TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

南米の仮想通貨企業2TM、15%の人員削減

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

6月にも人員削減を実施

ラテンアメリカの暗号資産(仮想通貨)取引所Mercado Bitcoinの親会社2TMが1日、人員の削減(レイオフ)を新たに実施したことが明らかになった。同社傘下のメディアBitcoin Portalなどが報じた。レイオフとはリストラとは異なり再雇用を前提とした制度だ。

2TMはブラジルの企業で、ソフトバンクグループが出資を行っていることで知られる。

3月には、大手仮想通貨取引所のコインベースが同社の買収に動いていることも報じられていた。傘下のMercado Bitcoinについては、ラテンアメリカの大手取引所で、2021年には取引高が約77億4,000ドル(約1兆800億円)に達した。

関連:米コインベース、南米最大の仮想通貨取引所の買収を進行中か=報道

今回削減された人員は約100人(約15%)。2TMは6月にもレイオフを実施しており、約3ヵ月の間に2回の人員削減が行われた形だ。

仮想通貨市場停滞の影響か

レイオフ実施の背景には、続く仮想通貨市場の停滞や、5月に発生したテラ(LUNA)トークンの価格暴落やステーブルコインUSTのディペッグなどがあると思われる。ディペッグとは、ステーブルコインの価値が、対象とする資産の価格から乖離する現象を指す。

また、ブラジルでは4月に仮想通貨サービスプロバイダーの規制法案が上院によって承認されたが、現在下院による承認を待つ状態が続いており、法案が施行される具体的な時期などは不透明な状態だ。

3日には同国の証券取引委員会(CVM)が、法案が各種トークンをデジタル資産または証券とみなしていないとして、枠組みの変更を求めていることも報じられている。

ブラジル証券取引委員会(CVM)とは

ブラジル財務省と連携する独立機関。政策立案と規制を通じて、公正な金融サービス産業を維持することを使命としている。消費者保護や、市場の透明性維持、取引慣行の遵守、金融市場への投資の促進などの面で役割を果たしている。

▶️仮想通貨用語集

Mercado BitcoinのReinaldo Rabelo最高経営責任者(CEO)は7月、規制案の成立は「必須かつ、緊急のステップ」として、CoinPost提携メディアのThe Blockに対して以下のようにコメントしていた。

標準化は、上手く実現できれば制限を最小化し責任を伴う自由を保証する。これによってイノベーション、投資、起業家精神を刺激する法的確実性をもたらし、新しいデジタル経済における国の地位を強化する(ことが可能だ)。

関連:ブラジル証券取引委員会、仮想通貨関連法案の内容に異議

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧