今週のニュース
一週間(6/24〜6/30)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、日本の国税庁が、暗号資産(仮想通貨)法人税のルールの一部改正を正式発表したニュースが最も多く読まれた。
相場については、ビットコイン(BTC)価格が31,400ドルまで上昇後に反落したことなどをまとめた26日のレポートが関心を集めている。
このほか、グローバル版OKXが、日本在住のユーザーへのサービスを停止する予定とみられることを書いた記事も注目度が高い。
今週のニュースランキング
1位:国税庁、仮想通貨法人税のルールの一部改正を正式発表(6/24)
国税庁は20日、法人税に関するルールの一部改正について、法令解釈通達を出した。その中で、企業が自社で発行した仮想通貨については、条件を満たせば時価評価の対象から除外すると説明している。(記事はこちら)
2位:OKXが日本在住ユーザーサービス停止へ|27日朝の重要速報まとめ(6/27)
グローバル版OKXは日本在住のユーザーへのサービスを停止する予定のようだ。アプリなどに「日本では現地の法令により、OKX Exchange製品をご利用いただけません」と表示されている。(記事はこちら)
3位:フィデリティがビットコインETFの申請を提出|30日朝の重要速報まとめ(6/30)
米金融大手フィデリティ(Fidelity)は、現物型ビットコインETF(上場投資信託)の申請書類を証券取引委員会(SEC)へ提出。ETFの名称は「Wise Origin Bitcoin Trust」で、ブラックロックなどと同様、監視共有協定を導入する。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコイン31400ドルまで上昇後に反落、DeFi関連銘柄が物色される(6/26)
この日のビットコイン価格は、前日比2.07%安の1BTC=29,990ドルに。今年4月に記録した年初来高値31,050ドルを更新する31,443ドルまで上昇するも、過去1週間は急ピッチで高騰してきたこともあり、主要レジスタンスライン(上値抵抗線)に阻まれ反落した。(記事はこちら)
2位:ビットコインはレンジ内で推移、GBTCディスカウントは-31%台まで縮小(6/28)
ビットコインは、レジスタンスラインの31,000ドルに再びタッチするも跳ね返されて、前日比0.1%高の30,427ドルに。グレースケールの投資信託であるグレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)の市場価格に対するディスカウント(マイナス乖離)は、-31.3%まで縮小した。(記事はこちら)
3位:ビットコイン3万ドル節目の揉み合い続く、マイクロストラテジーはBTCを500億円相当買い増し(6/29)
3万ドルの節目で揉み合いが続くビットコイン。前日には、ビットコインを大量保有する上場企業のマイクロストラテジーが500億円(3億4,700万ドル)相当の12,333BTCを買い増したことがわかった。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
マイクロストラテジーがビットコイン買い増し|29日朝の重要速報まとめ(6/29)
マイクロストラテジーは28日夜、ビットコインを買い増ししたことを発表。今回の買い増しによって、同社のビットコイン保有数は152,333BTCに増えた。(記事はこちら)
米SEC初承認 レバレッジ型ビットコイン先物ETF(6/24)
米Volatility Sharesは23日、申請したレバレッジビットコイン先物ETF「BITX」がSECに承認されたと発表した。BITXはビットコインの現物には投資せず、2倍のレバレッジが効いたビットコイン先物で運用する仕組み。(記事はこちら)
バイナンスが日本進出「Binance Japan(仮称)」とは?期待と影響を徹底解説(6/24)
世界最大級の仮想通貨取引所であるBinanceが、日本市場への本格進出を表明。この記事では、世界中で注目を集めるBinanceの存在感と、日本進出の具体的な計画について分析している。(記事はこちら)
ジャック・ドーシー氏、アップルペイのビットコイン対応をティム・クックCEOに要求(6/28)
以前ツイッターのCEOを務め、現在は金融企業のブロック社を率いるジャック・ドーシー氏は27日、米IT大手アップル社のティム・クックCEOに対し、なぜアップルペイはビットコインに対応しないのかと訴えた。この訴えの背景には、分散型SNSアプリ「Damus」に対するアップル社の対応がある。(記事はこちら)
米CME、イーサリアムとビットコインの比率先物提供を計画(6/30)
米大手デリバティブ取引所CME(シカゴマーカンタイル取引所)は、ETH/BTCレシオ(比率)先物を7月31日から提供する計画を発表。米商品先物取引委員会(CFTC)に承認されればローンチできる。(記事はこちら)
仮想通貨カストディPrime Trustが事実上破綻 ウォレットへのアクセス喪失か(6/28)
米ネバダ州金融機関局は26日、同州第8司法地区裁判所に対し、仮想通貨カストディ企業Prime Trustの管財人選任を申し立てた。同社が安全・健全でない方法で運営されており、債務超過に陥っていると判断して、この措置を行う。(記事はこちら)
Sui財団、ステーキング報酬の売却を否定 バイナンス送金の指摘に回答(6/28)
L1ブロックチェーン「Sui」の発展をサポートするSui財団は28日、トークンに関する情報共有を行った。バイナンスやそれ以外の場所で、ロックされて循環していないステーキングされたSUIトークンから、ステーキング報酬や他のトークンを売却したことはないと説明している。(記事はこちら)