Optimismの大型アップグレード「Bedrock」、実装完了

手数料など大幅改善

イーサリアム（ETH）のレイヤー2（L2）ネットワークOptimismは7日、大型アップグレード「Bedrock」を実施完了したと発表した。OPトークンの価格は前日比+8.3%上昇している。

✅OP Mainnet’s migration to Bedrock has concluded and the Bedrock sequencer has started up.

Key external OP Mainnet infrastructure is starting to come back online. You can track infrastructure status here:https://t.co/XTtaArdI03

— Optimism (✨🔴_🔴✨) (@optimismFND) June 6, 2023

「Bedrock」の最大の特徴はネットワーク手数料の改善で、プロトコルのコストとセキュリティ料金を全体的に約40%削減する。

また、L2⇨L1の資産移動（出金）に最大7日間かかる点が利用のネックとなっていたが、Bedrock後これを4倍以上短縮することになる。一方、L1⇨L2の入金は通常の10分から1分へと加速するという。

今回のアップグレードはOptimismの「スーパーチェーン」構想において重要なステップであり、イーサリアムメインネットとの互換性を深化させながらシステムの複雑性を最小化するものだ。

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なお、Optimism上のDeFi運用資産は8.7億ドルに相当する。

出典：Defillama

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