CoinPostで今最も読まれています

OpenSea、イーサリアムL2に初対応へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「Arbitrum」に対応

大手NFT(非代替性トークン)電子市場OpenSeaは20日、イーサリアム(ETH)のL2ネットワークArbitrumに対応することを発表した。

今回OpenSeaが対応するネットワークは「Arbitrum One」。21日に対応を開始し、Arbitrum上のNFTをOpenSeaで取り扱う計画だ。OpenSeaはArbitrumに対応することについて、「ユーザーが好きなブロックチェーンを使ってNFTにアクセスできる未来を構築するという目標に一歩近づいた」とコメントしている。

OpenSeaとは

業界最大規模のNFT電子市場。NFT黎明期の2017年12月に、イーサリアムブロックチェーン上にベータ版をローンチした。

▶️仮想通貨用語集

関連月間取引高30億円超を記録のNFTマーケットプレイス「OpenSea」活用ガイド

Arbitrumはロールアップという技術を活用した、イーサリアム向けのスケーリングソリューション。スケーラビリティ問題でガス代などが高騰しがちなイーサリアムのトランザクションを高速かつ安価に行えるようにするために設計されたL2ネットワークである。

関連スケーリング問題の打開策「ロールアップ」とは|仕組みや注目点を詳しく解説

公式ウェブサイトによると、現在OpenSeaがサポートしているブロックチェーンは以下の4つで、Arbitrumは5つ目。OpenSeaは昨年、L2ソリューションのImmutable Xへの対応を計画していることも発表していた。

  • イーサリアム
  • ポリゴン(MATIC)
  • ソラナ(SOL)
  • Klaytn(KLAY)

関連手数料なしのNFTマーケット実現へ OpenSeaが「Immutable X」統合を計画

OpenSeaの最近の動向

OpenSeaは、元プロダクトマネージャーのインサイダー取引や人員削減など厳しい状況も明らかになる中、事業や開発を継続。7月には「クリエイター収益(Creator Earnings)」の分配機能を実装した。

この機能を活用することで、1つのNFTコレクションに複数のクリエイターが携わっていたり、収益の一部を寄付したりしたい場合に、分配プロセスを自動化できる利点がある。

関連OpenSea、ロイヤリティの自動分配機能を実装

また先週には、NFTコレクションのレアリティ(希少性)アルゴリズムのオープン基準「OpenRarity」を公開。OpenRarityはNFT業界全体のレアリティスコアの透明性や再現性、客観性の向上を目指しているという。

関連OpenSea、NFTコレクションのレア度基準「OpenRarity」を公開

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/27 土曜日
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
Runesデビュー1週間、ビットコインネットワークで200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア