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NYDIGとデロイトが協業、ビットコイン導入促進へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

規模異なる企業を対象に

米大手暗号資産(仮想通貨)投資企業NYDIGは22日、さまざまな規模の企業がビットコインを導入することを促進するために、専門サービス大手デロイトと協業することを発表した。

NYDIGは銀行、消費者のロイヤリティやポイントプログラム、従業員福利厚生など、ビットコイン製品が関わる複数の分野で、デロイトのブロックチェーンおよびデジタル資産事業と連携し顧客基盤を拡大すると同時に、デロイトのデジタル資産事業を強化する。

今回の提携によって、ビットコイン製品およびサービスの導入に関するアドバイスを求める顧客に対して、一元的なアプローチを提供可能になる。NYDIGが提供する包括的なビットコイン金融・技術製品およびサービスとともに、デロイトの多分野にわたる専門的サービスを活用することも可能になるという。

NYDIGは今年の2月に企業の従業員が給与の一部をビットコイン(BTC)で受け取り、貯金することができるサービスをローンチした。また、金融企業向けのデジタルペイメントプロバイダー米Allied Payment Networkと提携し、企業がビットコイン売買システムを導入できるサービスを提供している。これらのサービスもデロイトの顧客に提供する製品に含まれる。

関連米NYDIG、ビットコインの給与受取サービスを発表

デロイトのRichard Rosenthalデジタルアセットバンキング規制プラクティス責任者は発表で「金融サービスの将来は、デジタル資産の利用が中心となる。我々は、規制やコンプライアンスに準拠した方法で顧客に助言することに注力している」と述べている。

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