販売開始
中央アフリカ共和国(CAR)は、独自の仮想通貨「サンゴ・コイン」を25日より販売開始している。
ジェネシスのパブリック販売数は2億サンゴ・コイン(Sango Coin)。最初の単価は0.1ドルで、リスティング価格は0.45ドルと設定されている。
執筆時は2億サンゴ・コインのうち、約5.45%のトークンが買われている。CARは一年間の販売を通して、10億ドルを調達する計画だ。
販売方法については、投資家はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、USDT、USDCなどの銘柄を最低100ドル分を用意し、イーサリアムもしくはバイナンス・スマート・チェーンのネットワークを通じて送金することになる。
また、サンゴ・コインを購入した投資家には、一年間のトークンロックアップ時期が科せられるという。
サンゴ・コインとは、同政府が5月に発表した同国の仮想通貨イニシアチブ「サンゴ・プロジェクト」(Sango Project)の一環で、民間投資による仮想通貨基盤の経済を構築する上で役立てられ、同国が展開予定のメタバースプロジェクトでも活用される見込みだ。
また、サンゴ・コインは同政府が開発する「Sango」というビットコインのサイドチェーンでローンチされる。
公式サイトによると、サンゴ・コインはビットコインに支えられることになる。同国がビットコイン(BTC)の準備金を用意するとも記されている。