WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

破産申請したVoyager、FDICの保険は顧客資産に不適用と発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米ドルの保険は不適用と発表

暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームVoyager Digitalに顧客が入金していた米ドルは、米連邦預金保険公社(FDIC)の保険が適用されないことが分かった。

財政難に直面したVoyagerは5日、米連邦破産法11条(チャプターイレブン)に基づいた破産申請を行なっている。同社は以前から、Voyagerに入金された米ドルは、最大で約3,390万円(25万ドル)までFDICに補償されると説明してきた。しかし、Voyagerの顧客のドルを預かっているメトロポリタン商業銀行によると、Voyagerの破産には保険が適用されないという。

関連:3ACへの巨額融資の影響で連鎖破綻か、仮想通貨企業Voyagerが破産申請

FDICとは

「Federal Deposit Insurance Corporation」の略。被保険銀行における預金を保護するための預金保険業務等を行う米国政府の独立機関を指す。金融システムの安定を保ち、安全性や健全性の維持、また消費者保護のために金融機関を監督する役割を担っている。

▶️仮想通貨用語集

Voyagerの破産申請を受け、メトロポリタン商業銀行は声明を発表。その中で、同銀はFDICの被保険銀行であり、もちろん預金に対する保険はVoyagerの顧客にも適用されると説明している。現在は1つの口座につき、25万ドルまで補償されるとした。

しかし、それはあくまでメトロポリタン商業銀行が破産などに陥った場合だと説明。Voyagerやその従業員に起因する場合は、FDICの保険は適用されないとした。そして、同銀の包括的な口座で保有しているのは米ドルだけだとし、仮想通貨や他のデジタル資産は保有していないとも述べている。

さらに、2022年1月7日更新のVoyager自身の契約書にも、Voyagerの破産ではFDICの保険が適用されないことを明記しており、冒頭のような説明とは矛盾していることも分かった。

関連:「市場に漂う清算リスクの暗雲」、仮想通貨企業の債務問題・救済策まとめ

Voyagerの融資先

Voyagerが破産申請を行った書類から、同社が、仮想通貨投資・トレーディング企業Alamedaに仮想通貨の貸付を行っていたことが明らかになった。Alamedaは、Voyagerが今回財政難に陥った際、融資を行なっている。

関連:仮想通貨投資アプリVoyager、アラメダからつなぎ融資を確保

破産の申請書(P13)によると、Alamedaの未返済分は3.7億ドル相当。融資の金利は1%から11.5%だった。

出典:裁判所

未返済分を記載した上記の表の中で、最も多くの金額を返していない借り手は仮想通貨ヘッジファンドのThree Arrows Capital。未返済額は6.5億ドル相当で、金利は3%から10%だったようだ。

関連:仮想通貨ヘッジファンドThree Arrows、米国で破産申請

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/30 水曜日
13:25
バイナンスペイ、訪日旅行者向けに仮想通貨でのPayPay加盟店決済に対応
バイナンスは9月30日、訪日外国人旅行者が全国のペイペイ加盟店で仮想通貨決済を行えると発表。期間限定で10%割引も受けられる。
11:32
カカオペイ証券、オンドおよびディナリと提携──韓国上場株のトークン化を検討
カカオペイ証券がオンド・ファイナンス、ディナリとそれぞれMOUを締結。韓国上場株のトークン化と海外投資家への流通を検討する。
10:55
メタプラネット独立取締役が書簡、新株予約権の希薄化批判に回答
ビットコイン保有企業メタプラネットの独立社外取締役が、経営陣向け第10回新株予約権の経緯を説明する書簡を公表した。対象株式を約41%削減した見直しの内容と、ヴァンエックが関連分析を削除した経緯を伝える。
10:50
米下院の予測市場インサイダー取引調査、ハイパーリキッドなどに情報提供を要請
米下院監視・政府改革委員会は、予測市場におけるインサイダー取引を調査する一環として、ハイパーリキッドなど3つのプラットフォームに書簡を送付。文書や情報の提供を求めた。
10:30
ロビンフッドが無期限先物開始、週末取引も追加へ──トレーダー争奪
米ロビンフッドは無期限先物取引を開始し、週末の株式取引開始も計画していると発表した。レバレッジ最大10倍の無期限先物提供や、ナスダックなど大手取引所の取引時間拡大の動きと合わせ、個人投資家の取引環境が広がる可能性がある。
09:10
zkマネー再開、イーサリアム送金に新たなプライバシー支払い手段
プライバシー技術開発企業アズテックラボは29日、匿名送金ウォレット「zk.money」の提供を再開したと発表した。イーサリアム上の資金を秘匿した状態で送受信できる。プライバシー保護技術への需要が高まっている。
08:58
ビットコインに過熱の兆候、強気相場は維持=クリプトクアント分析
仮想通貨分析企業のクリプトクアントはビットコインは強気相場の初期段階にあるものの調整の可能性があると分析。想定される支持線も示した。
07:50
米イリノイ州、仮想通貨取引に0.2%課税する規則案を公表
米イリノイ州歳入局は仮想通貨取引に課税する規則案を公開し、業界からの意見を募集している。税率は資産価値の0.2%で、2027年1月1日に施行される。
07:20
S&PとCboeがオプションのトークン化を模索する可能性、契約を25年延長
シーボー・グローバル・マーケッツとS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、ライセンス契約を25年間延長することを発表。トークン化したオプション契約などの新たな金融商品の提供を模索する可能性がある。
06:45
イーサリアムの『グラムスターダム』テストネット、10月6日に先行稼働
イーサリアム財団は次期アップグレード「Glamsterdam」を10月6日にセポリアテストネットで稼働させると発表。ePBSやBAL導入でL1処理能力向上を目指す取り組みで、メインネット実装時期は今後決定される。
06:25
予測市場カルシ、10億ドル調達で協議 評価額400億ドルへ
米予測市場プラットフォームのカルシが、タイガー・グローバル・マネジメントやドラゴニア・インベストメント・グループを含む投資家から10億ドル規模の資金調達を協議しており、評価額は約400億ドルに達する見通しだ。
06:10
ビットワイズ、NEAR現物ETFを米国初上場
米仮想通貨資産運用会社ビットワイズが仮想通貨NEARの現物ETF「NRR」を米国で上場した。信託手数料は年0.75%で、投資家はNEARのステーキング報酬獲得を期待できる。
05:45
業界初、コインベースが米CFTCの主要3登録を完全取得──USDC担保の24時間体制実現
コインベースは9月28日、米CFTCからデリバティブ清算機関の登録承認を取得したと発表した。先物取引業者・指定契約市場と合わせて主要3登録を全て保有する初の仮想通貨企業となり、規制対象デリバティブ市場での存在感拡大が見込まれる。
05:00
金融大手モルガン・スタンレー、ステーブルコインなど検証するデジタル資産ラボを設立
モルガン・スタンレーは、ステーブルコインやトークン化、分散型金融関連技術を検証する「デジタル資産ラボ」を設置した。分散型金融保管庫の検証にも取り組んでおり、大手金融機関による仮想通貨分野への関与拡大を示す動きとなっている。
09/29 火曜日
17:17
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入完了 約12BTC
Bitcoin Japan(旧堀田丸正)は29日、100%子会社BTC JPN Ltd.によるビットコインの初回購入が完了したと発表した。取得額は約100万ドル。投資資金総額6.62億円の上限内で、引き続き購入を進める方針だ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧