Sorareがプレミアリーグと提携
大手ブロックチェーンゲーム会社Sorare(ソラーレ)は30日、サッカーの世界4大リーグの一つ「イングランド・プレミアリーグ」と複数年のライセンス契約を締結したことを発表した。
Sorareは、サッカーのプロ選手をフィーチャーしたイーサリアム(ETH)チェーン基盤のファンタジースポーツ(シュミレーション)ゲームを提供する企業。
今回のライセンス契約により、ユーザーはリアルタイムの選手情報が反映されたデジタルカードをNFT(非代替トークン)として所有し、カード所有者同士で競い合うトーナメントに参加できる。ゲーム内では暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)やコレクタブルトークンを獲得可能。
本提携により、Sorareユーザーは、プレミアリーグ20クラブの全選手のデジタルカードを収集・売買して、独自のチームに組み込むことが可能になった。イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫選手や、アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋選手などもデジタルカードとして登場している。
Sky Newsは22年10月、年間約51億円(約3,470万ドル)の契約見込みと報じていたが、Sorareはプレミアリーグとの正式な契約金を非公開とした。
Welcome to the House of Sorare. 🦁
— Sorare (@Sorare) January 30, 2023
Your @premierleague legacy starts now. #BuildYourLegacy: https://t.co/q4bDnlT2qq pic.twitter.com/c2m0j0gqwz
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Sorareのユーザー規模
SorareのNFTは、コインチェック株式会社が運営するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」でも売買可能だが、無料プレイにも対応している。CNBCに対しSorareのNicolas Julia CEOが語ったところによると、Sorareユーザーの87%は無料プレイを楽しんでいる。
昨年11月に18か国のサッカーナショナルチームとの提携で開催された「Sorare: Global Cup 22」だけで、608,000以上のアカウントが参加した。
一方で、Sorareはサッカー以外のスポーツチームとも提携を進めている。22年9月には、米ナショナルバスケットボール協会(NBA)とも公式NFTパートナーとしての複数年契約を締結。2022-23年シーズンにかけてNBA版のSorare NFTゲームをリリースしている。
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Sorareは21年9月、ソフトバンクなどが主導する資金調達ラウンドで約750億円(6.8億ドル)を集めている。
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