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証券担保ローン企業、セルシウスに約600億円の債務か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

借り手が貸し手に

破産申請を出して財務再編に取り組むCelsius Network(セルシウスネットワーク)に対し、4億3,900万ドル(約600億円)の債務を負っている企業名が報じられた。

申請書では「ある融資プラットフォーム」とされたが、これが米国の機関投資家向け融資企業「EquitiesFirst(エクイティーズファースト)」と見られている。匿名の情報源に基づいて15日にFinancial Timesが伝えた。

申請書によると、両者のビジネス関係はセルシウス側が暗号資産(仮想通貨)を担保に資金を借りた2019年からスタートした。最初に異変が生じたのは2021年7月で、セルシウスが一部の融資を返済して担保の回収を要求したところ、「すぐには引き渡せない」と拒否されたという。

その後、セルシウスがほとんどの債務を返済すると立場が逆転し、今度はエクイティーズファーストが担保資産の返済義務を負った。

裁判資料によると、債務残高は合計600億円に上り、その内訳は3,765ビットコイン(約100億円)と、現金3億6100万ドル(約500億円)だという。エクイティーズファーストの返済ペースは安定しているが、毎月500万ドルに留まっている。

2012年に設立されたEquitiesFirstは機関投資家向けに証券を担保に現金を貸し出してきたが、2016年から仮想通貨担保とする融資を始めた。同社はFTに対して「顧客と継続的に対話しており、両者は債務の延長に合意している」と述べたという。

仮想通貨融資企業セルシウスネットワークは、7月13日に米連邦破産法11条の適用を申請。提出文書から、負債総額55億ドル、資産総額43億ドルで11億9,000万ドル(約1,650億円)の債務超過が浮き彫りになった。資産総額43億ドルのうち6億ドルはセルシウスネットワークのCELトークンで計上されている。

関連:セルシウス、再建に関する公聴会は来週開催へ

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