「Coinbase Derivatives Exchange」
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは24日、同社初のビットコイン先物を6月27日にローンチする予定を発表した。同社初のデリバティブ商品になる。
コインベースが提供するビットコイン先物は「Nano Bitcoin futures contract(BIT)」というもので、CMEが提供しているビットコインのマイクロ先物に類似。
取引関しては、「Coinbase Derivatives Exchange」から提供。Coinbase Derivatives Exchangeは、コインベースが1月に買収したCFTCのライセンスを持つデリバティブ取引所FairXをリブランディングした子会社だ。多くの証券会社(ブローカー)口座からアクセスできる。
今後コインベースのユーザーが直接利用できるように現在CFTCに認可を申請中だという。
なお、コインベースのライバルであるFTX.USは5月に株取引プラットフォーム「FTX Stocks」をローンチした。FTX Stocksでは、米ドルのステーブルコイン「USDC」の利用が業界初として可能となり、取引手数料は無料だ。
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