はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

テラ基盤の48以上のプロジェクト、ポリゴン移行へ 「Polygon Studios」CEOが報告

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

48プロジェクトがポリゴンに移行

ゲームとNFT(非代替性トークン)に特化した「Polygon Studios」のRyan Wyatt CEOは9日、暴落したテラ(LUNA)を基盤としていた48以上のブロックチェーンプロジェクトが、レイヤー2ソリューションのポリゴン(MATIC)に移行することを発表した。

「Polygon Studios」は、21年7月に設立が発表された部門で、ブロックチェーンゲームやNFTに関する取り組みを強化し、Web2.0とWeb3.0の架け橋になることを目指している。

関連:米メタ、FacebookでETHとポリゴンのNFT導入をテスト

今回の移行状況は、Wyatt氏がツイッターで情報公開したことなどで明らかになった。同氏は5月に、テラ関連のプロジェクトの救済とそれらのプロジェクトのポリゴンへの移行サポートを行うこと発表しており、この度具体的な「成果」が明かされた形だ。

移行するプロジェクトには、NFTマーケットプレイスの「OnePlanet」や、競馬がテーマのブロックチェーンゲーム「Derby Stars」などが含まれる。

レイヤー2(L2)とは

「2層目」のブロックチェーンのこと。取引履歴の一部をオフチェーンやサイドチェーンに記載するようにすることでメインチェーンへの負荷軽減や処理速度向上を期待することができる。

▶️仮想通貨用語集

「OnePlanet」は救済の取り組みを実施

「OnePlanet」は5月から「Polygon Studios」と提携しており、テラ基盤プロジェクトを救済するための取り組み「Ark*One」を実施している。これは、移行を希望するプロジェクトには技術的な支援を提供するというもの。

新規ロジェクトの場合は、ポリゴン上でプロジェクトを始動させるためのローンチパッドが利用可能となっている。

テラの暴落は、5月に発生したアルゴリズム型ステーブルコイン「テラUSD(UST)」のドル・ペグ乖離(ディペッグ)、及び崩壊をきっかけとして発生。同銘柄はUSTの裏付け資産となっており、連動して価値が最大99.99%下落した。

現在は、旧テラからフォークした、新たなテラ・ブロックチェーン「テラ2.0」が稼働しており、LUNAトークン所有者向けのエアドロップなども実施されている。

関連:テラUSD(UST)のディペッグ騒動 Terraform Labs社や取引所の対応まとめ

メタ社もNFT領域で活用

ポリゴンは、ブロックチェーン上のトランザクション速度を向上させ、コストを削減することを目指すイーサリアム(ETH)のセカンドレイヤープロジェクト。MATICは、同チェーンのネイティブトークンであり、取引にかかるネットワーク手数料の支払いやステーキングなどで使用できる。

各領域での活用も進んでおり、7月初頭にはメタ社(旧フェイスブック)が、イーサリアムとポリゴンのNFTを導入するテストを開始したことが報じられた。また国内暗号資産(仮想通貨)取引所のbitFlyer(ビットフライヤー)は6日、同トークンの新規取り扱いの開始を予告した(記事執筆時点では開始日は不明)。

なお、同取引所が取り扱うMATICは、イーサリアム上のERC-20トークンにのみ対応し、ポリゴンのネットワークには対応しない形となる。

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/08 日曜日
11:30
短期調整警戒も、今週高値を「大天井」断定は時期尚早か|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが、1400万円台で推移する今週のビットコイン(BTC)相場を分析。10万ドルの壁を突破できれば、FOMOによって相場が走ると想定するも、CMEのビットコイン先物では7.8万ドル〜8万ドルの間に窓が開いている点にも言及した。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|モルガン・クリークCEOのアルトコイン5選に高い関心
今週は、モルガン・クリークのCEOによる仮想通貨ビットコイン・アルトコインの市場分析、ヘデラやXRPの高騰、a16zの2025年トレンド予想に関するニュースが最も関心を集めた。
12/07 土曜日
13:25
中欧チェコ、長期保有の仮想通貨に対する免税へ
チェコ共和国で、3年を超えて保有の仮想通貨によるキャピタルゲインを非課税とする法案が成立した。一定額以下の取引も免税となる。
11:40
仮想通貨と株式市場は割高か、米バンカメのアナリストが警戒
米主要株指数のS&P500は6日に史上最高値を更新し6,090ポイントの値を記録した。一方、仮想通貨ビットコインは5日に10万ドルの大台を突破し6日にはフラッシュクラッシュが発生したものの、7日には再び10万台を回復した。
10:05
米NY連銀元総裁、トランプ新政権のビットコイン準備金構想を批判
米国のトランプ次期大統領のビットコイン準備金構想に対し、NY連銀元総裁が批判的見解を表明した。代わりに規制を整備すべきとしている。
08:50
リップル社のシュワルツCTO、ステーブルコインRLUSDの課題を語る
米仮想通貨関連企業リップルのデビッド・シュワルツCTOは、年内のステーブルコイン「RLUSD」ローンチに対する希望を依然として持ち続けているようだ。The Block主催の仮想通貨カンファレンス「Emergence」に登壇し見解を語った。
07:45
米フロリダ州、25年1Q開始の議会でBTC準備金創設か
フロリダ・ブロックチェーン・ビジネス協会の創設者は、同州の仮想通貨ビットコイン準備金計画について説明。2025年第1四半期からの議会で戦略準備金を創設できるようになる可能性が十分にあるとした。
07:10
アルトコインとビットコインの相関性が低下 アナリスト分析
仮想通貨市場において、昨日ビットコインの急激な変動(フラッシュクラッシュ)に対し、主要アルトコイン銘柄が安定性を示す状況が確認され、アルトシーズンの継続が示唆されている。
06:25
イーサリアム4000ドル突破、3月以来の高値
仮想通貨イーサリアムの価格は昨日のビットコイン主導のフラッシュクラッシュから堅調に回復し、現在4,042ドルで取引されている。
12/06 金曜日
18:22
国税庁、日本居住者による米国ビットコインETFの譲渡所得は「分離課税」の認識示す
米国ビットコインETFの売却益に対する国税庁の見解が明らかに。申告分離課税(20%)適用の判断が、日本の仮想通貨課税制度の見直し議論に波紋を呼ぶ。国内ETF解禁への課題も検証する。
18:00
仮想通貨を種類別に解説|アルトコイン、ミームコインまでわかりやすく
仮想通貨の基本的な分類と代表的な銘柄を初心者向けに解説。決済通貨(BTC・XRP)、プラットフォーム通貨(ETH・SOL)、ユーティリティトークン、ミームコインの特徴や違いがわかります。
14:04
メルコイン、メルペイ残高から暗号資産つみたての自動引き落としを開始
メルカリの売上金(メルペイ残高)から暗号資産の自動つみたてが可能に。メルコインが新機能を追加し、ビットコイン・イーサリアムへの投資がより簡単に。渋谷で記念イベントも開催、最大1万円分のビットコインが当たるキャンペーンも実施中。
14:00
感情に翻弄される仮想通貨投資の実態、8割の保有者が認める=Kraken調査
Krakenの最新調査で、仮想通貨投資の実態が明らかになった。米国の8割以上の投資家がFOMOとFUDに影響され、感情的な意思決定が投資戦略を危うくしていることがわかった。
13:00
ソラナへの戦略的投資を行うソル・ストラテジーズ社、ナスダックへの上場を申請
カナダの仮想通貨投資会社ソル・ストラテジーズが、ナスダック上場を申請した。同社はソラナへの戦略的投資を拡大しているところだ。
12:43
10万ドル達成後のビットコイン急反落、1500億円相当の大規模ロスカットが発生
ビットコイン史上初の10万ドル到達後、急激な価格調整により10億ドルのロスカットが発生した。相場過熱の実態とSUIが上昇した背景などアルトコイン相場を解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧