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Spotify、NFT所有者限定で音楽へのアクセス権を付与 新機能を実験

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFT機能を実験

音楽やポッドキャストなどのデジタル配信を行う大手Spotifyは、NFT(非代替性トークン)を活用した新機能をテストしていることがわかった。

現在テストしているのは、特定のNFTの所有者だけにプレイリストへのアクセス権を与える機能。現時点では米国と英国、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドのアンドロイドユーザーだけがこの機能を使えるようになっている。

今回の内容について、Spotifyからの公式発表は確認できないが、テストに参加する複数のプロジェクトが情報を公開。例えば、Bored Ape Yacht Club(BAYC)関連の音楽グループ「KINGSHIP」が23日、「Spotifyにトークンで聴くことができるプレイリストをローンチした」と発表した。

KINGSHIPは「KINGSHIP Key Card NFT」の所有者にプレイリストを公開。ユーザーはメタマスクなどのウォレットを接続することで、プレイリストにある音楽を聴くことができるようになる。

今回のテストで、Spotifyのユーザーが拡充している模様。テスト参加者に選ばれた別のNFTプロジェクト「Overlord」の共同創設者は、仮想通貨メディア「Decrypt」に対し、「コミュニティの中に、初めてSpotifyをダウンロードした人や、プレミアムメンバーにステータスをアップグレードした人がいる」と述べたという。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。音楽、ゲーム、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

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SpotifyとWeb3

SpotifyがWeb3技術に関心を示したり、導入をテストしたりするのは今回が初めてではない。過去にはメタ(旧フェイスブック)が主導していたステーブルコインプロジェクト「ディエム(旧リブラ)」の運営協会に参加していたこともある。

ディエムのプロジェクトはローンチを実現できずに終了したが、Spotifyは昨年5月にもNFT技術をテスト。アーティストの公式ページにNFTコレクションを試験的に設置した。

このサービスは、米国でアンドロイド端末を使用する一部のユーザーのみを対象に提供。NFTをタップすると「OpenSea」など外部のNFTマーケットプレイスに遷移する仕組みだった。

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なお、今回のプレイリストのテストについてSpotifyの担当者は「CoinDesk」に対し「我々はユーザー体験向上のために、多くのテストを行っている」とだけ説明。実際に一般向けサービスとしてローンチするかは明言しなかったという。

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