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英サッカークラブ運営目指す「WAGMI United」、アディダスと提携したNFTコレクションをリリース

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

WAGMI Unitedがアディダスと提携

インターネットを介したサッカーチーム運営を目指す「WAGMI United」は27日、大手ファッションブランド「アディダス(ADIDAS)」とのパートナーシップにより、7月6日にNFTコレクションをリリースすることを発表した。

アディダスがデザインを手がけるNFTコレクションの保有者は、WAGMI Unitedが今年4月に買収した「クローリータウンFC」のチーム運営への関与を含む、様々な権利が付与される。

クローリータウンFCは、イングランド・プレミアリーグ下部のEFLリーグ2に所属するプロサッカークラブ。インターネットスラング「(皆で成功しよう:WE’RE ALL GONNA MAKE IT)」から名前に使用するWAGMI Unitedは、Web3(分散型ウェブ)を活かしたチーム運営とコミュニティの情熱により、クローリータウンFCをプレミアリーグに押し上げようとしている。

Web3(ウェブスリー)とは

現状の中央集権体制のウェブ(Web2)と対照的に、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

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WAGMI United NFTの保有者は、クラブ特典へのアクセスや、アディダス製の実物・デジタル商品を交換できるなどの特典があるほか、チーム運営に関する重要なテーマについて投票できる。

例えば、今後2シーズンでチームがリーグ1への昇格を果たせなかった場合、クローリータウンFCの会長の続投がコミュニティ投票に委ねられる。なおクラブ会長は、WAGMI Unitedの共同設立者が務めている。

関連:adidas Originals初のNFTコレクション、26億円売り上げ

WAGMI Unitedの野望

WAGMI Unitedは声明で、125年の歴史を有すクローリータウンFCの長年のファンに、クラブ運営に関する重要な発言権を与えたいと述べる。分散型のガバナンスシステムにより、ファンにとってインタラクティブなスポーツ体験を実現できると説明した。

WAGMI Unitedとのパートナーシップにより、同社はクローリータウンFCの公式キット/アパレルパートナーとなる。アディダスがリーグ2の小規模なクラブとスポンサー契約を結ぶのは初めて。アディダスにとってはブランドメッセージ「不可能なことは何もない(Impossible Is Nothing)」を体現する取り組みとなる。

adidas OriginalsのErika Wykes-Sneydブランドコミュニケーション部長は以下のように語っている。

当社は2021年以降、メタバース(仮想空間)を含むデジタル空間分野への事業展開を模索してきた。WAGMI Unitedとのパートナーシップは、ファンがチームと真の利害関係を持つ点でスポーツにおける新たな可能性を切り開く。美しいゲームの周りにディープなコミュニティと帰属意識を構築するという野心に満ちたものだ。

WAGMI Unitedは、人気NFT作品の創設者やインフルエンサー、弁護士等、強力なメンバーが参画。コアチームにはジェネラティブ・アートNFT「Art Blocks」の創設者や、投票参加型漫画Punks ComicをヒットさせたWeb3エンターテイメントグループPixel Vaultの創設者がいる。Web3の拡大に向けて、スポーツチームを中心としたデジタルファーストのコミュニティ構築に取り組むという。

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