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サンパウロFC、移籍金を8億円相当のUSDCで支払い

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ステーブルコインUSDCによる移籍金

メキシコを拠点とする暗号資産(仮想通貨)取引所Bitsoとブラジルのフットボールチーム「サンパウロFC」は、ジュリアーノ・ガロッポ選手の移籍に関してUSDコイン(USDC)で支払いを行ったと発表した。地元メディアなどが報じた。

ガロッポ選手は、アルゼンチンのCAバンフィエルドからサンパウロFCへ移ったが、その移籍料として、サンパウロFCは約8億円(600万ドル)を超えるUSDCをCAバンフィエルドに提供。取引はBitsoのプラットフォームで行われた。

ステーブルコインとは

価格が常に安定している(stable)仮想通貨を指す。ステーブルコインは暗号資産の一種で、BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルなどに裏付けられその価値($1)を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、DAIやUSTといったアルゴリズムを利用するステーブルコインもある。

▶️仮想通貨用語集

Bitsoブラジル支社のテレス・フレイタスCEOは次のようにコメントした。

我々の主な使命は、近代化、デジタル化、金融包摂に貢献することであり、これもそのための重要な一歩となる。仮想通貨が提供する安全性、透明性、柔軟性のすべてを備えた歴史的な取引を、両クラブと協力して実現できたことを大変誇りに思う。

BitsoとサンパウロFCは以前より提携しており、6月にはビットコイン(BTC)など仮想通貨を利用した試合チケットの購入も開始していた。

仮想通貨年俸の事例

サッカー界では、仮想通貨の形で報酬を受け取る選手も登場している。

米国バーミンガムレギオンFCのアレックス・クログネイル選手は、2021年10月より年俸の一部(15%)をビットコインで受け取り始めた。

クログネイル選手はこのことについて「ビットコインは購買力を守り、資産を保存することを可能にしてくれる」と説明。コロナウイルスによるロックダウンが続いた中、「ビットコインが現在の通貨システムに対して提供するソリューション」について考えるようになったとした。

クログネイル選手は7月、コインデスクのインタビューに対し「ビットコインのパフォーマンスを上回りそうなキャッシュフロー資産や事業を見付けた時にはビットコインを売却してそれらを購入するかもしれない。しかし、ビットコインを売る予定はない」と答えている。

クログネイル選手の仮想通貨資産の一部は、破産申請したセルシウスのアカウントに保管されていた。同選手は、これを失う可能性も認識しているが、仮想通貨自体については肯定的な考えを維持している。

関連: 仮想通貨融資企業セルシウス、破産申請を正式表明

なお、同選手は22年7月には仮想通貨として受け取る年俸の割合を25%にまで引き上げている。

その他、カナダのトロントFCでは、イフナニャチ・アチャラ選手が年俸の約50%をビットコインで受け取っている。アチャラ選手は、祖国ナイジェリアの法定通貨の価値が不安定であることを理由の一つに挙げている。

また、2021年8月にはパリ・サンジェルマンFCが、リオネル・メッシ選手の契約金について一部をファントークンで支払うと発表した。

関連:パリSG移籍のメッシ選手、契約金の一部をファントークンで受け取りか

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