- 仮想通貨市場
- BTC価格は前日比3.17%安で70万円を割り込むなど、全体的に弱含み。出来高停滞で材料不足感も否めないが、各プロジェクトは着々と進捗している。
仮想通貨市場
最近の仮想通貨市場の動向
ビットコインを初めとする仮想通貨全体は、地合いが悪い状態が続く反面、各プロジェクト自体は着々と進行しています。
ビットコイン (BTC)
以前、ニュースになっていたカナダのオンタリオ州の住民50万人が仮想通貨を保有していることで、大多数のカナダ人はビットコインを認知しています。
カナダの中央銀行による新たな調査によると、1年前よりビットコインを保有しているカナダ人の総数は、約2倍に増加しており、ビットコインが何であるかをよく知っている比率は85%に達するとされています。
リップルとXRP
XRPの供給量の60%を保有しているRipple社は、Chief CryptographerだったDavid Schwartz氏がCTOに異動し、新たにFacebookやMastercardに勤めていた経歴を持つKahina Van Dyke氏を事業開発責任者として任命したことが、ニュースになりました。
Schwartz氏は、米Ripple社の技術戦略と開発を担当し、金融業界で20年の経験を持つVan Dyke氏は、新たな戦略的提携を結ぶ事に焦点を置くと言います。
一方のXRPは、Rippleのウェブサイトで確認出来るXRP Ledgerの数では、4000万件を超えています。
イーサリアム (ETH)
すでに世界中で3.2億人以上の利用者がいることで知られるインターネットブラウザOperaは、イーサリアム(dApps)特化のブラウザウォレット機能を実装しました。
対応している通貨は、ETH・ERC20・ERC721で、dAppsゲームも可能になり、アプリのベータ版を使用できるのは現在Androidのみになっている。
ネオ (NEO)
NEO財団は「分散化の時代」に突入したと述べ、プライベートノードの使用しない方針を明らかにしました。
2019年には、トークン保有者がどの組織がネットワークを運営するか投票が行われる予定です。
What’s Next for NEO?
— Neo Smart Economy (@NEO_Blockchain) July 10, 2018
NEO 3.0!
Here’s a sneak peek unveiled by NEO Core Dev Erik Zhang. https://t.co/Ln5NHZzKcs
トロン (TRX)
TRONは、メインネット移行のプロセスを完了するための仮想通貨取引所が増加しています。
Binance、Max Exchange、CoinEgg、Coinnest、Bitfinexは、ユーザーのイーサリアムベースのTRXを新しいトロンネットワークに転送するプロセスを完了したとコメントしている。
Thanks, @bitfinex . Vote! Vote! Vote! 😀#TRONSR #TRX $TRX #TRON https://t.co/Ek7hQxaffL
— Justin Sun (@justinsuntron) July 11, 2018
仮想通貨(ブロックチェーン)関連株
為替市場が円安に振れた影響で、東京株式市場は買い優勢に。日経平均株価は、主力株を中心に買い戻しが入ったことにより、前営業日比255円高となりました。
個別では、仮想通貨交換業への参入を発表しているマネーフォワード(3994)が5.48%高となったほか、ブロックチェーンを使用したdAppsゲームを開発するアクセルマーク(3624)が3.58%高、モバイルファクトリー(3912)が3.71%と、一定の反発を見せています。
また、キュレーションアプリで有名なグノシーは7月12日、AnyPayと50%ずつ出資し、ブロックチェーン関連事業を⾏う合弁会社「LayerX」の設⽴で合意したと発表。
グノシーは、機械学習で培った高度な技術力を活かして、ブロックチェーン技術研究を推進しています。
有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。