12/1(木)朝の相場動向(前日比)
- NYダウ:34,314ドル +1.36%
- ナスダック:11,345ドル +3.29%
- 日経平均:27,968円 -0.20%
- 米ドル指数:106 -0.74%
- 米国債10年:年利回り3.6% -2.97%
- 原油先物:80.5ドル +3.01%
- 金先物:1,783ドル +2.00%
- ビットコイン:17,077ドル +3.5%
- イーサリアム:1,291ドル +5.7%
- MATIC:0.93ドル +10.9%
- SOL:14ドル +5.3%
- GMX:48.8ドル +17%
- XYM:0.035ル +12%
伝統金融
暗号資産
今日のニューヨークダウ平均や金先物価格(NY金)はパウエル米FRB議長のハト派的な発言などを受け上昇。パウエル議長は昨夜の講演で、利上げペースの減速が理にかなうとして12月の利上げ幅縮小を示唆。「ソフトランディング(実体経済への悪影響が最小限に抑えられる形)の可能性は十分にある」とも話した。一方、前回のFOMC後の会見とは同様、「インフレは依然として高すぎて、歴史は時期尚早の金融緩和に対し強く警告している」と指摘した。
ターミナルレート(最終着地点)については最低でも5〜5.25%に引き上げられる見方は依然として強い。12月14日開催予定の次回FOMCにおける利上げ確率については、二週間前に85%を超えていた0.5%に減速する観測は今週の連銀総裁のハト派的な発言を受け一時66%に低下したものの、議長の発言などを受けて約75%に回復した格好だ。
米バンク・オブ・アメリカは米経済は来年半ば頃にリセッション(景気後退)に陥り、FRBが縮小する経済を刺激するために23年12月に利下げに踏み切る可能性が高いと予測した。
また、ロイターによると、米ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートのストラテジストは「政策金利が5%に達した時点でFRBが利上げをいったん停止したとしても、バランスシートの縮小は継続されるため、政策引き締めは続くだろう」とコメントしたという。
米経済指標については、昨夜ADP雇用統計やGDP改定値が発表されまちまちの内容となった。米民間雇用者数を示すADP雇用統計の11月分は前月比+12.7万人と、伸びは10月+23.9万人から縮小。第3四半期のGDP改定値(+2.9%)は速報値(+2.6%)から上方修正されたほか、個人消費も+1.4%から+1.7%へと上方修正されていた
なお、上海総合指数や香港ハンセン株価指数も上昇。中国のゼロコロナ政策に対する抗議活動に関しては政府の取り締まり強化方針を受けて多くの都市で沈静化に向かった。政府が29日に高齢者を対象としたワクチン接種の強化計画を発表したことを受けて経済の早期再開への期待感は高まっている格好だ。米アップルのiPhoneの世界最大の生産拠点である河南省の鄭州市はコロナ制限措置を30日に解除された。
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仮想通貨・ブロックチェーン関連株も高騰(前日比/前週比)
- コインベース・グローバル|45.7ドル(+6%/+3.27%)
- マイクロストラテジー|198ドル(+8.8%/+8.2%)
- ライオット・ブロックチェーン|4.6ドル(+9.6%/+4.97%)
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