間接的に携わることで報酬を得られる「Create to Earn」システムも導入予定です。

制作したゲームのプレイ回数などに応じて、ゲームクリエイターは報酬として、ゲーム内通貨の「EXP」や独自トークンを獲得することができるようになる予定です。

AMAの内容

AMAには、Hashportの吉田 世博CEO(最高経営責任者)とイケダハヤト氏が出演。約1時間に渡って「CNPT」のシステムや、将来的な展望に関する質疑応答が行われました。

以下は、AMAで行われた主な質問とその回答です。

Q:イケハヤさんから見たパレットチェーンの魅力と、「CNPT」に活かしたい点を教えて下さい。

A:(イケハヤ氏)仮想通貨の投資家的な観点で言うと、パレットトークン(PLT)はすごく面白い銘柄だなと、前から思っていて。

やはり、日本市場に特化したNFT(非代替性トークン)などのコンテンツ系にフォーカスしたブロックチェーンは唯一無二です。日本はコンテンツ産業で非常に強いので、結構なマーケット規模がある。

EVM互換だし、国内大手取引所のコインチェックにも上場していて、他ブロックチェーンとのブリッジ機能もある。パレットチェーンはまだ始まったばかりの状態ですけど、一年後とかには「CNPT」も含めて、いろんな形で使われていくブロックチェーンになるんじゃないかなと。

Q:なぜ2人が出会い、タッグを組むことになったんですか?

A:(吉田 世博 氏)昨年11月ぐらいに、イケハヤさんがTwitterで「CryptoNinjaのインディーズゲームを作りたい」って呟かれていて。

当時、Hashportではすでにゲームの計画が進んでいて、今のグローバルのメジャートレンドに沿ったスカラーシップができるようなNFTゲームを、日本コンテンツを活用して作るというプロジェクトが動いていました。

実証したい仮説の一つは、「日本の凄いメジャーなゲームをNFTゲーム化したときに、どのような化学反応が起きるのか?」というところですね。

ユーザーの溜まり場っていうのは、濃いコミュニティでないと生まれないんですね。なぜかというと、英語が苦手な人と英語のネイティブスピーカーが一緒にゲームをしても「感情的価値」ってなかなか生まれないと思っているんです。

その点、CryptoNinjaさんとかやっぱすごいよなと。コミュニティーの結束の強さっていう意味でも、成り立ちっていう意味でも。

ちょうどそんな風に考えていたところでしたので、私の方からイケハヤさんに連絡させて頂いた。そして翌週ミーティングをして、プロジェクトがスタートしたっていう背景があります。

Q:「CNPT」に向けてどんどん盛り上がってますが、準備しておくものや備えは必要でしょうか?

A:(吉田 世博 氏)購入準備としましてはPLT Placeですね。マーケットプレイスがございます。

特徴は、一つはクレジットカード決済ができるところ。カードとPLTトークンの両方で決済出来ます。あとこれはパレットチェーン全体の特徴なんですが、ガス(ネットワーク手数料)を意識することなく取引可能です。

PLT Placeで実際発行されたNFTというのは、イーサリアム上でも使うことが可能で非常に便利なマーケットプレイスとなっています。

これが(利用のための)ファーストステップですね。ニ個目は、NFTミント(発行)に必要なウォレットです。

PLTウォレットは簡単にセットアップができるモバイルウォレットで、AndroidとiOSで提供しています。

決済に加えて、PLTを多く持っていらっしゃる方は、優先的に購入ができる販売設計になっております。ご興味があってある方がいれば是非、PLTも保有いただいて、今回のセールに参加いただけたらと思っております。

ツイッターとディスコードでも、情報発信を積極的にしております。

こういうコミュニティがあるサービスでゲームを楽しむということであれば、交流をするっていうのは、すごく重要なポイントだと思ってますので、ご登録いただけたらと思ってます。今登録をすると色々キャンペーンもやってますので、確認して頂ければ幸いです。

Q:「Create to Earn」がとても興味深いですが、特に面白いポイントを教えて下さい。

A:(吉田氏)本作は「ミニゲーム集」の様な形式をとっております。そういった意味で、ミニゲームの専用ツールを段階的に整備をしていこうと思っております。

ゲーム内にクリエーターが創作するオリジナルキャラクターを反映出来るようにして行きたいと思っております。

どちらかというと、創作するゲームそのもののクオリティを上げてもらうというよりも、コミュニティの中で盛り上がる仕掛けを、「Create to Earn」のところで意識していただくと良いと思っております。

クリエイターがもらえる金額(報酬)というのも、盛り上がりにある程度比例できるような形で準備していきたいと考えています。

Q:ゲーム内でCNPホルダーやCNPJホルダー限定の企画やイベントなどを行う予定はありますか

A:(吉田氏)そういったコラボレーションは、ぜひ一緒にやっていきましょうということで、イケハヤさんともお話をさせていただいています。

10個以上CNPTを持っている大口保有者の方は必ず「レア」が買えて、30個以上持ってる方は必ず「エピック」が買える形になっています。実施方法に関してはディスコードにて専用チャンネルでWalet connectして、保有数に応じてロールを付与する形式となります。

(PLT保有者が得られる特典について)2つ用意しております。1つ目は、エルフマスターで(の抽選販売に)外れた方を対象に準備をしております。

過去問題になった「複数アカウント」についても対策済みで、かなりの数を排除しておりますので、ご安心頂いて参加いただければと思います

2つ目は、PLTトークンをステーキングしていただいている方向けに当選しやすいような形にしております。「1万PLT」以上をステーキングいただいている方には希望者の中から抽選で100名様に、ホワイトリストを割り当てさせていただきます。

3万以上ステーキングしている方はホワイトリストの中でですね、レアが確実に買える権利を付与します。5万PLT以上ステーキングしている方は、エピックとレアの両方のホワイトリストを確定とさせていただきます。

(*現在は、募集終了しております)

HashGamesについて

HashGamesは、2022年2月に設立が発表されました。

第一弾の「ELF Masters(エルフマスターズ)」のほか、東証1部上場企業のenishが開発・販売するスマートフォン向けオンラインRPGをベースにNFTゲーム化した最新作「De:Lithe Φ (ディライズ ファイ)」を準備中。

2022年4月1日にPLT Placeで開催された、「エルフマスターズ」第一回セールでは、スターターパック1,500セット(マスターレアパック: 500点/30,000円、 ウルトラレアパック: 1,000点/15,000円)、計3,000万円相当が即完売するなど人気を博しました。

これらの3作品は、いずれもHashPaletteが開発するブロックチェーン「Palette(パレット)」上のサービスとして展開され、クロスチェーンハブ機能を活かしたマルチチェーン対応や海外ユーザーへのマーケティング支援サポートなども実施する予定です。

「パレット」チェーンは、アニメや漫画、スポーツや音楽向けのもので、日本発のデジタルコンテンツをNFT(非代替性トークン)として発行し、管理や流通まで行うことができるのが特徴。PLTはそのネイティブトークンで、コンセンサスノードの報酬支払やガス代、NFTの売買の通貨として利用されます。

「Palette(パレット)」について

「Palette(パレット)」は、NFT(Non-Fungible Token)を利用したコンテンツ流通に最適化されたブロックチェーンネットワークであり、日本発コンテンツのNFTを通じた流通強化を目的にしています。

異なるブロックチェーン同士をまたぐNFTのクロスチェーン技術を実装していることも大きな特徴であり、パレットで発行したNFTを、イーサリアム(Ethereum)を始めとする他のブロックチェーンネットワークに転送することも可能です。「PLT(パレットトークン)」は、パレットエコシステムにおけるコンセンサスノード運営報酬の支払い、スマートコントラクトの発行手数料(GAS)の支払い、NFT売買の決済などの用途で使用されます。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/21 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットコインの2026年相場予測やブロックチェーン人気ランキングなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン、流動性低下で来週も不安定な展開か|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインの今後の見通しをbitbankアナリストが解説。年末のホリデーシーズンで流動性が低下する中、来週にかけても方向感に欠ける展開が続く可能性。12月の米雇用・物価データが金利見通しの鍵を握る。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|与党税制改正大綱の決定に高い関心
今週は、米SECのポール・アトキンス委員長の講演、ノルウェー政府系ファンドによるメタプラネットのビットコイン戦略に対する支持、政府・与党の2026年度税制改正大綱の決定に関する記事が関心を集めた。
12/20 土曜日
13:22
イオレがビットコイン追加取得、累計保有量101BTC超に
日本上場企業イオレが約1億6640万円分のビットコインを追加取得。ネオクリプトバンク構想の初期トレジャリー運用の一環として実施され、2026年3月期中に120億円から160億円規模の取得を目指している。
11:55
ブラックロックのビットコイン現物ETF、年初来リターンはマイナスも流入額6位入り
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が年初来のETF流入で6位にランクインした。一方でリターンはマイナスとなっており背景にある投資家心理が注目される。
10:50
メタプラネット、米国預託証券プログラム設立
ビットコイン保有企業メタプラネットがドイツ銀行を預託銀行とする米国預託証券プログラムを設立し、19日より米国店頭市場で取引を開始する。米国投資家の利便性向上と流動性拡大を目指す。
10:33
ビットコイン提唱者ルミス米上院議員が再選不出馬、仮想通貨法案成立に注力へ
仮想通貨推進派として知られるシンシア・ルミス上院議員が2026年の再選不出馬を表明した。任期終了までに包括的な仮想通貨規制法案や税制改革の成立を目指す方針を示している。
10:05
「ビットコイン価格は2035年に2億円に到達」CF Benchmarksが強気予想
CF Benchmarksが2035年の仮想通貨ビットコインの価格を基本シナリオで142万ドルと予想した。ゴールド市場のシェアを獲得することなどを前提とし弱気・強気シナリオも算出している。
09:10
イーサリアム、Glamsterdamの次のアップグレード名は「Hegota」
仮想通貨イーサリアムでGlamsterdamの次に実施されるアップグレードの名称がHegotaに決定。2025年と同様、イーサリアムは2026年に2回アップグレードを行う可能性がある。
08:15
ビットコイン、弱気相場入りか クリプトクアントが需要減速を指摘
クリプトクアントが仮想通貨ビットコインの需要成長鈍化を指摘し、弱気相場への移行を指摘。ETFの純売却や大口保有者の需要縮小、デリバティブ市場のリスク選好低下などが要因として挙げられている。
07:10
コインベース、2026年の税制変更で予測市場がギャンブルより有利になると指摘
コインベースが2026年の見通しレポートで、トランプ大統領が署名したワン・ビッグ・ビューティフル・ビル法により予測市場が従来の賭博より税制面で有利になる可能性があると指摘した。
06:50
アーサー・ヘイズ、FRBの新資金供給策RMPでビットコイン4年サイクル論が終焉と再度主張
著名トレーダーであるアーサー・ヘイズ氏がFRBの準備金管理購入プログラムを分析し、実質的な資金供給(QE)により仮想通貨ビットコインの従来の4年サイクルが崩れたとの見解を示した。ビットコインは2026年に20万ドルに向かうと予測。
06:20
仮想通貨の冬到来か、フィデリティ責任者がビットコインの2026年底値を6.5万ドル付近と予測
フィデリティのグローバルマクロ責任者ジュリアン・ティマー氏がビットコインの強気サイクル終了の可能性を指摘し、2026年の底値を6.5万ドルから7.5万ドルと予測した。機関投資家の参入により従来のサイクル論が変化しているとの見方が広がっている。
05:45
米FRB、仮想通貨企業向け「簡易版マスターアカウント」開設に進展か
米連邦準備制度理事会が仮想通貨関連企業を含む適格機関に決済サービスへの限定的なアクセスを提供する「ペイメントアカウント」案についてパブリックコメントを募集開始。
12/19 金曜日
17:38
税制改正大綱で仮想通貨税制が大きく前進、申告分離課税20%と3年間の繰越控除を明記
政府・与党が2026年度税制改正大綱を決定。暗号資産取引に申告分離課税を導入し、税率は株式と同じ一律20%に。3年間の繰越控除制度も創設される。金商法改正を前提とした条件付きで、2028年施行の見通し。昨年の「検討」から具体化が進み、web3業界の発展に向けた重要な一歩として評価されている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧