- ビットコイン支払い、ウォレットサービスの最大手BitPayがSegwit2xをサポート発表
- ビットコインコアのプラットフォームはSegWit2x非対応ですが、BitPay社はより支持されているビットコインチェーンと提携し、対応させる事を発表しました。
- BitwalaウォレットはSegwit2xサポートを拒否、ビットコインコア派とマイナー派の争いは激化
- 11月に予定されているビットコインのブロック2MB拡張ハードフォークに向け、様々な意見が飛び交い、ビットコインキャッシュのような通貨が更にもう一つ誕生する可能性もあります。
インターネット上でビットコイン支払いサービスやウォレットの提供をしている、BitPay(ビットコイン専用自動支払いシステム)は自社のブログよりSegWit2xをサポートすることを発表しました。
声明ではBitPayプラットフォームがより支持されているビットコインチェーンと提携することを示唆しました。SegWit2xのマイナー達によると、BitPay社はブロックの容量拡大が想定されるため、それにサービスを対応させる意向も示しています。
創始者StephenPair氏は、
「私たちはバックボーンとなる一つのブロックチェーンが必要であり、それは安全で流動性が高くないといけません。またバックボーンネットワークは高可用性でないと行けないため、私たちは一番支持されているハッシュレートチェーンとのシンクロを維持する必要があります。ビットコインフォーク後のブロックの生成には一貫性がなく、フォーク自体は危険時の対応がない状態でも起こる可能性もあります。そのようなビットコインネットワークサービスの中断は利用者を含め、私たちも容認できることではありません。」
と述べています。
声明ではまた、ビットコインコアのプラットフォームはSegWit2x非対応だとの発表もありました。
コア派 vs マイナー?
ビットコインコアとマイナー間の討論は激化し、BitwalaウォレットはSegWit2xのためのNew York Agreement (NYA)サポートすることを拒否すると発表しました。
しかしながら他のBreadwalletなどのウォレットはBitPayなど主要となるチェーンに対応する示唆もしています。もしSegWit2xが起動されブロックサイズが増えれば、ビットコインがどうなるかはわかりません。
とりわけそれが単に『3種類目のビットコイン誕生』の解決法になるのか、もしくは人々に受け入れられるのかは不明のままであり、値段の高騰や安定に影響が出るでしょう。
Bitcoin Payment Processing System BitPay Will Support SegWit2x
2017年8月26日 By Jon Buck
原文はこちらから