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NYダウ・米国株反落 今夜は米3月ADP雇用統計|5日金融短観

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4/5(水)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:33,402ドル -0.5%
  • ナスダック:12,126ドル -0.5%
  • 日経平均:28,287円 +0.3%
  • 米ドル/円:131.69 -0.01%
  • 米ドル指数:101.5 -0.5%
  • 米国債10年:年利回り3.3 -2.7%
  • 金先物:2,038ドル +1.8%
  • 原油先物:81ドル +0.7%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:28,193ドル +2.2%
  • イーサリアム:1,869ドル +4.5%

本日のNYダウは5日ぶりに反落し-198ドルで取引を終えた。ナスダックやS&P500もマイナスとなった。

この日は2月の米求人件数が売り材料となったようだ。2月の米求人件数は2021年5月以来の低水準に減少した。求人件数が993万件余りに減少し、予想の1050万件を下回った。労働市場の冷却が示された状況とみられる。

先週の米PCE価格指数デフレーターや、前日発表の米3月ISM製造業景況指数の弱い内容など、経済軟化を示す指標が相次いだことは早期の利上げ停止・年内の利下げへの市場の期待を追認する内容ではあるが、景気後退のリスクも高まりつつある。また、原油コストの急上昇が景気に与え得る影響から、FRBがいままでのように積極的に利上げを継続することができなくなるとの観測も強まりつつあるもようだ。

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なお、今夜は米3月ADP雇用統計を控えている。市場の予想は21.5万人で、前回は24.2万人だった。(ADP雇用統計とは、米国の給与計算代行サービス大手のADP社のデータを利用して、全米の非農業部門雇用者数の予測をするために開発された統計)

経済指標(日本時間)

  • 4月5日21時15分(水):米3月ADP雇用統計
  • 4月12日21時30分(水):米3月消費者物価指数(CPI)
  • 4月13日3時00分(木):米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
  • 4月14日21時30分(金):米3月小売売上高
  • 4月14日23時00分(金):4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

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米国株

来週は、米大手銀を皮切りに1-3月期(1Q)の決算シーズンが始まる。3月の銀行問題がどのように銀行・金融企業に影響を与えたか株価や指数を左右する材料になるだろう。

また、米IT・テック株は一部のAI関連株の値動きが目立った。個別銘柄の前日比:NVIDIA-1.8%、c3.ai-26%、ビッグベア.ai-14%、ブルフロッグAI+27.9%、テスラ-1.1%、マイクロソフト-0.01%、アルファベット+0.3%、アマゾン+1.5%、アップル-0.3%、メタ-0.7%、コインベース-1.6%。

ブルフロッグAI

ブルフロッグAIの株価は高騰。同社は医薬品開発の効率性向上のために人工知能と機械学習を活用したデジタルソリューションを提供する企業。特許取得済みのAI技術の使用でジョンズ・ホプキンス大の応用物理学研究所とライセンス契約を結んだとを発表したことが買い材料となった模様だ。

c3.ai

一方、c3.aiは前日大幅安となった。投資会社のケリスデール・キャピタル(Kerrisdale Capital)が空売り目的で、c3.aiの会計などの問題について、同社の監査法人であるデロイトに3月6日に書簡を送付したことを明らかにしたことが嫌気された。

ケリスデール・キャピタルは書簡、「c3.aiは自ら宣言したAIリーダーシップとして、シリコンバレーの現在のテクノロジーテーマであるGPTチャットと生成AIのブームにおいて恩恵を受けるという誤解の元で、IPOの崩壊から復活した」と指摘している。

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